夏を感じる フレンチらしいフレンチ　〜神戸 摂津本山／阪急岡本〜 : L’Exquis

「フレンチ女子会でもいかが？」と声をかけていただきお邪魔したのがこちら。
緊急事態宣言からマンボウに移行し、平日お昼間はお酒もいただけますしね♡


【場所】
JR摂津本山の駅をでて徒歩１分。
なんというアクセスの良さだこと♡
マンション風建物の２階にあるこちら、１階から２階へと続くアプローチはちょっとしたオーベルジュをイメージさせてくれます。
お邪魔さのは平日だったのですが、駅前からお店まで、なんとも穏やかな雰囲気の街並みです。

【店内】
エントラスをくぐると、右手奥に厨房。
その前にはシェフズカウンター。
中央にはワインテーブル、それを囲むようにテーブルがゆったりした間隔でレイアウトされています。
それほど広くない空間ならがも、空間の二方向が大きな窓ガラスになっているので、しっかりとした採光とともに開放感があって、心地よい空間が広がっています。


いただいたのは、8000円のコース。
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●アミューズ
●オードブル（温）
●オードブル（冷）
●魚料理
●肉料理
●デセール
●カフェ、プティフール
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ここに、ワインボトル白、赤を３名でいただきました。
お会計は、ひとり16000円也。

白：ラ・プティット・フォリー 2017 / ローラン・バーンワルト
赤：パタポン [2019] ドメーヌ・ル・ブリゾー


（アミューズ）
夏らしいビジュアルでスタート。
トマトの酸味、ぷるんぷるんの明石たこという鉄板の組み合わせに、茶蕎麦の微細な苦味がなんとも気持ちいい。
口の中で、ちゅるんと♬ぷるん♬ちゅるちゅる♬ いろんなリズムを楽しめるのもいいですね。


（温かい前菜）
主役は明石産の鱧。
そこに、これまた旬のゴールドラッシュ、赤茄子。
さらには北海道知床の雲丹をたっぷりと添えて、なんとも贅沢な旬が広がっています。
比較的淡白な味わいの鱧ですが、グリルされているせいか、しっかりと甘みと旨みが凝縮されている感じ。
茄子や雲丹の苦味、さらには播磨の実山椒のちょいピリリなアクセントもあって、舌で複雑な味わいが躍ってくれます。
うん、微発泡のゲヴェルツ（白）とよく合います♪


（冷たい前菜）
淡路産の野菜をこれでもかとたくさんいただける一品。
温野菜スタイルにすることで、その素材そのものの味わいがぐぐんと増している感じがします。
青々しシャープな味わい、甘さを感じ優しい味わい、、、シャキシャキ、コリコリ、サクサク、じゅわっと。
バラエティに富んだ味わいに加えて、これまたバラエティに富んだ食感が楽しいです。
ちなみに、ドレッシングはあくまで脇役、、、主張しすぎないバランスもステキです。
旬の終盤となる「トゲクリガニ」もなんとも繊細な甘さがあって美味♡
いつまでも食べ続けていたくなる一品でした♪


（お魚料理）
甘鯛のグリルを、冬瓜と生姜を使ったソースでいただきます。
パリパリといい音を立ててくれる甘鯛、、、ふかふかな食感もしっかり楽しめます。
濃厚そうな見た目のソースでしたが、これが想像以上にさらっとして優しい味わいで、生姜のかすかな苦みに加えて、とろみ感のあるテクスチャーが甘鯛のうろことよく絡んでくれます。
こちらは、華やかだけどすっきりとして柔らかみのある赤と相性ばっちり♪
美味しゅうございました。


（お肉料理）
いちじくの葉で包み焼きされた尾長鴨の一品。
そこに鴨の出汁を絡めた白菜のソースをかけていただきます。
付け合わせは、サマートリュフを削り添えたリゾット、シャドークイーンのガレット風。
尾長鴨はかなりの野性味あふれる味わいで、とろみのあるソースとあわせていただくと、パンチもかなりあります。
個人的にはもう少しすきっとしたオレンジ柑橘系のソースで味わたい感があるかな、、、
なお、リゾットはシャープな味わいにすっきりとした舌触りです。
こちらは、魚料理に引き続きパタポン（赤）と一緒にいただいたのですが、このバランスはわたし好きです。


（デセール）
蝶々のクッキーがとってもキュートな印象のデセール。
甘すぎずさっぱりとした味わいに、爽やかな舌触りのヨーグルトと蜂蜜のアイスに、桃のちゅるちゅるシート、、、大人女子の夏って感じの美味しさでした♡


ひと皿毎に、旬の食材がふんだんに、それでいて美しく繰り広げられているといった印象。
それでいてなかなかのボリューム。
夏本番を前に、いち早く夏ど真ん中を心身ととに感じたフレンチランチとなりました。

ごちそうさまでしたー！


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おひとり女子度　♥♡♡♡♡
再訪したい度　　★★★★★
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