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店名 |
オリエンタルホテル(ORIENTAL HOTEL)
|
---|---|
ジャンル | ホテル |
予約・ お問い合わせ |
078-326-1511 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR神戸線「三宮」駅徒歩10分 旧居留地・大丸前駅から344m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、ソファー席あり |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える、海が見える、ホテルのレストラン |
ホームページ | |
オープン日 |
2010年3月3日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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現在進行形の伝説がセピア色に変わる未来を想いながら目を閉じます。
耳を澄ますと,どこからかエンニオ・モリコーネの名曲が聞こえてきそうです。
神戸には都市型の上質なホテルがいくつもあります。オークラさん,ポートピアホテルさん,六甲シェラトンさん,メリケンパークオリエンタルホテルさん,新神戸クラウンプラザさん,ラ・スィート神戸 さん。
さらには,北野ホテルさん,舞子のセトレさんなどの個性派もよいですね。
そんななか,僕の一番のお気に入りは,なんといっても,復活丸3年を迎えた元町のオリエンタルホテルさんです。
ラグジュアリーな神戸の魅力をじっくりと味わいたいホテルです。 ヾ(*´∀`)ノ
■□■□■
Once Upon a Time in 神戸
昔,昔の物語。
江戸時代末に開港され,港町として栄えてきた神戸。
古き良き時代の神戸は,浜の手と山の手に大きく分かれていました。
浜の手には商船と貿易商のオフィスが立ち並び,山の手にはその外国人貿易商が住む街ができあがっていきました。
浜の手は現在,旧居留地とよばれる大人な雰囲気のスポットに,山の手は北野・異人館エリアとよばれるスポットになっています。
浜の手から山の手へと,仕事を終えた貿易商たちが北野の家路へと向かう道が現在トアロードと呼ばれている道です。
トアロードを上ったさきに,スエズ運河以東,もっとも素晴らしいと評された「東亜で一番の」ホテル,トアホテルがありました。
そして,浜側には,なんと明治3年に開業の,港の玄関口となるホテルがありました。
その名を,オリエンタルホテルといいました。
トアホテルとオリエンタルホテル,古き良き神戸のまさにシンボル。
トアホテルは第2次大戦直後消失,オリエンタルホテルは阪神大震災で閉鎖。
失意の神戸に,2010年春,プラン・ドゥ・シーさんの手により,オリエンタルホテルが再スタートをきりました。
■□■□■
2010年の開業以来,丸3年を終え,4年目の春を迎えられたこちらのホテル。
すっかりお気に入りで,毎年利用させていただいています。
お部屋のほかにも,4階か5階のパーティルームも利用させていただき,雰囲気,サービスともに満足させていただいております。
個人的には,コン○ッド東京さんをコンパクトにまとめたような感じをうけてます。
落ち着いた大人な感じに,香港・上海・シンガポールなどのオリエンタルな雰囲気をまとった感じのお部屋のつくりと内装です。
神戸の他のリッチホテルにくらべて,仰々しい高級感ではなく,都会的でクールなラグジュアリー感が強いというのもこちらのホテルの特徴かと思いま す。
プリーツのついた丸いクッションが,統一的なイメージをよりアップさせてくれます。
徒歩の方は,ホテルの1階からエレベーターで17階へ。
フロントが17階のためです。
移動が手間と思われるかもしれませんが,エレベーターが到着してからの景色の変化を楽しむトンネルと思っていただけたらと思います。
ドアが開く瞬間は,オリエンタルホテルという世界への魔法がかけられる瞬間でもあります。
17階に到着後,海側がフロントにつながってまして,山側がレストランダイニングスペースにつながっているのですが,若干,導線がわかりにくなっ てます。
ホテルの方が案内してくだされるので,ご安心を。
これまで何度か利用させていただいたのは,スーペリアタイプのお部屋が中心でした。
今回は,チェルシールームというコンセプト・ルームを利用させていただきました。
ホテルの1階・地下1階にバーニーズ・ニューヨークが入っています。
そのバーニーズさんとのコラボで実現した,ポップでキャッチーなお部屋です。
ベッド上の壁掛けの絵,額に飾られたポストカード(たぶん),動物や太陽などのセラミックのおきもの,ソファのクッション,ベッドのloveと hateのクッションと,個性感があふれていました。
他のお部屋のシンプルな印象とずいぶんちがって,ウキウキワクワクするような内装はすごくたのしかったです。
で,そのコラボルームは,16階のマディソンルームというジュニア・スィートと,12階のこちらのお部屋があるそうです。
南西の角部屋で,兵庫県庁,大丸さん,ハーバーランド(もちろん観覧車も),メリケンパークオリエンタルホテルさん,オークラさん,神戸空港と, 目に入る景色も爽快です。
オリエンタルホテルさんでは,窓の外と内をさえぎるものが,カーテンではなく,木製のブラインドが使われていて,朝・昼はどうしてもその隙間から 少し光が入ってきて明るくなってしまいますが,許容範囲です。
利用させていただいたチェルシールームは,他のお部屋と同じ,お茶のバッグ6つ,おかきセットのほか,500mlのお水が4本,ネスプレッソマ シーンとそのカプセル4つなどが置いてありました。
ネスプレッソマシーンはお初だったのですが,簡単便利な操作でおいしいコーヒーをいただけました。
これを機会に,購入しようかしら。
アメニティは他のお部屋と同じく,オムニサンス・パリのものです。
裏を見たら,「愛媛県・・・,?」。
透明な袋に入っている石鹸が,香りも良く見た目もさわやかですね。
何度見ても,「キウイ」に見えてしまいますが・・・。
お部屋においている歯ブラシは,17階のダイニング脇のおトイレでも見かけました。
さすが,さすが。
お風呂も広く快適です。
おトイレはなぜか「新築マンション感」が強いです。なぜかしら。
ルームサービスも充実していました。
「例の」カレーライスもお願いできます(僕は翌日の朝食で,17階の方で頂きました)。
ちなみに,ワインメニューを眺めてみると,一番お高いものはボトル300,000円でした。・・・。 (゚Д゚)アリャリャー
お部屋で過ごす時間があまりに魅力的すぎると,外にでかけるのが億劫にもなってきます。
贅沢な時間と空間を,どうぞ,たっぷり,味わいましょう。
■□■□■
さて,こちらのホテルを利用される方には,ぜひ,夜のお散歩をお薦めします。
ホテルをでて海側へ。
国道2号線沿いのEHバンクさんは僕のお気に入りのお店です。
食後に,アルコールでも,カフェでも,いかがでしょうか。
目の前で絞っていただくオレンジジュースなんてのも素敵ですね。
その雰囲気を自然に楽しめる方には大人の楽しみ方を。
あるいは,若い方にも,たまには背伸びしてみても十分たのしめます。
ホテルの17階に入っているダイニングは,北野で名をはせたパシフィックさんがまるまる移転されてこられておられ,朝食はこちらで頂きます。
メインダイニングでも和食の朝食を選ぶことはできます。
が,せっかく神戸で和食の朝食をめしあがられるのなら,ホテルから10分ほど歩いたところにある「佳景」さんというお店をおすすめします。
朝9時からの営業で,メニューは2,000円のセット1本です。
関西でも知る人ぞ知る隠れたお店で,ひっそりとお店をされておられるため,あまり情報が流れていませんが,魅力たっぷりのすばらしいお店です。
場所のヒントは,エチェバリ帰りで話題のヌーダさんの斜め向かいです。
要電話予約です。
お料理も,ご主人のお話しも,たっぷりと楽しんでいただければと思います。
■□■□■
こちらのホテルは神戸のラグジュアリーホテルの中でも,とくに都会的なかっこよさと重厚さをあわせもつ点にあります。
フランセーズのクラシック・グランメゾンとモード・グランメゾンの2分類同様,他のホテルが伝統的な豪華さという非日常へ誘ってくれるのに対し て,オリエンタルホテルは背伸びしてのぞいてみたいクールで大人なホテルです。
かつてのオリエンタルホテルも,数々のエピソードに彩られたホテルだったそうですが,新しく生まれ変わった現オリエンタルホテル。
神戸のまちでの新章がはじまりました。
その物語が折り重ねられる時間を同時代に一緒に共有できることを,心から誇りに思います。 ヾ(*´ー`*)ノ゛