神戸らしい景色を片手に限定アフタヌーンティー「HAIKARA150」を : ラウンジ＆テラス ル･オーシャン

神戸に帰省したとき、母と叔母とホテルラ・スイート神戸オーシャンズガーデンの
ラウンジ＆テラスル・オーシャンでランチをしました。
お目当ては神戸港開港150周年をイメージしたアフタヌーンティーセット
「HAIKAEA150＜ハイカライチ・ゴ・ゼロ＞」。平日限定、要予約のメニューです。
（2018年4月1日〜9月30日まで）

ホテルラ・スイート神戸オーシャンズガーデンは、
ホテルラ・スイート神戸ハーバーランドの別邸。
ホテルと名前が付いていますが客室はなく、コンベンションホールや
カンファレンスルーム、ラウンジ＆テラスが中心のようです。
結婚式＆披露宴で使われることが多いのではないかしら。

場所は、神戸港第一突堤の先端という少しアクセスが悪いところです。
三宮から無料シャトルバスで行くか、地下鉄旧居留地・大丸前から歩くか。
ポートタワーや神戸海洋博物館のあるメリケンパークの対岸です。
ワタシたちは、叔母と待ち合わせた旧居留地・大丸前からタクシーに乗りました。

その代わり、そこからの景色は最高！
神戸らしい風景を少し違った角度から眺めることが出来ます。
長く神戸に住んでいたけれど、ワタシも第一突堤に行ったのははじめて。
ホテルの周辺はキレイに整備されていて、さらに人もいません。
ワタシたちが行ったときはウエディングのロケーション写真の撮影を見かけました。

ラウンジ＆テラスル・オーシャンの場所はホテルの1階。
スタッフが出迎えてくれ、ラウンジ＆テラスまで案内してくれました。

台風の影響が危ぶまれたりした日で空いていたからかもしれませんが、
とても丁寧な対応で、かなり好印象。

そして、ラウンジ＆テラスル・オーシャンの雰囲気もかなりステキです。
大きな窓から差し込む自然光が優しく、洋館のティーサロンのような印象。
ソファーとローテーブルが基本で、食事をするには少しテーブルが低めですが、
一口サイズのアフタヌーンティーセットでの利用には充分でした。

食事中も窓から神戸港の眺めが楽しめます。
このロケーションはなかなかないのでは？と思えるもの。
長く神戸に住む母も叔母も大喜びでした。

「HAIKARA150」は、欧米文化の玄関口として発展した神戸港の歴史を彷彿させる
和と洋が融合したメニュー。レトロ感を残しつつも神戸らしく、きらびやかだけれど
どこか懐かしい、そんなハイカラなアフタヌーンティーセットです。
定番のアフタヌーンティースタンドではなく重箱盛りなところにも演出を感じました。
3つのお重はまとめてサーブされます。

＜一の重＞
・白身魚と枝豆のカダイフ包み
・トマトと海老のジュレ
・明石蛸のピメント和え
・サーモンフリヴォリテ

一の重はセイボリー。
オードブル的な要素が強い内容です。
サーモンやタコ、海老などヘルシーな食材と共にお野菜もふんだんに使われています。
素材を活かし、バラエティ豊かな味付けや食感に仕上げられたメニュー。
3人で「コレ、美味しい！」「ホントだ！」「コレは○○だよ」と言い合いながら
楽しみました。母は「サーモンフリヴォリテ」がお気に入り。

＜二の重＞
・神戸ポークのカツサンド
・山椒風味のソーセージと卵サンド
・スコーンとクロテッドチーズ

二の重もセイボリーですが、こちらはサンドウィッチやスコーンといった主食パートです。
真ん中のブルーの器に入ったのは蜂蜜、右手前のガラスの器がクロテッドチーズ。
いずれもスコーンにつけるよう用意されていますが、このクロテッドチーズが
もう何にでもつけたいくらい美味しい！（叔母は蜂蜜の方が好きだそうです。）
スコーンも「買って帰りたいね」と言い合うほど好みでした。
聞いてみましたが販売はしていないらしく、残念。

サンドウィッチ好きと母とワタシは、カツサンド、ソーセージと卵サンドにも
舌鼓を打ちました。どれを最後に食べるかで迷い合う血のつながった女三人（笑）

＜三の重＞
季節のデザート5種盛り合わせ
・苺のマカロン　・わらびもち　・タルトフリュイ
・ムースフレーズ　・焼き菓子（紅茶のマドレーヌ、フィナンシェ）

三の重は季節のデザート5種を盛り合わせたスイーツです。
神戸らしくステンドグラスをイメージしているのだそう。
ガラスの器にベリーのピンクが映えて、見ているだけでシアワセな気分にしてくれます。

「美味しいものを少しずつ」のボリュームも嬉しく、甘さもちょうど良い感じ。
フルーツソースやジャムがニガテなワタシですが、「ムースフレーズ」まで
ペロリといただきました。（最近、少しずつ克服してきた気がする！）

そして、予想外に「わらびもち」が美味しくてコーフン。

アフタヌーンティーセットには、ドリンクもセットされています。
ブレンドコーヒー（アイス、ホット）、ロンネフェルトの紅茶6種、アイスティー、
ハーブティー3種から選ぶことが出来ました。ホットティーはポットサービス。
ブレンドコーヒーはおかわりが自由だそうです。
ワタシは、「ダージリン・サマー・ゴールド」を選んでみました。

今回、ワタシたちは広めのテーブルに案内してもらったのですが、
3人分の3つの重が並ぶと、かなりところ狭しな印象。
このずらりと並んだ感じも女性の心を満たしてくれるのではと思います。

最初、母を「アフタヌーンティーに行きたい！」と誘ったら、
「それはランチになるの？」「甘いものばかりじゃないの？」と言っていたけれど、
この内容には満足してくれたみたいです。母にも叔母にも「良いとこ見つけてきたね！」
「また探しておいてね！」と褒められたし。アフタヌーンティーは、量は要らないから、
いろんな種類をたくさん食べてみたいとい二人の気持ちにマッチしたよう。

「HAIKARA150」は、この内容で3,000円（税・サ別）！
これはお値打ちでは無いかな〜と思います。
現在の「HAIKARA150」は9月30日までですが、調べてみたら過去にもメニューが違う
「HAIKARA150」が実施されていたみたいなので、また内容を変えて登場するかも？

また、9月3日からは新メニューの「お茶尽くしアフタヌーンティー〜HAIKARA〜」も
スタートしています。神戸らしい景色と共に楽しめるアフタヌーンティー、オススメ。