久しぶりの「いずみ」 : いずみ

《 2023年06月 再訪 》
６月に入ってもなかなか気温が上がらず、最高気温が２０度を超えるか超えないか、という日が続いていたが、突然の夏日の様な暑さが。
朝から散髪を済ませた後、お昼は最近オープンした、未訪問のラーメン店に行くつもりをしていたのだが、さすがに一気に暑くなるとサッパリとしたものが頂きたい。
ということで、急遽、「いずみ」へそばを食べに行くことに。
以前にも紹介しているが、農産物販売所の奥の一角がそば屋になっていて、売店のレジで支払いを済ませ、メニューの札を貰って入店する前払い方式になっている。
店自体の運営は、近隣の「岩本農場」が行っており、自家栽培のソバを使用して出していて、正に産直の極みという感じの店だ。
今回は「天もりそば」を頂くことに。
カウンターに引き換え札を出し、セルフの冷茶を注いで席に着いてしばし待って料理が到着。
挽きぐるみのそば粉を使っているので、更科がお好きな方には少し抵抗があるかもしれないが、細打ちなのでそれほど違和感無く頂けるのではないだろうか？
好みは別れるかもしれないが、ある意味、本当のそばの旨味を味わえるモノだ。
天ぷらは野菜が３種にかき揚げ、そして揚げ蕎麦が付く。
「もりそば」と「天もりそば」の価格差は税込で２２０円だが、単品の天ぷらも２２０円なので、セットとしてのお得感はおそらく無いのかも。
面白いと思ったのは「豆の天ぷら」で、これ、おそらくは大豆だと思うのだが、正直、初めて頂いた。
最初目にしたときは「ブラウンえのき？」とも思ったのだが、食べてみると豆で、他の店でコレが出てきたのを見たことがない。
揚げ蕎麦は天ぷらの中のひと品ではなく、他のそばメニューにもサービスとして付いている模様。
これは、もうひと手間を加えれば、別のメニューとして出せそうな気もする。
千歳の街からは少し距離があるが、興味のある方はお試し頂きたい。
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◇ 天もりそば 935円

《 2021年07月 再訪 》
千歳市の東部、泉郷地区にある農産品直売所に併設された蕎麦店である。
以前にも紹介したように、近隣の岩本農場が自家生産のソバの実を使って、手打ちで出している。
挽きぐるみの黒っぽい蕎麦は、もしかすると好みが分かれるところかもしれないが、基本、更科系が好みの自分でも、美味しく頂ける。
それでも・・・という方は、温かい種モノの方が良いかもしれない。
頂いたのは「もりそば」だが、そばの他に、胡瓜の漬け物と揚げ蕎麦が付く。
税別だと６５０円だから、なかなかお得な感じがする。
個人的には、もう少し天ぷら系が充実して欲しいところ。
特にこの蕎麦なら、「ごぼう天」や「かしわ天」などが有っても良いのではないだろうか？
冬季休業の季節営業店だが、興味のある方は試してみて頂きたい。
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◇ もりそば 715円

《 2018年08月 再訪 》
以前にも紹介した農産物直売所に併設されたそば屋である。
千歳市の東北部の泉郷地区、国道３３７号線沿い、もう少し先はもう長沼町という場所にあるのが「ファームいずみ」である。
近隣の農家が生産した農産物を持ち寄って販売する直売所であり、店舗の奥半分は「そば店」になっている。
販売所のレジで事前に会計を済ませて注文札をもらって店内に入り、厨房のカウンターに出して好きな席につく。
ちなみに、この日は「大もり（９００円）」を注文した。
使用するそば粉は千歳産、この直売所の運営にも関わる岩本農場で栽培された紛うことのないの地物粉だ。
そばは挽きぐるみの田舎蕎麦なので好みは分かれるところ、更科系がお好きな方には少し抵抗があるかもしれないが、そば本来の野趣な風味を味わうには良いかもしれない。
付け合わせに揚げ蕎麦掻きと昆布の佃煮が付いてきて、ちょっとした口直しとして楽しめる。
残念なのはサイドメニュー的なモノがあまり充実していないところ。
出来れば天ぷらの類をもう少し充実していだだけると、嬉しいところだ。
営業は春から秋まで、例年はゴールデンウィークごろから１１月いっぱいぐらいまでなので、興味のある方は一度試してみて頂きたい。

《 2009年08月 初記 / 2010年11月 修正 》
千歳市内から国道３３７号線を北上、千歳市北東部には田園地帯が広がり、西部の森林地帯、南部の空港エリアとはまた違った顔を見せてくれる。
一般的には東千歳などとも呼ばれており、観光農園なども各所に見られ、中でも泉郷地区には「アンサンブル」や「茶花」といった人気店も点在し、ちょっとした観光エリアでもある。
「ファームいずみ」は近隣の農園などで作られた農産物の直売所で、時期時期には地物の採れたて野菜などが並んでいるが、その奥にあるのが「そば処いずみ」である。
近隣の「岩本農場」が出している蕎麦店で、この岩本農場は小麦や小豆とともにソバを栽培する農家で、つまりは自家栽培したソバを自家製粉し手打ちする・・・という、まさに地産地消の究極のような店である。
さて、ここまで読んで「農家が観光客相手の小遣い稼ぎに蕎麦を・・・」などと早合点された方はさにあらず、店主は千歳の蕎麦打ち同好会「千歳千年そばの会」の副会長を務め、さらには北海道庁農政部の「食の安全推進局」が定める「北海道らしい食づくり名人」にも登録されている蕎麦打ち名人で、有名店にも負けないきちんとした蕎麦を食べさせる。
肝心の蕎麦のほうはコシの強いしっかりとした蕎麦で、なかなか食べ応えがある。
そば粉を贅沢に使った外二で打っているそうだが、お好みの方には食数限定となるが２００円増しで十割も出す。
メニューはそれほど豊富ではないが、お勧めは人気の温かい「しいたけそば」とか。
「天もりそば」「天ぷらそば」は「もりそば」「かけそば」のわずか２００円増しと割安感があるものの、なにしろ「たぬきそば」と同じ価格、天種のほうはそれなりなのであまり期待をしないほうが良いかもしれない。
ちょっと不思議に思ったのは、「肉そば」に千切りキャベツがトッピングされていること。
以前に「冷したぬき」を頂いたときにもやはり千切りキャベツがトッピングされていて珍しいなぁ～と思ったのだが、さすがに温かい蕎麦にはあまり合わないような気がする。
やはりここは普通に「もりそば」などを頂いておくのが無難かもしれない。
なお、店に入る前に直売所の中にあるレジで食券を求めるシステムとなっているので気をつけたい。

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◆もりそば、かけそば \550-
◆十割そば \750-
◆たぬきそば、冷したぬきそば \750-
◆カレーそば \850-
　※ 2009年07月 現在