蕎麦打ち体験もできますよ！ : いずみ

平日の18:10からNHKで放送される「ほっとニュース北海道」でここが取り上げられました。
ここは蕎麦を提供するだけではなく、事前に申し込めば蕎麦打ち体験ができるのです。
栗山でパンを購入後、例によってまた汁物が食べたくなり、丁度帰路の途中にこの店の前を通るので、温かい蕎麦を食べることにしました。

十割蕎麦は売り切れていたので、通常のかけそばを頂きました。
この店の蕎麦は細い麺ですが、しっかりした蕎麦ですので温かいダシに入れてもさほど柔らかくならないので好きです。
最後はどんぶりを持って、ズズズッとダシを飲み干しました。
私がうどんや蕎麦を食べる時は、どんぶりを持ってダシを飲むことで、決してレンゲを使わないというのが掟です。

私達が蕎麦を食べている時、４人の若い女性が保護者と共に蕎麦打ち体験に臨み、女性店主から手ほどきを受けながら楽しそうに蕎麦粉を捏ねていました。
なんだか面白そうなので、来年私も体験してみたいです。

*****2011年11月再訪*****
今年の営業もそろそろ終わりに近いなと思いつつ、朝早く店舗前を通ると、11月27日が今年の最終営業日だということが分かりました。
名寄からの帰り道、開店時刻の11時前に店の前を通りましたが、なんと暖簾が掛かっています。ですのでここぞとばかり訪れました。
生憎の天気で雪は降っていませんでしたが、体を温めたいと思い、カレー蕎麦を注文しました。

出てきたカレー蕎麦は刻んだキャベツが入っています。私の好みとしてこのキャベツは邪魔な存在です。カレー蕎麦には薬味はいりません。カレー汁だけで美味しく頂ける、それがカレー蕎麦の醍醐味だと思うのです。
別皿にネギとわさびがありましたが、香辛料にわさびが合うとは思えません。好みといえばそれまでですが、「かけ蕎麦」のノリでわさびを出して欲しくないですね。
カレー汁はさらっとしたものでしたが、カレーの風味は美味しく、夕張のカレー蕎麦がカレー蕎麦の基準になった私ですが、こういうカレー汁も美味しいと思います。

朝早くから常連さんたちが押し寄せていました。そして誰もが「来年も楽しみにしているからね」という思いを告げて店を後にしました。私もお土産まで頂いて恐縮だったのですが、春になったら是非訪れたいと思いが強くなりました。

*****2010年11月再訪*****
今年の営業も残り僅かとなりました。今日は冷たい雨が降りしきる中訪れたのですが、天ぷらのメニューを見ると、ごぼう天が含まれているではありませんか。
迷うことなく注文して出てきた天ぷら蕎麦を見ると、天ぷらは別皿に盛られています。これはもうとばかり期待が膨らんで、天ぷらを食べてみると、

「えっ？」

サクッとではなくフニャっとしていてしかも冷たい、いわゆる作り置きです。揚げたてが出てくるものだとばかりと勝手に思い込んでいた私は完全に肩透かしを食らってしまいました（笑）
気を取り直してごぼう天やかき揚げを入れながら食べましたが、サクサク感がないせいか、いまいち美味しさを感じることができませんでした。これでしたら食べる前から自分の好きな天ぷらをあらかじめ蕎麦に入れておいて、天ぷら自体を暖めておいて食べればよかったと後悔しました。まあ、こんなこともありますよね（笑）

*****2010年4月再訪*****
いずみの蕎麦はいつから営業を始めるのだろうと電話してみると、
「もうやってますよ」
という返事を頂き、これは行かねばと行ってまいりました。お目当てはやはり十割蕎麦です。小雨の降る寒い天気だったので温かい蕎麦にしようか迷いましたが、やはりシーズン始めでしたので冷たい十割蕎麦にしました。
店内に畳３畳の小上がりができまして、なんだかテレビドラマのセットのようでしたが、テーブル席のお客さんの視線を浴びてしまいそうで座ることはできませんでした（笑）

蕎麦は喉越しも歯応えも申し分なく、半年振りに美味しく頂くことができました。
帰り際に、「昨年も何度か来られましたよね」と言われましたが、よほど嬉しそうに食べていたのでしょうか（笑）　私自身３度程しか訪れたことはないのですが、こうやって覚えていてくださるのは本当に嬉しいものです。

***** 2009年4月 初記 / 2009年9月 修正 *****
外観だけをぱっと見ると単なる野菜の直売場にしか見えません。表の看板の手打ち蕎麦の文字を見ても、どうせ･･･と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ところがそれが大間違い。そこらへんの下手な蕎麦屋より断然美味しいです。
蕎麦屋さんに行くと、○○産の蕎麦を使用と書かれたものを見かけますが、この「いずみ」は自分達で育てた蕎麦を使用しています。この蕎麦を栽培してそれを打って提供する蕎麦屋さんは滅多にありませんね。
ここの蕎麦は外二八ですが、私が好きなのは、限定の十割蕎麦です。遅い時間帯になると売り切れることが多いのですが、今日は運良く食べることができました。蕎麦湯もとろりとしていて美味しいです。私は蕎麦も好きなのですが、蕎麦湯も好きなのです。ですから白湯みたいな蕎麦湯が出てきた時はがっかりします。
ここは外観からは想像できない美味しい蕎麦を食べることができます。

今回、妻の姉夫婦が岡山から帰省し、岡山行きの飛行機に乗る前、昼食として訪れました。
11:30に到着したのですが、すでに駐車場は満杯で、一番奥の畑との境目ぎりぎりの場所に駐車することができました。
店内は新鮮な野菜を求める客や、美味しい蕎麦を食べに来た客で大賑わいでした。
今回頂いたのは、姉夫婦は暖かいたぬき蕎麦、義父と妻はかけ蕎麦、私は何とかの一つ覚えで十割蕎麦の大盛です。
妻が食べていたかけ蕎麦の汁を飲ませてもらいましたが、やや味が濃いですね。天ぷらそばやたぬき蕎麦などてんかすが入るとちょうど良い味になるかもしれませんが、余計なものが入っていないかけ蕎麦では味の濃さが目立ってしまいました。これは義父、妻ともに同じ感想を持ったようです。
暖かいたぬき蕎麦を食べた義兄はかなり気に入ったようで、良い意味で期待を裏切られたようです。つれて来た甲斐がありました。