ロティサリーチキンがお得で美味しい♪とてもコスパが高くて良いお店なのに閉店するのが残念です・・・。 : プーレロティ神戸

週末の仕事終わりに軽く飲んでから家に帰ろうと思い何気に立ち寄ってみたお店が、
「Ｐｏｕｌｅｔ・ｒｏｔｉ・ＫＯＢＥ」さん
でした。
こちらのお店は昼はスイーツが好評のカフェとして、夜は「ロティサリーチキン」がウリのダイニングバーとして人気のあるお店ですね。
お店の場所は『元町商店街１番街』のアーケードの中で、『南京北路』と交わる所の東側の少し手前にありました。
入店時間は１９時５０分。
こちらのお店の一階の席数はカウンター席６席、二人テーブル６脚が有りました。
この時点での一階の先客はペア客８組の合計１４名だったのでテーブル席は全て埋まり、唯一空いていたカウンター席に通され着席です。
後、どうも二階にも席は有りそうな感じがしたんですが、違うかな？
まあ、そんな事は兎も角、席にも着けたのでドリンクからオーダーしていきましょう。
１．「ジャックダニエル　ハイボール」￥３５０
何気に気まぐれでフラりと立ち寄っただけなので、ここは軽くにしておきまょう。長居するつもりはないからね。
じゃ、続いてフードもオーダーしましょうか。本日は以下の三品をオーダーしました。
２．「前菜５種盛り合わせ」￥１，１８０
黒いスレートプレートの上には以下の五種類のアンティパストがのっかるミストでした。
（１）パテ・ド・カンバーニュ
少し小さめのパテ２キレとソースは粒マスタード。鶏レバーよりも豚肉感が高いパテですね。何かの豆も入っていました。肉々しいパテでとても美味しかったですよ。
（２）生ハム
生ハムが２キレ。これはプロシュートかな？オリーブオイルがかけられパセリも１キレ添えられていました。生ハムらしい熟成された肉の旨味と塩気の塩梅がとっても絶妙。オリーブオイルっぽさもそれ程強くなかったので実に良いお酒のアテになりました。
（３）フリッタータ
フリッタータが１キレ。少量のトマトソースとパルメザンチーズがかけられていました。フリッタータの中の具材は玉ねぎ、ほうれん草、パプリカって辺りが目に入りましたね。この中ではほうれん草の感じが一番強かったかな。トマトソースの酸味は弱めでした。生クリームが多めに入っているのかちょっとふわふわした感じがあり実に軽やかな感じのフリッタータに仕上がっていましたよ。
（４）鴨肉のロースト
鴨肉のローストが２キレ。少量の黒胡椒が振りかけられ、下にはサニーレタス・キャベツが敷き詰められていました。ソースからは甘味と酸味を感じるかなぁ。バルサミコ酢、レモン汁・オリーブオイル・塩・胡椒って感じのソースかな？しかし、鴨肉は野性味のある旨味が高いお肉ですよね。このガツンと来る美味しさは本当にお酒に実によく合います。
（５）カプレーゼ
ガラスの小さなカップの中にはモッツァレラチーズ・ミニトマト・バジルが入っており、上からオリーブオイル・塩・黒胡椒が振りかけられていました。さっぱりした水牛のモッツァレラのコクにトマトの酸味、バジルの苦味、オリーブオイルの風味、塩胡椒のピリッと感が良い感じに調和していて、口の中をさっぱりとしてくれる一品でしたね。
３．「ムール貝白ワイン蒸し」￥６８０
ムール貝が９個入っていますね。みじん切りされたパセリとごく少量のチリパウダーも振りかけられ、ローリエが一枚添えられています。その他にスープの中には赤唐辛子がマルッと一本入ってもいました。ムール貝の身自体の旨味はそれなり。まあ、そこはスープの出汁を取った後ですから仕方ないところ。スープは結構塩気が強いですね。その次に感じるのがレモンの柑橘系らしい酸味。その後はバター、ニンニク、赤唐辛子、白ワインの順番で強さを感じられる味付けのスープになっていました。でも、やっぱり塩とレモンの二つが圧勝かな。個人的な好みを言えばこの二つはもう少し抑えめでも良いかなぁと思いました。貝の旨味が染み出したスープの出汁の旨味をストレートに感じられる味付けの方が私は好きですね。
４．「もとまちまるごとチキン（ロティサリーチキン）　ハーフ」￥６８０
ハーブ・特製調味料で漬け込んだ丸鶏を外はパリッと、中はジューシーに焼き上げられた、このお店自慢の一品なんだそうです。おっ！ハーフを頼んだのでほどほどの大きさなのかな？と勝手に思っていたんですが、結構なボリュームがあるなぁ。お皿の上には丸鶏ローストのハーフサイズ、野菜のロースト（ブロッコリー・カリフラワー・ヤングコーン・パプリカ・さつま芋・エリンギ・バルサミコソース）、生野菜サラダ（サニーレタス・キャベツ・ニンジン・ミニトマト・シーザードレッシング）がのっかっています。本来ロティサリーチキンとは丸鶏を一羽丸々串に刺して回転させながら炙り焼きにした料理ですが、これは推測ですがオーブンでローストしてそうな感じですね。野菜もその時に同時にオーブンでローストしたものなのかな。胸肉、モモ肉、ササミ、手羽先、手羽中、手羽元、鶏皮等の鶏肉それぞれの部位の違いを一度に味わえるのは実に楽しいですよね。甘じょっぱい味付けのマリネ液も濃すぎず良い感じで好感が持てます。お肉から薄っすら微妙に感じられるハーブとスパイスの感じがこれがまた絶妙。全く濃くなく凄く後ろに控えている感じの香りが良いですね。美味しくてボリュームもあり、これで６００円なのは本当にお得だなぁ。
そんな感じで１時間程のんびりと飲み食いしてからお店を後にしました。
なかなかコスパ高くてフードも美味しいとても良いお店でした。３月末でお店を閉店されるそうなんですが、何か残念だなぁ・・・。