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登別の隠れ名宿!?これぞ、おもてなし!!(長文注意)
12月、第一週の土曜日、まだまだ続き・・・・・・・。
さて本日、登別まで来たのは、ここ【御やど 清水屋】が目的地。
そう、私の『にわか湯治シリーズ』第59弾!!
おそらくこのシリーズの宿泊編としては、ここ【御やど 清水屋】が、この2017年の最後のレビューになろうか。
《現地到着・チェックイン》
さて、登別温泉商店街をブラついた後、現地に到着したのは、15:00ちょうど頃のこと。
ここ【御やど 清水屋】、なかなかの雰囲気の温泉旅館という風情。
その昔、割烹料理店として創業していたらしく、なんとなくそのお店の面構えとしては、やはり普通の温泉宿とはちょっと違った高級感が感じられる。
まるでTVドラマに出てきそうな、老舗温泉旅館という感じ。
館内に入ると、スタッフ達がすぐに寄って来て、ホテルとはまた違った、サービスというよりは、おもてなしの精神が感じられる。
結構広めのロビーに荷物を降ろし、チェックインは家内にお任せ。
今回は、我が家のわんこ達は、お留守番である。
その分、いつもよりは荷物も少ない。
チェックイン後は、部屋まで誘導され部屋に到達。
その部屋は和室様式で、なかなかのゆったりとした造作。
特に、部屋の入り口からの、スペースがかなり贅沢に広い。
そのためか、ゆったりノビノビ感が倍増されるというもの。
まずは、荷物を紐解き、一息。
今回は、色々と温泉街をブラブラしてきたとはいえ、宿には比較的早めの到着。
《館内探索》
さて、一休みしたら、恒例の館内探索である。
ここは、大型ホテルとは違うため、探索というほど、はっきりいってそれほどの見どころが各所にあるわけでもなさそう。
部屋に案内される時に通りかかった、フロント脇のラウンジやら売店コーナーなどを眺める。
ラウンジとはいっても、大き目のフリースペースのような感じで、ソファテーブルにはちょっとしたドリンクメニューが置かれているだけ。
売店も、こじんまりとした感じで、主にお土産用の菓子類が多いかな。
ちょっとした、ごはんのお供的なものも置かれていたが、それほどのバリェーションはない。
小物雑貨類なんかは、ほとんど見当たらない。
これは、やっぱり、商店街がすぐそばにあるからねぇ。
この売店の脇には、ラウンジとは別の休憩エリアが設置されている。
売店で買ったものをここで食べながら、一息つけるということなのだろうか。
さて、探索というほどでもなかったが、そこそこ見終わったため、すぐに部屋に戻り、待望のお風呂に備えることに。
今日は、気温も低めのため、暖かいお湯がとても恋しい。
《入浴編》
ここのお風呂はあまり大きくはないが、お湯に自信ありとのフレコミは事前に理解していた。
そのため、混んでると嫌だなぁ・・・・と思いつつも、いつもよりは少し早めだが、まずは第1弾の入浴を敢行。
再び、1Fのロビーエリアに降りて、今度はフロントとは逆の湯殿へ向かう。
結構、長い通路を歩いていくことになり、ここの建物、見かけ上は、それほど大きくは感じなかったのだが、実際には結構な広さを感じる瞬間でもある。
湯殿到着。
なるほど、ホントにこじんまりとした、大きさ。
でも、古さは感じるものの小奇麗にされていて、なかなかこういう施設独特の趣があって、これはこれでいい。
まずは浴室内に進入。
おぉ~。
懸念されていた混雑はなく、先客は1~2名がいらっしゃるのみで、余裕でくつろげる感じ。
ここの施設に入った瞬間から、大陸系の外国の方々はいないかな?と気にはしていたが、そこはそこ。
ツアーに組み込まれているような大型施設とは違って、いらっしゃることはいらっしゃったのだが、どの方も非常に上品な方々で一安心。
お風呂場ではどうか?とも思っていたが、まったくその辺は心配することなく、ここの温泉旅館のコンセプトをゆっくりと楽しめる感じがとてもいい。
いつも、こんな感じなら、国際交流も大歓迎で、たっぷりと日本の良さを堪能していってもらいたいものである。
さて、内風呂は浴室内全般が檜張りで、浴槽も檜風呂。
香りがとてもよろし・・・・・・。
お湯は、さすがに登別。
お馴染みの登別仕様で、白濁したお湯。
硫黄泉なのかな、若干、硫黄の香りがする。
とっても、肌に優しく、お湯に入ってすぐに、じんわりと温まるお湯質。
いや、さすが。
確かに、前口上で述べられているように、お世辞にも決して広くもなく、豪華さという言葉とは程遠い。
でもねぇ・・・・・・。
そこはそことしても、この全国有数の温泉地でもある登別で、まさに隠れ名宿という感じで、非常に落ち着く空間であることには間違いない。
なんでもかんでも、人目を惹く豪華・華美さを追及すればいいというものではないということを実証している感じでもある。
私は好きだなぁ、こういうこだわり。
また、浴室内も空いているので、ほぼ私一人での独占状態。
とにかく、ゆっくりとお湯を楽しむ。
そして、いよいよ露天に出てみる。
こちらも、まぁ、やはり決して広くはない。
でも、天然石なのかな、周囲がずらりと囲まれていて、なんとも風情豊かな岩風呂の設定。
また、今日は寒い日だったので、余計に露天がいい・・・・・。
なにかと慌ただしい、師走の一夜としては最高の気分である。
いやいや、どっぷりとお湯を楽しみ、まずは入浴第一弾はこの辺にしておこう!!と、部屋に帰還。
《夕食編》
部屋に戻り一息。
夕食の時間までは、まだ少しあるが、この後、部屋でダラダラ過ごしている部分の記述は省略。
さぁ、いよいよ本レビューのメインでもある食事タイム!!
今回は部屋食で、”夫婦膳”というコースを申し込んでおり、このコースは全13品の料理のうち3品が男女別で違った料理が提供されるというもの。
これにちょっと珍しい変わった趣きで、それぞれの料理を比べてみる楽しみも生まれる。
まずは、食前酒とは別にドリンクを注文。
家内はもうお馴染みの”生ビール”で、私もやっぱりグラスワインなのだが、今回はどっぷり和食なので”白”でお願いしてみた。
さて、では、料理が少しづつ到着する、いただこう。
まずは、”食前酒”から。
これは、日本酒で、ここの宿オリジナルの”清水酒”という一品。
ホントにお猪口にちょこっと一杯なんだけれども、私にしてみれば、日本酒はも~う何年ぶり。
う~ん・・・・・・・。
おいし・・・・・・・。
もう、しびれるほど・・・・・、泣くほどおいしい。
私は2015年の暮れに大病を宣告されて以来、本質的には断酒している。
いや、今、時々、ワインに手を出しているのは、私の中ではイタズラしているという感覚で、基本的には飲酒という認識ではない。
かなり強引な言い訳(笑)であるが、この主張は今までの私のワインレビューの中では、もう何度もお披露目している、お馴染みのこと。
でも、他のアルコールについては、その時以来、一切、口にしていないのは事実。
病気発覚の直前までは焼酎をガブ飲みしてはいたものの、お酒の中でホントに好きだったのは、この日本酒。
その日本酒は、その年の大晦日と年が明けての元旦に飲んだのが最後となっていて、およそ2年ぶりくらいに口に含んだということ。
だから、この泣くほど・・・・・という感覚は、ちょっと他人には理解を求めるのは難しいことかと思う。
いや、ホント、恥ずかしながら、それほどの感激なのである。
まぁ、この”食前酒で”勢いがついたこともあり、”先付”、”前菜”と手をつけてみる。
”先付”は、”胡麻クリーム”のかかった”数の子”をあしらったもの。
”前菜”は豪華で、”海老”、”胡桃”、”螺貝”、”煮豆”等々の盛合わせ。
献立表には正式な料理名が書かれてはいるものの、もう私らには何が何やら・・・・・・。
正直、おいしいと思えるものと、何だかよくわからないといったものも織り交ざった感じ。
ただ、さすがに元割烹料理店だったということもあって、一品一品は、ものすごく丁寧かつ美麗に仕上げられている。
続いて、”お椀”ものと”お造り”。
この段階でもう、汁物が出るんだ・・・と、少し戸惑ったが”三つ葉”と”柚子”を活かした、すっきりとしたお吸い物風。
少量でもあったため、この段階では、まだお腹いっぱいにはならなくてホッとする。
そして、”お造り”は旬の物という盛り合わせだが、”まぐろ”、”ほたて”、”牡丹えび”、白身は”鯛”かな。
ここ”登別”って、どうしても地獄谷とか山のイメージが強いけれども、意外と海(噴火湾)も近いため、こういった海の幸も楽しみなのだ。
うん、久しぶりにおいしいお刺身。
あんまり、おいしくて、この時点で”白のグラスワイン”を飲み干してしまい、今度は”赤のグラスワイン”をおかわりオーダー。
こちら、1杯540円と、随分格安で提供されているのはうれしい。
ただし、銘柄はわからない。
多分、雰囲気的には、道産ワインかな・・・・・・という感じ。
さて、この夕食のお膳は全13品で、男女で3品だけ違う提供ということのよう。
実際どこがどう違ったのかは、料理が随時単品ごとに出てくるため、あまり違いが判らず。
多分、”台物(鍋)”、”焼物”、”煮物”の三品なのかなぁ・・・・・とは思うものの、実際には家内とシェアして食べたので、料理のバリエーションは凄く多かった感じがする。
”焼物”、”煮物”に関しては、それこそ割烹屋さんの『ザ・和食』という感じ。
あまりにも上等過ぎて、私らには、もはやそれがおいしいのかそうではないのかもわからないほど。
ただ、しっかりとした一品で、とにかく丁寧な料理というのだけはよく理解できた。
そして、”台物”である鍋2種。
蟹をあしらった鍋と、鱈とすりみ上の練り物が入った鍋。
どちらも、すっきり仕立で、メイン具材の素材の味を大事にした旬の鍋。
双方ともに、とってもおいしい。
私と家内、それぞれ軽く一皿ずつでなくなる適量。
どこででも出される、ありきたりの鍋とはどこかが違う。
さてさて、食事もそろそろ締め。
ごはん物は”帆立の炊込ご飯”、”止椀”は”煮出汁仕立て”といった赤味噌の汁物。
”香の物”三種と、残しておいた”酢の物”でごはんをいただく。
う~ん、もう、満腹っす。
最後にデザートを、なんとか食べきって、夕食の終了。
完全に満腹状態で苦しくて動けない、部屋食でよかった・・・・・・・。
《就寝まで》
さて、夕食の後は、再びお風呂というのがいつもの定番なのだが、今回はお腹がとにかく一杯で、しばしの間、まったく動けず。
家内も同じ状態で、とにかくだらしなく寝ころびながら、家に残してきているわんこ達の様子を、スマホ経由で最近設置したばかりのわんこ達専用監視カメラにて観察する。
ライブビューで、音声も双方向通信でき、意外と安価なため、今回のような時のために購入し設置したもの。
わんこ達の留守番の様子が手にとるようにわかる。
その分、淋しそうな様子も見えるため、早く帰ってあげねばとの思いも強くなる。
しばらくすると、やっと動ける状態になったため、再び、あのお風呂を楽しむことに。
いや~、ほんとにいいねぇ。
そして、就寝前の寝酒として、再びワインを傾けて、ようやく就寝。
いや、今年最後の宿泊編『にわか湯治シリーズ』としては、なかなか中身の濃い体験だったかな。
2日目、朝食編に続く・・・・・・。
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店名 |
御やど 清水屋
|
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ジャンル | 旅館・民宿 |
予約・ お問い合わせ |
0143-84-2145 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 |
貸切 |
不可 |
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禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
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12月、第1日曜日。
ここ【御やど 清水屋】の宿泊2日目の朝。
《起床・朝風呂》
いつものように、こういう場所に泊まった日の朝は早い。
まだ目が覚めきらぬうちに、これまたいつものように湯殿に直行。
大浴場は昨夜とは違って、男女の入れ替え。
う~ん、夜だろうが朝だろうが、やっぱりここの湯はいい。
寝起き直後のけだるい体に、じっとりとここのお湯は体に染み込むようで、体の隅々まで、今日の一日の活力が注入される感じ。
露天に出てみると、昨夜の暗い中と違い、日の光の下で見るお湯の色は、やはり登別ティスト全開のお湯。
見た目、匂い、肌感覚、泉質成分の全てが私好み。
いやいや、朝からホントに贅沢なひとときである。
《朝食》
たっぷりと朝風呂を楽しんだ後は、いよいよ朝食。
朝食も部屋食のため、食事の準備ができるまで、ゆったりとゴロゴロし、湯上りの体を休ませる。
しはらくすると、仲居さんがやってきて、朝食の準備開始。
なにやら、布団を片付けたり、お膳を準備したりと、ちょっと様子を眺めているうちに、あっという間に朝のお膳の完成。
ざっとみると、いかにも温泉旅館らしいシンプルな料理。
うん、私はこういう感じの方が落ち着くねぇ。
ちょっと、こだわりの所なんかは、朝から創作料理のオンパレードというところもあるが、朝はねぇ・・・・・・・。
私も家内も朝食に、それほど非日常を求めてはいない。
極端な話、”梅干し”と”味のり”、”シャケ”、"玉子焼き"かなんかがあるだけで、もう充分。
後、”たらこ”なんか付いていればもう、何も言うことはない。
で、ここの朝食のラインナップは、そのいずれもが用意されているんだよね。
これは、いいねぇ~
そして、よ~く、見ると、この朝のお膳も男女でおかずが微妙に変わっている。
まず、焼き魚が、私のお膳は”シャケ”、家内のは”ホッケ”。
そして、これは私が”長いも”厳禁とあらかじめ伝えていたせいなのか、家内のお膳は”長いも”が付いていたのに対し、私のお膳は”納豆”。
これまた、”納豆”とは、うれしい配慮である。
では、いただこう。
う~ん、まさに、ザ・日本の朝食。
出すぎず、引っ込みすぎずといった絶妙なシンプルさのバランスがとてもいい。
私的には、朝食としては多めの料理の品数なのだが、まぁ、これはこれで許容範囲内。
しっかりと、デザートで締めて、朝食も完了。
いやいや、ホント、ご馳走様でした。
《チェックアウト》
ふむ、なんだか名残惜しい。
時間とお金が許せば、もう2~3日は逗留したいというもの。
また、ここいら一帯は、温泉街の商店街もにぎやかだし、見どころの観光地も多いため、多分、何日か逗留しても決して飽きることはないだろう。
今、各地の温泉地も、お土産物等の商店街が物凄く淋しい。
特に支笏湖なんか、どうしちゃったの?という感じ。
そう考えると、地域一丸となって、その地を盛り上げることに成功しているというのも、訪問者にとっては旅の想い出の一部にはしっかりと組み込まれるというもの。
ぜひとも、登別。
今後ともがんばって欲しいものである。
さて、名残惜しさに後ろ髪を引かれながら、無事チエックアウトを済まし、帰路に着くことに。
また、ぜひ訪れてみたいという想いで、ここ【御やど 清水屋】にて、この2017年の『にわか湯治シリーズ』宿泊編を締めくくることになる。