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店名 |
ランプ城
|
---|---|
ジャンル | 喫茶店、カフェ |
予約・ お問い合わせ |
0143-22-3715 |
予約可否 |
予約可 予約無しの場合は対応できない場合あり。 |
住所 | |
交通手段 |
室蘭駅から1,000m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
個室 |
無 個室だった部屋はありますが、現在は使用していないようです。 |
---|---|
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり、ソファー席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、海が見える、隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
公式アカウント | |
オープン日 |
1962年7月 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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「何ここ!?…大丈夫ですの!?」
「大丈夫!…さあ行きましょう!」
長い階段路をドキドキしながらゆっくりと昇る。すると民家なのか店舗なのか理解不能な入り口の扉を意を決して開けたんだ。
目の前に広がる空間は想像の通り。そう、古めかしい…いや、現行営業が珍しい位の骨董的店舗空間。
我々はスーッとカウンターから浮き上がる老婆に促され、直感的に選んだ席に腰をかけた。
怖いもの見たさの様な感覚で、目線をあちらこちらへ。すると割と大きな音量で名ラジオ番組「ジェットストリーム」が流される。ラジカセのチープなスピーカーが逆に良い雰囲気だ。夜間飛行。
そして更に大好きなポールモーリア・恋は水色が掛かった時点で私の気持ちは覚醒、もう一種のトランス状態で、目を合わせて笑うしかない。
まずはサービスのお菓子が提供された…器は汚れている。今回は天勝の後だったのでアイスコーヒーにしたが、これはごく普通な味わいでスイスイと飲める…いや、気分は更にディープゾーンに引き込まれるような塩梅だ。
さりげなく置かれた5冊の魔法の書に目を通しながらあれこれ会話をしていると、同行者は突如「1+1=3」と言うではないか!これはもう憑りつかれていてマズイ!と一瞬思うも、壁に飾られたプレートの事でホッとした。
目の前にサービスのオレンジが置かれる…我々は何もかもがカオスな世界にもう夢中だ。
「扉の奥も見てごらんなさい」しゃがれた声で老婆が囁くと、その言葉に操られるようにフラフラと青く妖しい扉を開けたんだ。
中国の西湖周辺の建物を真似て増築したと言う空間。そう、そもそもランプ城は、世界を見る船乗りだったご主人が景色に惚れ込み建てた住居。そこでご商売を始めたのが昭和37年。店名は中東への憧れから、アラジンの魔法のランプを参考にしたらしい。そして商売が軌道に乗ったのはジンギスカンや鶏鍋を出した頃から。屋外にある石のオブジェはテーブルらしい。
外に出て、行儀は良くないがテーブルに上がり景色を眺めると、不思議と目の前の海に引き込まれそうになり怖くなった。すると小さな人の形のようなマスコットを地面に見つけ、ポケットに入れた。
店内に戻りそろそろお会計、折角の機会なので老婆に話しかけてみた。そして私の失態ではあるが、レディに年齢を聞いてしまったのだ。勿論老婆は年齢をはぐらかし、何やら呪文を唱えた。
ここからはリアルで真面目な話となるが、先日、こちらの店を楽しんだ少女が翌日に知床へ向かい、例の遊覧船に乗り込んだ事を老婆は悲しんでいた。ご冥福をお祈りすると共に、早く見つかって欲しいですね… また来ますと言葉を交わし、店を出た。
入店時は広がっていた青空も、既に小雨がパラパラ…
車に乗り込み車を小刻みに切り返す。「勧で運転していますの?怖い」と聞かれ「経験値のある勧ですよ。ランプ城の方が怖いでしょ」と切り返しつつ、ふと思い、ポケットの中にあるはずのマスコットを探すも、何故か姿を消していたんだ… 車内には持ち帰りのオレンジが転がって…
何とも背徳感さえある室蘭ディープの世界…いかがでしょうか。