予約したほうが安心です : リストランテ ビッビ

　前回が15年2月。以降、兵庫県立美術館での企画展ごとに、すべて休日だった
のが悪かったのでしょうか、昼と夜、ビッビさん・オーベックファンさんに
予約なしで伺うと両店とも満席につき・・・と、かなりあいてしまいました。

　今回の大人気の企画展鑑賞は3回目。直近の前2回も両店へ入れず、さすがに
反省して平日の夜でしたが念のため2名で席だけ予約してアラカルトを。
久々にビッビさんで美味しい5品をシェアしてお腹8分目です。

　・ハモのフリットと旬菜　アーモンドのソース添え（1,200円）
　・桃と生ハムの冷製カッペリーニ（1,500円）
　・ピッツァ　クアトロ　フォルマッジョ（1,500円）
　・大和牛のロースト　タスマニア産粒マスターとのソース（2,800円）
　・ロゼボトルワイン（2,800円）

　しばらく入れなかった間にまたシェフが変わられたのでしょうか。
トラットリア系の軽やかなお料理になったように思いました。

　兵庫県立美術館チケット提示の10％OFFに8％課税されるだけで
出来上がりは11,000円強の高コスパ・超明瞭会計でした。

　企画展が変わるごとに足を運んでいる兵庫県立美術館やＢＢ美術館の前後に食事をする場合、夜の場合はお隣にあるフレンチ「オーベックファン」さんかこちらビッビさん。お昼の場合は近隣にある中華「同源」さんとの３軒の中から選びます。一番よく利用させていただくのがこちら。お料理ははずされることなく、ワインもお料理に合うものが豊富に揃えられ、そしてサービスが心地良く、トータルお支払金額が毎回それほど痛くないので安心して通える貴重なお店です。
　今回、兵庫県立美術館の企画展チケット提示で10％ｏｆｆにしてくださるという嬉しいお得情報を初めて知りましたので更新させていただきます（長年通っていますのに全く知りませんでした）。
　なお、お隣の「オーベックファン」さんは姉妹店とのことで、お料理が美味しいだけでなく重量感あるシルバー含めてお姫様扱いされてる気分が味わえる私にとっていいお店です。駐車場は同じBBプラザにあって駐車券をサービスしてくださるので心置きなくゆっくり楽しめます。が、その場合、ワインはお預けなのが非常に辛いところです。

〔ランチ（2015年2月）〕
　今回も兵庫県立美術館→ＢＢ美術館とはしごをした後の休日、12：30から席だけ予約をしてランチに。
アラカルトもありますが、1,600円～2,800円のコース3種類の中から一番お高いコースを2人で。内容は、
　前菜（帆立貝とムール貝）、パスタ（4種類のパスタから鱈と下仁田ネギのクリームソースと、
　ピッツァマルゲリータを選択）、メイン（4種類から、鯛とカンパチのソテーと、和牛の串焼き）、
　デザート（チョコレートのテリーヌ）、パン、食後のドリンク（ミルクティとカモミールを選択）です。
　パスタもメインも4種類中2つが加算料金要で、和牛の串焼きは600円アップでした。

　ワインは白ボトル（4,000円）を。お味は相変わらず全て美味しく、お料理の提供スピードはゆっくりめで
入店から2時間弱でお会計を済ませられましたが、待ち時間はワインを飲みながらで全く苦になりませんでした。

　兵庫県立美術館の企画展チケット提示で10％ｏｆｆにしてくださるサービスで出来上がりは9,000円強。
ますます大満足できるお店になりました。

〔ディナー（2013年10月）〕
　今回も兵庫県立美術館の後、平日の19時過ぎに2名で3,800円のコースの予約をしてお邪魔しました。
久々にお邪魔しましたらいつもお世話になっていた男性スタッフがお辞めになっていました。
こちらではコースを初めていただきました。メニューのプリントがセットされていて内容は次のとおり、
お野菜もたっぷり摂れて、やはりすべて美味しかったです。選択制のパスタとメイン、ドルチェはシェアして
満腹になりました。このコースも高コスパだと思います。

　・前菜：3種類。炭水化物中心ですが少しずつですので気になりません。
　・鴨胸肉のタリアータとマッシュルームのサラダ仕立て：フレッシュなお野菜のボリューム満点でした。
　・パスタ：8種類の麺から、ソースは4種類からの選択でうち2種は300円追加料金でした。
　　　　　　　①スパゲットーニ＋グアンチャーレと九条葱のアーリオオーリオ
　　　　　　　②タリアテッレ　＋猪肉と栗のラグーソース（＋300円）
　・メイン：4種類（魚１、肉３）からの選択で、お肉のうち2種類が400円と800円追加料金でした。
　　　　　　　①鮮魚のソテー　②牛ほほ肉の赤ワイン煮込み（＋400円）　　　　　　
　・ドルチェ：3種から、①栗のタルトと黒豆のジェラート　
　　　　　　　　　　　　　②エスプレッソのアイスケーキとマスカルポーネのサバイオーネ
　・自家製パン、珈琲or紅茶

　ワインリストには白・赤とも12種類ほど、3,000円あたりからありました。
　今回は女性スタッフが強くお勧めくださった白ボトルワイン（4,200円）をいただきました。
美味しいペコリーノ種で、お料理にもよく合い、コストパフォーマンスもよく大変有難かったです。
グラスワインは白赤とも2種類、600円～で非常に良心的だと思います。

　スタッフの方に電車の時間から逆算した退出時間を告げていましたら、完璧且つ非常にスマートに
コントロールしてくださって入店から1時間45分ほどでお会計も済ませてお店を出ることができました。
食後のドリンクをいただいてゆったりする時間もあり非常に満足しました。

〔2012年5月記〕
　数年前にシェフが転勤され新しいシェフになられてからのお料理は少しカジュアル感が増したように思いますが、もともとのレベルが高く、ホールでサーブしてくださる男性が心地のよいサービスを変わらずしてくださるので全く問題に思いません。現在のシェフの前菜の盛り合わせは毎回お願いしているメニューです。

　オーダーはいつもアラカルトでいただきます。お腹の減り具合と一応メニューを見て食べたい食材を少し申し上げ、その男性にお勧めいただきます。その方はメニューもワインも上手に選んでくださるので、普段はひとり１本程度に抑えているワインが後で２本になってしまいます。最初に「今日は１本にします」と宣言するも、意思の弱すぎる自分が出るお店です。また、デザート代わりにチョイスくださるマデラやポートにリモンチェッロ、甘いものをいただいたら辛いものを・・・の心理をついたグラッパなど、最後の最後まで最高に幸せにしてくださるチョイスをしてくださいます。