北海道最後の夕食にこってり塩ラーメン♪ : らーめん空 新千歳空港店

北海道での最終日。後は飛行機に乗って帰るだけ。って事で『新千歳空港』にやって来ました。チェックインを済まし、手荷物を預けると出発まで後１時間２０分。ふむ、ちょっとだけ時間に余裕がある。小腹も空いてきたし軽く何か食べておくか、と思い向かったのが『新千歳空港』の三階にある『北海道ラーメン道場』。ここは北海道を代表するラーメン屋さん１０件が集うラーメンコンプレックスです。ここは新千歳空港を使う度に利用している事もあり「えびそば一幻」さん、「あじさい」さん、「麺屋　開高」さん、「けやき」さん、「梅光軒」さん、「札幌飛燕」さん、「弟子屈ラーメン」さんには行った事がありました。って事で今回は上記以外の今まで使った事がないお店が良いなぁと思って入店したのが、
「らーめん　空」さん
でした。
こちらは『狸小路５丁目』と『狸小路６丁目』のアーケードの間の『南２西４』の交差点よりホンの少しだけ南側に本店がある、純すみ系の有名店ですね。
入店時間は１７時０３分。
この時点での先客はペア客１組のみだったのですが、１０分後には席の半分が埋まるくらいのお客さんが訪れておられました。
こちらのお店の席数は、相席ありの１４人テーブル２台、３人カウンター席１ヶ所、４人カウンター席１ヶ所が有りました。まあ、この『北海道ラーメン道場』にあるお店は大体同じような席配置ですよね。
私は相席ありの１４人テーブルの一つに着席です。
着席後、どのラーメンをいただくか検討。ラーメンの種類は味噌・辛味噌・醤油・塩・焼きとうきび・北海道贅沢グルメと言う種類のラーメンが有りました。純すみ系のお店ですから本来は味噌を選ぶの王道なんでしょうが、今回の札幌滞在中に結構味噌は食べた。もう味噌は良いかなぁと思って、
「塩らーめん」￥８８０
注文です。
で、ラーメンは注文後２分で着丼です。早いっ！
では、届いたばかりの丼全体を俯瞰で眺めてみましょう。
具材は叉焼１枚、味玉半身１個、メンマ４本、あおさ、刻んだ青ネギと言ったところ。
スープは香味油が層を作る程に結構浮かぶ黄金色に若干濁る色合いのスープ。
麺は細縮れ麺ですね。
じゃ、スープを一口。
上記の通り香味油の量は多めです。これは鶏油のようですね。結構効いています。一口いただいただけで口の中が鶏油の風味でいっぱいになりますねぇ。これがこのスープのファーストインプレション。
次に来るのが塩ダレ。塩ダレは強い方ですねぇ。少しだけ尖りがある塩タレで、塩っぽさの高い喉が乾くような塩辛さが高いです。でも、凄く塩辛くて堪らないって訳ではないところが良いところだと思いました。
出汁のベースは鶏かな？旨味はそれなりにちゃんとありましたが、出汁・香味油・タレの中で一番出汁の主張が弱かったかもしれませんねぇ。
次に麺をいただいてみましょう。
黄色が色鮮やかな北海道らしい色合いの麺です。
噛み心地はグチュプチッとした麺の芯で固さが増すしっかりとしたコシがある麺ですね。
加水率は高そうで、鹹水もそれなりに効いていました。
どちらかと言えば麺の表面がツルツルした方の麺だったので舌触りと喉越しは割合良かったと思います。
麺の味としては少し塩気があって、淡い甘味もある感じです。小麦粉の風味はしなかったですが、小麦粉っぽさはありました。
最後に具材の事にも触れておきましょうか。
叉焼はホロホロ系の煮豚の叉焼。でも、厚みは全く無く、薄くスライスされた叉焼でした。う～ん、この手のホロホロ系の煮豚の叉焼ならばもう少し厚みが欲しかったですね。
叉焼の味付け濃くはなかったのですが、若干塩辛いです。ただ、まあ、言う程ではないので、気にしなければそれ程ではなかったかもしれませんけどね。
味玉の味付けは玉子の白身の色合いから想像すよりは薄めでした。
黄身が完全に固まっていたのは残念でしたね。やっぱり味玉の黄身は半熟じゃなくちゃね。
メンマはシャキシャキした固さのある適度な戻し具合。
味付けは薄めでしたが、少し後味がピリ辛だったかな。メンマらしい良い意味での苦味もちゃんとある、古典的ですが美味しいメンマでした。
塩ラーメンにあおさはよく合う具材ですが、香味油があおさにまで纏わり付いてきて鶏油味になってしまったのは残念だった点かな。出来ればもっとあおさらしい海の香りを感じれたら良かったのにね。
そんな感じにラーメン一杯完食です。
なかなか濃い～ぃ感じの塩ラーメンでした。塩ラーメンと言えばあっさりと言うイメージがありますが、ここの塩ラーメンはこってり塩ラーメンでしたね。まあ、こんな感じも悪くないと思いますよ。