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食べログ アジア・エスニック WEST 百名店 2023 選出店
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店名 |
ぶはら
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---|---|
受賞・選出歴 |
アジア・エスニック 百名店 2023 選出店
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カレー 百名店 2020 選出店
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カレー 百名店 2019 選出店
食べログ カレー WEST 百名店 2019 選出店 |
ジャンル | アジア・エスニック、カレー、中東料理 |
予約・ お問い合わせ |
078-452-5577 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR神戸線摂津本山駅より徒歩3分 摂津本山駅から175m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
22席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 付近にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い |
ドリンク | ワインあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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今夜の宿泊は神戸。神戸牛をはじめとする美味しいものの宝庫ですが、今回は少し足を延ばして「ぶはら」さんにお邪魔しました。場所はJR摂津本山駅と阪急神戸線岡本駅の間、山手幹線沿いのビルの2階です。
実は「ぶはら」さんは初めてではなく2回目。かなり前に神戸に住んでいた際に、一度お邪魔した記憶があります。ただ今の場所ではなく、元町にある大丸神戸店の近くだったように覚えているのですが、もしかしたら記憶違いかもしれません。ともかく相当久しぶりです。
入店すると、真ん中に観葉植物が置かれ、その周りに赤いテーブルクロスが掛けられたテーブル席が並んでいます。照明はかなり暗めで、落ち着いた雰囲気。私は奥のテーブルに案内されました。周りはカップルや会社員のグループなどで、客層は広いようです。
エビスの瓶ビールをいただき、メニューを見て注文を考えます。料理の数はそれ程多くありませんが、どれも特徴があり少し考えました。以下の料理を選んだのですが、まずは料理が出てくる前に、スパイス・ボックスと石臼が運ばれてきました。全ての料理には味や調味料があるのですが、更に自分でスパイスを調合して加え、自分流の味に仕上げるのだとか。さすが、表の看板に「スパイス・レストラン」と書かれているだけのことはあります。
「スパイス・ボックス」は7種類のカトリで構成されており、「カルダモン」「ガラムマサラ」「クミン」「シナモン」「ブラックペッパー」「カイエンヌペッパー」「岩塩」です。これを好きな量組み合わせて、それを石臼ですり潰して料理のソースやカレーに加える方式です。私はスパイスの専門家ではありませんので、最適な配合は全くわかりませんでしたが、それでも何度か試していくと、少しずつわかってきます。
♦︎チキンサモサ
「サモサ」はチキンと野菜の2種類があり、私はチキンをチョイス。「コリアンダーソース」と「トマトソース」が添えられており、そこに自己流のスパイスを足していきます。「サモサ」自体は中身が多く、パリッとした皮とのコントラストがいいですね。自己流ながらもスパイスを加えると、味が引き締まりより美味しくなります。
すぐにビールがなくなり、次は赤ワインです。選んだのは「タラパカ グランレゼルバ カベルネソーヴィニヨン」。チリで150年近い歴史を持つワイナリーで作られており、重過ぎずインド料理に良く合います。
♦︎シシカバブ
大きな塊の羊肉、トマト、ピーマン、マッシュルームが焼かれています。まずはビジュアルが美しく、全ての素材が大胆にカットされています。焼き加減はちょうど良く、味付けは少し薄め。自分で配合したスパイスを加える余地が残されているのだと思います。個人的には「カイエンヌペッパー」の辛味がシャープで、これをベースに作ってみました。試しながら食べるのは楽しいですね。
♦︎仔羊のローハンジョーシ
所謂「カシミールカレー」とのことでしたが、「デリー」さんのものと比べると、辛さは控えめながら味にコクと深みがあります。そこに複雑なスパイスを重層的に加えることにより完成されたラムカレーは、文句無しの美味しさ!これは自己流スパイスを加えると多分味が壊れてしまうと思い、そのままいただきました。正に完成された一皿です。
あまりにも「仔羊のローハンジョーシ」を夢中で食べたので、ワインが少し残ってしまいました。ご主人がすかさず寄ってこられ、「何かお持ちしましょうか?」と聞いて下さったので、ワインに合わせて「山羊のチーズと黒パン」を追加しました。かなり癖のある「山羊のチーズ」でしたが、ワインにはなかなか合い、しかも黒パンが癖を中和してくれ、最後まで楽しめました。ワインを含めて完食です。
料理はもちろん素晴らしかったのですが、スパイスがそれを上回って印象的です。やはりスパイスの世界は奥が深いことを再認識して、満足な気持ちでお店を後にしました。まだまだ食べたい料理があり、スパイスの配合も試してみたいので、これは再訪確実です。
お勘定は9,500円程度です。
ご馳走様でした!