今回はお任せ特別コース料理を頂きました。 : 施家菜 別館

今回は娘家族の東京のグルメな友人と夕食をご一緒する事になり、色々候補を挙げるも月曜日はお休みのお店が多く一寸苦戦！
神戸→中華、神戸→神戸牛、以前沖縄でお会いして時に話題に上がって2店舗中の1軒「エスパイ クック コウベ （Espai Coch kobe）」さんこちらも月曜定休！
そこで浮かんだのがこちら施オーナーのお店「施家菜」さん、早速連絡を入れて予約を・・大人5名と子供２名（５歳、３歳）当日１名追加で合計8名でお願いしました。
午後6時頃入店、子供が一緒だったので施オーナーの計らいで２Ｆの別館を貸切で使わせて頂きました。
今回の料理は施オーナーのお任せで・・嫌いな物、アレルギー等も事前に連絡させて頂ました。
予約時に色々リクエストさせて頂こちらの希望も盛り込んだ特別コースを準備頂きました。
店内は大型水槽があり魚介が、孫は蟹、魚、海老に興奮！
上海蟹、ガザミ、渡り蟹等沢山の活け物が水槽に・・
先ずはドリンクから・・私は生ビールを、東京の友人は紹興酒１０年瓶をホットで・・鉄観音のお茶・・乾杯！
料理スタート：前菜・・神戸ポークの香港スタイル皮付きチャーシュー、イベリコ豚の施家菜オリジナルの焼き豚、豚トロの燻製、骨付スペアリブ、大連クラゲの皮の酢の物、豪華な１皿。
孫用にこちらオリジナル炒飯を・・自家製チャーシューとプリプリ海老の入った孫お気に入りの炒飯！
続いて上海蟹の玉子と蟹みそ入りのスープ、兵庫県赤穂坂越産の牡蠣がたっぷり入った贅沢スープを頂きました、熱々で体がぽかぽかになりました。
オリジナル点心：トリフの入った水晶蒸し餃子、中にはキノコたっぷりの餡が入ってスープもたっぷりで旨味がありトリフの香りもいい！
続いて淡路産の車海老の蒸し海老が提供されました、味噌のたっぷり入った海老で勿論活けの海老をさっと蒸したまだレア感のある車海老の旨味を感じる１品でした。
続いて北海道猿払産の５年物天然帆立のガーリック蒸し、こちらも活けのホタテをガーリックと春雨をトッピングして蒸し物を贅沢に頂きました。
続いて神戸牛と豆苗の炒め物、豆苗をさっと油通しして豆苗のもつ風味を損なわない短時間で処理された美味しい料理に満足！
蒸し魚は高知沖で採れたアカジンミーバイ（スジアラ）、広東料理では最高の食材と言われ高級魚、脂ののったプリンプリンの美味しい蒸し魚、後で少しご飯を頂きこの残ったスープで頂きました、最高の贅沢かも！
最後の〆はチャーシューローメンを頂きました、平打ち麺にスープがよく絡んだ和えそばは美味しかった。
最後に杏仁スープにタピオカの入ったデザートを頂きました。
サービスでチベット産の雪菊茶を頂きました（学名のsanvitaliaのprocumbens）
補足：雪菊茶は雪に覆われた標高３０００ｍ以上の崑崙山脈北部の極めて厳しい環境の中　人の手が入らず雪の中で成長する雪菊は開花期間も短く収穫も困難な貴重なお茶！
美味しい料理に大満足！
ご馳走様でした。

以前ランチに４Ｆの施家菜伺った時にに施オーナーから2016年末に２Ｆの別館をオープン、日本初上陸の雲南蒸気鍋のテーブルを４席セットした事を教えて頂き３月に入ると予約制で本格的にオープンすると聞いていました。
基本１テーブル４人以上で予約を受けて営業されるとの事でした。
今回３月３日から８日まで香港へ、香港で雲南蒸気鍋の看板を見かけてその内の１軒正宗水上人蒸氣鍋專門店 尖沙咀店へお邪魔して海鮮を中心にした鍋コースを頂きました。
最後の〆に南瓜と豚骨の入ったお粥を頂かなり感激！
そこで帰国後早速伺う事にしました。
今回２名の予約で・・丁度別に他に１席予約が入っていたので２名で受けていただけました。
基本今の所雲南蒸気鍋は予約のみで１万円のコースでの設定・・
午後６時半の予約で訪問、既に１組の方は来られており料理スタートされていました。
先ずドリンクは生ビールをいただきました。
お通しは穴子の稚魚「ノレソレ」の中華風フリットのピリカラソース和え、形のいい柔らかい、味付けもビールによく合う、美味しく頂ました。
蒸気鍋スタート時にタレを自分で調合する、中国の火鍋スタイル、十数種の調味料にニンニク、ネギ、香菜を入れて混ぜた作りました。
先ず最初に生のコメを鍋の底に投入して蒸気を掛けはじめる、2600Ｗの熱量で高温蒸気を発生させて一気に調理する。
先ずは貝を３種：マテ貝、牡蠣、蛤・・春雨のニンニクチップを乗せて数分で蒸し上がる、熱々に自分で調合したタレをのせていただく、海鮮料理のニンニク蒸しに似ているが短時間で処理するので旨味が逃げずに美味しいエキスが・・春雨がエキスを吸って美味しかった
続いて天然車海老と青柳：こちらは蒸し時間３分程度で出来上がる、特に車海老はいい感じで味噌もおいしい、海老本体もふんわりで柔らかい！
続いて沖縄産スジアラの蒸し魚を頂く、こちらもジューシーでパサパサ感がない、おいしい！
鶏と野菜を特製タレに漬け込んだ下味のついた鶏を蒸す・・椎茸、赤棗、干金針菜、木耳、等が入っていた、基本広東料理の味付けで日本人によく合う！
続いて蒸篭蒸し：神戸牛ロース肉で本シメジを巻いた物、豚バラスライスで蕾菜を巻いた物、獅子肉でエノキを巻いた物、豆腐、アイスプラント、リーフレタス、ホウレン草等・・どれも美味しかったが特に豆腐はシンプルだが自分の作ったタレで頂くを凄く美味しい！
最後に活けオマール海老の蒸し海老を・・短時間で蒸すので身が柔らかでふんわりで美味しい、味噌も火が通り過ぎていなくてジューシーで甘かった。
オマール海老はゴム手袋を準備頂き、専用の鋏でカットして頂く！
最後の〆にお粥状になった鍋底に貝を加えて蒸気を・・貝が開いた所へ溶き玉子を入れて仕上げる、蒸気を止めて葱を入れて完成、完成前に少し塩を加えて味を調える、お好みで香菜を入れて中華風粥で頂く、凄く美味しい熱々の中華粥の完成です。
クリーミーな玉子入りお粥を美味しく頂ました。
デザートはチベット菊茶と杏仁豆腐を・・
お腹いっぱい頂き大満足でした。
ご馳走様でした。
余談：時間をかけて蒸したり、焼いたりするのでなく素材を短時間で処理するので旨味が逃げずふんわり仕上がり美味しく頂けます。
今の所日本国内で雲南蒸気鍋はこちらのみの提供だそうです、４月には東京の中華のお店から施オーナーが依頼を受けて雲南蒸気鍋が入荷するので２号店舗は東京に出来るみたいです。