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店名 |
チミケップホテル(CHIMIKEPP HOTEL)
|
---|---|
ジャンル | フレンチ、オーベルジュ |
予約・ お問い合わせ |
01527-7-2121 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
JR石北本線北見駅よりタクシーで約35分 |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB) 電子マネー可 |
席数 |
20席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、オープンテラスあり |
ドリンク | ワインあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、ホテルのレストラン、隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可 |
ホームページ | |
備考 |
ランチ、ディナーともに完全予約制でございます。 |
お店のPR |
海外で活躍された若きシェフ ”渡辺
☆渡辺 賢紀シェフ☆ ・1980年静岡県生まれ ・武蔵野調理師専門学校卒業 ・フランスのリヨン、アヌシー等でフランス料理の基礎や文化を学ぶ ・アメリカのナパヴァレー 全米一予約の取れない三ツ星レストランで有名な ”The French Laundry” ・サンフランシスコ ”Benu”ではレストラン立ち上げからスーシェフとして活躍し 二ツ星獲得に貢献 ・2012年よりチミケップホテルにて勤務 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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チムケップ湖という北海道の秘境にある湖の畔にあるオーベルジュです。
女満別空港から無料の送迎車で1時間強。
時間はかかりますが、乗ったのはエルグランドのようなリクライニング可能でフットレストのある車で道中非常に楽でした。
殆ど対向車もいない雪道を延々と進み、途中から一切の民家すらない山道へ。
都会で暮らす人間には、ホテルに行くまでもちょっとしたアドベンチャーです。
山道を更に進むと、突然全面氷結し、湖上が真っ白になっているチミケップ湖と石と丸太で出来たこのホテルに出会います。
こんな所に本当にオーベルジュがあるのか?というぐらい他に何もない。
あるのは時折木の枝から落ちる雪の音と、遠くで聞こえる小さな鳥のさえずりのみ。
キンと冷えた空気が心地よい。
オーベルジュに入る前から期待感が高まります。
内部はちょっとした山小屋風。
大きな暖炉を囲むようにソファーがあり、ウェルカムドリンクをいただけます。
チェックインの後、夕食まで2時間ほど時間があったので、防寒着に着替えて湖の探検にでかけました。〔この時点で−12℃〕
12月中旬に湖が凍結したとのことで、氷結した湖面を歩いて向こう岸まで渡りました。はじめは恐る恐る。途中からは大胆に。湖面に乗る人はまだ少ないようで、殆ど足跡がありません。湖を独占するという、なんとも贅沢な散歩でした。
食前の散歩から戻り、ディナー用の服に着替えて夕食です。奥地ですので、ドレスコードはないようですが、この日は4組ゲストがいましたが、皆さんスマートカジュアル程度の格好で食事をされていました。
食材は可能な限り地元の物を基本的には使用されているとのことです。
アミューズはトリュフのコロッケ。土にから掘り出したジャガイモに見立ててしつらえてあります。
前菜はサーモンのマリネと柚子のビネグレット さっぱりとした一品
二皿目はカボチャとタラバ蟹のティラミス。冷菜が続きますが、暖炉が効いていて暖かいので、冷たくて美味。
三皿目は蝦夷鹿のソーセージ。スパイシー。
4皿目はお魚。オヒョウのソテー。
メインディシュは鴨のグリエ。これはすごく美味。それだけでなくプレゼンテーションが美しい!
鴨で採った出汁をサイフォンで温め、更にサイフォンに充填されているオレンジピールやスターアニスなどの香草で香り付けをします。目の前でサイフォン温め、鴨のソースが作られていく様子を観れるのは大変楽しく、香りも良く、食欲がでます。久しぶりにメインディシュをペロリといただきました。
デセールも秀逸でサプライズに富んだプレゼンテーションです。
初日にいただいたのは、チョコレートのかまくらと生クリームで出来た雪をシェフがソースで溶かしてくれます。溶かすとかまくらの中から‥!翌日はイチゴのショートケーキ。これも普通のショートケーキではなく、シェフが再構築したショートケーキです。軽やかなショートケーキで、大変満足。
食後にはエスプレッソを飲みながら、まったり暖炉を楽しみつつ、時折、外に出て満点の星空を眺めます。
半径4km以内には一切の人工施設がないそうで、殆ど明かりもなく、空気も澄み切っているため、たくさんの流れ星を見ることができました。
世にラグジュアリーリゾートや雪国のオーベルジュは星の数ほどありますが、ここまでの素晴らしい環境のオーベルジュはなかなかありません。
夏場はカヌーが良いらしいですが、冬はスキーが出来るわけでもなく、TVも見れません。
でも、静けさの中に何かを見いだせる人、そして秘境であっても食に妥協したくない食いしん坊さんには最高の旅行先の一つになるのではないのでしょうか。