どうしても「ちゃんぽん」が食べたかった : リンガーハット イオン苫小牧店

《 2018年08月 再訪 》
その日はなぜだか「長崎ちゃんぽん」が食べたい気分、ラーメンではなくちゃんぽん、皿うどんでもなくちゃんぽん。
ということで、イオン苫小牧ショッピングセンターのフードコートにある「リンガーハット」を目指す。
めん類は全般に好きで、圧倒的に日本蕎麦は好物なのだが、次点をパスタとラーメンが後を追い、僅差でパスタという感じ。
しかしながら、ちゃんぽんを広義のラーメンに含めるならば、勝負は分からないところだ。
つまりは、ラーメンよりもちゃんぽんが好きという事になるのだが、どこにでも置いているわけではないのでなかなか食べる機会は多くない。
長崎ちゃんぽんの何が好きかと言えば、あの太くて独特の食感の麺、そして白湯スープ、更には具だくさんなところ。
要するに、ちゃんぽんの全てが好きと言って過言ではない。
一時期はカップ麺でもよく頂いたが、最近はあまり見かけなくなってしまった。
以前のレビューでも書いたのだが、ここの長崎ちゃんぽんは、野菜に水菜を使っているのは正直あまり好ましいと思えない。
本来は絹さやのハズで、公式サイトの写真にも水菜は使われていない。
彩りとして絹さやの代わりに水菜を使っているのだろうが、個人的には価格を上げてでも絹さやを使って欲しいところだ。
またそのうち、ちゃんぽんの発作が起きたら、車を走らせて食べに行こう。

《 2016年02月 追記 》
苫小牧のイオンまで買い物に。
地元にもイオンはあるのだけれど、ここには僕の御用達、アウトドアショップの「モンベル」が入っているので訪れる機会が多い。
今日はレビュアー諸氏にも評価の高い、苫小牧駅前の某蕎麦店に訪れる予定だったのだが、どうもちょっと気分が違う。
なんだかもうちょっとこってりしたもの、そーだねぇ「あんかけ焼きそば」でも食べたい気分だねぇ・・・というところで、どこへ行くか頭の中で旧式電算機がフル稼働。
近隣なら「花まさ」、「一楽亭」まで足を伸ばす？・・・いや面倒だからこの際イオンの中の「大阪王将」でもいいかぁ・・・などと思案していると、そーだ、久しぶりに皿うどんだ！！！と閃いて、速攻で２階のフードコートに。
野菜もいっぱい取らなきゃね、という事で「野菜たっぷり皿うどん」を注文、ほど無くしてベルが鳴り料理を取りに。
いや、ちゃんぽんだけじゃなく、皿うどんにも生の水菜が載っているんですね。
生の水菜は嫌いじゃないけれど、はっきり言ってちゃんぽんや皿うどんには合わないよね。
で、パリパリの極細麺をザクザクと崩し、餡とからめて頬張る。
超久しぶりの皿うどん、蒸し麺を使った「あんかけ焼きそば」とは違った食感で、またこれはこれで旨いね。
実は寸前で「牡蠣ちゃんぽん」にするか迷ったのでけれど、正解でした。

《 2011年06月 初訪 》
北海道では馴染みが薄いが、長崎ちゃんぽん＆皿うどんをメインメニューとしたファミリーレストランである。
関東以南では大勢力を誇り、２０１０年北海道に初出店を果たした。
札幌市内に直営の３店舗を展開したのち、２０１１年６月には４店舗目となる「イオン苫小牧店」を出店、この店は直営ではなく「北海道中央バス株式会社」がＦＣ店としてオープンさせた店である。
北海道新聞の掲載記事によれば、先行した札幌市内の３店舗も順次直営から移管され、今後は「北海道中央バス」がエリアフランチャイジーとして店舗運営を行っていくようだ。
今回頂いたのは「野菜たっぷりちゃんぽん」に「餃子」、ちなみに餃子は３個と５個が選べるのでお腹の具合に合わせて頂ける。
さすがに「野菜たっぷり」と言うだけに山盛りになった野菜は圧巻で、キャベツのシャキシャキ感が心地よい。
豚肉、海老を中心としたその他の具材もボリュームがあり、ちゃんぽんには欠かせないかまぼこが目を引く。
麺はもちろん太めでもっちりとしたチャンポン麺、スープは白濁した豚骨系スープで、個人的にはこれこそがチャンポンと言った感じ。
過去に何杯のちゃんぽんを頂いたかは判らないが、その９５％以上はリンガーハットで頂いたものである。
個人的な話になるが、リンガーハットのちゃんぽんを頂いたのは数年ぶりの事で、北海道に戻る以前、道外に住んでいたころにはかなり頻繁に訪れており、ほぼ月イチ、ハマっていた時期には週イチくらいで通っていたくらいである。
ここに限らず今のところ道内の店はどこもメニューが少なめで、「ちゃんぽん」「野菜たっぷりちゃんぽん」に「皿うどん」、そして「餃子」を置くくらい。
なぜかイオン苗穂店に限って「チャーハン」や「ピリカラちゃんぽん」を置くが、リンガーハットには「味噌ちゃんぽん」や期間限定で「海鮮ちゃんぽん」「牡蠣ちゃんぽん」などと言ったものもあり、早い時期にメニューの充実を望みたい。
中でも「太めん皿うどん」は北海道にリンガーハットを定着させるために、早急にメニュー化する必要を感じる。
北海道民は「皿うどん」に馴染みが無く、馴れればハマるあの細いフライ麺のパリパリとした食感と中華餡のハーモニーが受け入れられるには暫しの時間が必要ではないだろうか。
そのためにも「あんかけ焼きそば」を食べ馴れた口にもあう「太めん皿うどん」は、ぜひとも道内でも出してほしいメニューである。
今のところ道内４店舗はすべてフードコート店だが、北海道中央バスがフランチャイジーとなった事で、バスターミナルや郊外の営業所の敷地内への出店も考えられるのではないだろうか？
まずは厚別滝野公園通沿いにある「平岡営業所」あたりに路面店を出し、メニューの拡充も図ってみるというのはどうだろうか。

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◆長崎ちゃんぽん \550-
◆長崎皿うどん \550-
◆野菜たっぷりちゃんぽん \680-
◆餃子（３個） \160-
　※ 2011年06月 現在