第一洋食店
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横濱渡来老舗の優しいビーフシチュー
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店舗基本情報
| 店名 |
第一洋食店（ダイイチヨウショクテン）
|
|---|---|
| ジャンル | 洋食 |
|
予約・ お問い合わせ |
0144-34-7337 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
JR苫小牧駅より徒歩約10分 苫小牧駅から784m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥2,000～￥2,999 ￥1,000～￥1,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （JCB、AMEX、Diners） 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
有 |
|---|---|
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、ワインあり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可（未就学児可、小学生可） |
| ホームページ | |
| オープン日 |
1919年8月 |
| 備考 | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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４０年ほど前に苫小牧に住んでいたことがある。生まれて間もなくから幼稚園年少まで。父親の仕事の都合で東京へ引越したきり一度も訪れていなかった土地だが、当時の思い出を色々確認することと当時通っていた幼稚園を訪れる為４０年ぶりにやってきた。バンコクから夜行便で羽田に着き乗り継ぎで新千歳へ、そこからバスに乗り苫小牧に到着したのが朝１０時半過ぎ。苫小牧の駅前は私の記憶しているそれとはかなり変わっていた。面影があるのは王子製紙の煙突ぐらい、錦町方面へ歩けば鶴丸デパートもなくなっている。その鶴丸デパート跡地が晩宿泊するホテル、荷物を預ければ１１時ちょうどのランチタイム。鶴丸跡地ホテルドーミーインのならびに第一洋食店。大正八年創業ビーフシチューとハヤシライスが有名な老舗洋食店だが、昔１～２度来た事がある気がする。早速店に入る。店内はレトロな民芸建築調で同店ホームページによれば現在の内装は奇しくも私が苫小牧に来た翌年に施されたものである。まだ先客はなく広いテーブル席に通される。ここは迷うことなく８０年間受け継がれている伝統の味「ビーフシチュー」とライスを一皿注文する。待つこと約２０分料理が運ばれる。益子焼の土鍋に入ったビーフシチューは、まさに今オーブンから取り出されたという感じでグツグツ煮立っている。ひと口食べれば以外にあっさりしていて旨い。味付けも巷のファミリーレストラン等にありがちなくどく塩辛いものとは違う。近年シチューにしてもカレーにしても味が濃くなってきている傾向がある気がするが、これは調味料やソース・ケッチャップの使いすぎで現代日本人の舌が麻痺してきているということなのだろうか？このビーフシチューの味の濃さは私個人的にはちょうどよく感じられるが、うちの家内などにいわせれば物足りないと言われそう。ホームページにあるように仮に本当にこのビーフシチューのレシピが８０年間守られているのだとしたら、当時の日本人の舌にはこれくらい優しい味が合っていたという事であろう。ひとりそんな能書きを考えながらビーフシチューを完食。食後にコーヒーを一杯もらいお勘定。変わり果てた苫小牧駅周辺にあって、ここだけ時間が止まってしまったかのような空間、なんとも不思議な気分である。午後はここからバスに乗り４０年ぶりに古巣の幼稚園を訪れる予定。