２０２３年最後の外食は・・・ : 羅魅陀

《 2023年12月 再訪 》
レビューのスタイルとして、訪問後はレビューは早めに書くのだが、しばらく寝かせて何度か推敲し、写真画像の方は明るさ、色合いなどの調整ののちトリミング、リサイズをして、基本、訪問順にリリースするので、実際の飲食とは１ヶ月前後の時差があっての投稿となる。
ということで、実はコレが２０２３年最後の外食で、なんだかどうしても「味噌カレーラーメン」が食べたくなって、苫小牧まで車を走らせた。
さて、人気ラーメン店「羅魅陀」は５年振りとなるが、久しぶりの「羅魅陀」の「味噌カレーラーメン」はやっぱり旨かったぁ～。
ホント、味噌スープとカレーの相性って抜群だよね！
昔から我が家では、家で豚汁を頂くときにもカレー粉を溶いて食べるくらいなので、そもそもが馴染みの味。
苫小牧はカレーラーメンを置く店は多いけれど、味噌カレーラーメンを置く店はそこまでは多くない感じ。
具材はチャーシューにメンマとモヤシとシンプルで、刻み長ねぎがのらないのは少し珍しいかも。
個人的には、味噌ラーメンにはタマネギと挽き肉も欲しいところだが、８５０円ではそこまで望むのは無理が有るかも。
一緒に頂いた「餃子」は、値段の割に結構なボリュームで、味の方も悪くない。
相変わらずの意匠に凝った店内は、少し落ち着かない感じもあるが、まあ、その辺はヨシとしよう。
以前のレビューで、メニューから「チャーハン」が無くなったという話をしたが、現在は「あんかけ焼きそば」も無くなったようで、完全にラーメン専門店に。
メニューを絞ることで、コスト削減に繋がっているのだろうが、客としては少し寂しいところだ。
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◇ 1,270円（味噌カレーラーメン 850円 / 餃子 420円）

《 2018年09月 再訪 》
過去にも紹介している「羅魅陀（ラミタ）」だが、今回はあんかけ焼きそばが食べたくなって突発的に訪れた。
以前のレビューにあんかけ焼きそばの写真があるので、確実に食べてはいるのだが、なぜかレビューでは触れていないので、今回はそのあんかけ焼きそばについて。
ここの「あんかけ焼きそば」はやや餡がかためで、要するに片栗の量が少し多いということだ。
ただ、食べ初めはやや固く感じるのだが食べ終わる頃には緩くなってちょうどよい感じになるのは計算ずくだとすればなかなかのモノだ。
具材などは特に目を引くものは無いが、一般的なものは入っており、とくにハムの使用量が多いように感じだ。
個人的には白菜などの野菜の量がもう少し多いと嬉しいところだが、コストの問題もあるのだろう。
店によってはあらかじめ洋がらしが付いてくるところもあるが、個人的にはあんかけ焼きそばにからしは使わないので、そこはプラスポイントだ。
面白いのはスプーンが添えられているところで、よほど箸使いが苦手な人でも無い限り、あんかけ焼きそばにスプーンは不要という気もするのだが・・・。
好物のあんかけ焼きそばだけに、やや厳しい評価になったかもしれないが、よい意味で平均的なあんかけ焼きそばと言って良いだろう。

《 2016年10月 追記 》
実を言えば、チャーハンが食べたくて訪れた・・・のだが、なんとチャーハンが品書きから消えていた（涙）
ということで急遽「こってり味噌カレーラーメン」をする。
個人的に味噌のスープとカレーの風味は相性が抜群だと考えていて、我が家では豚汁にも耳掻き一杯分ほどのカレー粉を落として食べるのが定番となっている。
個人的にはカレーラーメンよりもコクがあって味噌カレーラーメンのほうが格段に旨いと思う。
一味などの唐辛子とは異なり、香辛料の複雑な辛さが、上手く味噌のコクや甘みを引き出し、マイルドさと辛さのハーモニーが何とも言えない。
もう少し若い頃ならば、確実にライスも注文し、〆にスープカレーライスを頂いていた事だろう（笑）
カレーと味噌のコラボレーション、まだ体験した事が無い方はぜひ！

《 2013年02月 初記 》
まず目を引くのが特異な店の外観だ。
しかしながら店内に入ると外観の特異さに劣らず、不思議な空間が広がっている。
内外ともに、およそラーメン屋らしからぬ雰囲気だが、個人的には嫌いではない。
少々気になったのは、店内に入ったところで対面式で食券を買うシステムなのだが、半券も何も渡されずにいることだ。
どの客がどの席に座ったのか、混雑時に注文を取り違えたりしないのか、要らぬお世話だが少しばかり心配になってしまう。
さて、今回頂いたのは「味噌ラーメン」に「半チャーハン」だが、味噌ラーメンはシンプルながらなかなか旨い。
若干辛味が強めだが、白味噌ベースで個人的には非常に好きなタイプの味噌スープだ。
麺もオーソドックスな玉子麺で、好き嫌いなく食べられるのでは無いだろうか？
難を言えば、具材が少し物足りなく感じる事だ。
チャーシュー、メンマ、もやしに刻み長ネギと一般的なものは入ってはいるが、具材のボリュームがイマイチなのとあまりにもオーソドックス過ぎてこの店の主張があまり感じられない。
６００～６５０円台のラーメンならば納得もするが、７００円台のラーメンならばもう一工夫欲しいところだ。
一方、一緒に頂いた半チャーハンはちょっと変わった味わいである。
口に入れた直後は一瞬オイリーな印象を受けるのだが、味わって見ると脂っぽくはない。
なんだかチャーハンというよりも、中華味のピラフのようなイメージも持った。
半チャーハンは２５０円と格安だがレギュラーサイズのチャーハンも４３０円とリーズナブル、チャーハン自体がサイドメニュー的な位置づけなのだろうか？
メニュー自体はそれほど豊富な感じではなく、ラーメンメニュー以外にはあんかけ焼きそば、中華飯に前述したチャーハンくらいで、後はサイドメニューとして餃子くらいだろうか。
ラーメンメニューはレギュラータイプのものに加えてこってり系、カレー系などスープのバリエーションがあり、具材の方はトッピングで対応している。
意匠に凝った店舗の造りとは対照的なオーソドックスなラーメンは万人が安心して食べられるモノで、近隣に縄文、赤門、味の時計台などが林立するラーメン激戦区にあっても、いつも駐車場から車が絶えないのはその証であろう。