やっと妻をお連れ出来ました。 : くるみ

わざわざJR尼崎駅まで行って、大ヒットインド映画RRRを観た後に、今夜は私の帰りが遅くなることから家で晩御飯を食べられないので、こちらのお店に妻をお連れすることになりました。
最初はセブンストックに伺うつもりでしたが、当日電話すると夜は満席。
素晴らしい人気店です。
夜のお客様が戻らないと話しておられたので良かったです。
また、伺うチャンスはあるでしょう。

RRRは面白かったですかと訊かれましたが、単純明快で面白かったです。
個人的には歴史が好きなので、午前に観たヒトラーのための虐殺会議の方が面白かったですが。

ところで、映画とかを素人が褒めてもあまり邪推はされません。
面白くない映画を褒めるとは誰も思わないからです。
プロの映画評論家の方の場合は、下衆の勘繰りで色々と言われることがあるようです。
利害関係があるのではと邪推されるからです。
プロとしてそれで食べているので、有名税としてある程度は甘受するしかないのでしょう。

ところがプロの評論家でもない素人に対して下衆の勘繰りが始まることがあります。
それは飲食店に対するネットでの感想に対してです。

二重の基準の理論の主旨を重んじる私は本当に自分が思ったことだけをネットで書くようにしています。
本音を語ると必ず軋轢が生じるので、私自身に対する下衆の勘繰りはある程度覚悟しなければならないのでしょう。

夏目漱石の草枕。

ヤフコメを見れば、不本意ながらそのようなことになるのでしょう。
明治も令和も人の本質は同じです。

ただ、邪推や下衆の勘繰りはハレーションを起こします。
これが困るのです。

日本語には良い言葉があります。

贔屓の引き倒し。

邪推や下衆の勘繰りがある以上、当然起きることですが、他者に迷惑がかかることだけは注意しなければなりません。

よって、今後、私は不本意ながら、下衆の勘繰りに気をつけながらレビューを書くことにします。
まともな世界では姑息な手段など100％通用しませんし、論理的に考えれば分かることであっても、世の中にはそうではない世界も存在するので下衆の勘繰りが始まることは防ぎようがありません。
私はそのような世界を経験したことはありませんのでよくわかりませんが、いずれにしても他者に迷惑がかかる以上、自身の信念を曲げなければならないこともあります。

さて、18時半の予約で18時20分に着きました。
時間がないので、着いてすぐ注文できるように食べるものを決めておきました。

頂いたもの。
ピータン。
蒸し鶏。
水餃子。
イカ天。
台湾新竹焼きビーフン。
広東焼きそば。
牛腩飯。

飲み物は、
私はファーティャオのダブル。
妻は生ビール中とファーティャオのダブル。

ピータンは少し酸味がありますが味付けが上手です。

水餃子は餡にかなり味付けがしてあるので何もつける必要はないと思います。
皮が厚めなのは私の好みではありません。

蒸し鶏は鶏肉のクオリティは高くありませんが、やはり味付け勝負でこれはこれで美味しいと思います。
高級中華ではないのでごちゃごちゃ申し上げません。

焼きビーフンも普段食べることはほとんどありませんが、なかなかの味付けで美味しいです。

広東焼きそば。
あんかけ焼きそばですね。
味が濃くなることが多い広東焼きそばですが、良い感じの濃さで美味しいです。

牛腩飯。
横浜の中華街を思い出します。
食材のクオリティが高い訳ではないですがやはり美味しいです。

全て値段を考慮しての感想ですが、良いお店だと思います。
有名店の息子さんだけのことはあります。

好きなお店ですね。
妻も安いし、値段以上に美味しいと言っています。
アテ感覚で中華を食べながら飲めるのも良いとも言っています。

また、伺います。

朝からトイレに行く時間もないほどハードに働いて、その後も超ハードな仕事が待ち受けていたので、束の間の休息を取らないともたないと思い伺いました。
なんとなく存じ上げていて、店からすぐなのでこちらのお店を選択しました。

頂いたもの。
ピータン
蒸し鶏
イカ天
八宝菜
牛腩飯

飲み物。
ファーティャオのダブル

中華とお酒 くるみ。
と言う名前の通り、大人数でガンガン食べる中華というのではなく、一人か二人で飲みながらアテを頂くという感じのお店です。

料理はどれも味付けのセンスが良いです。
バランスが素晴らしいです。
台湾料理らしい牛腩飯以外は街の中華にもある料理ですが、味付けが濃いこともなく、しかし旨味は感じられ、ありそうでないお店です。

コンセプト的にも一人で来て飲んでつまめる中華と言うもので、今の時代のニーズにも合っていると思います。

すぐにでも、妻を連れて行かなければなりませんね。
殺されます。