やっと見つけた！ : リストランテ・エ・カフェ・ナオ

2016.11月　初訪

レビュー前半はどうでもいい事書いてるので
興味ない人は無視して下さい(^^;)

２０代後半から３０代半ばまで札幌に潜伏してた頃は
ジャンル毎にお気に入りの店があった。

中華・・・サラダニース(中央区)
焼肉・・・つかさ亭(東区)
ラーメン・・・平成軒(東区)
フレンチ・・・トーイズ(中央区)
イタリアン・・・イタリア亭(中央区)

今でも同じ店名で残ってるのは「平成軒」だけ。
それも丘珠じゃなくて別の場所だしやってる人も創業者じゃない。

でも他の店は食べログを通じて見つけたんだわ。
「サラダニース」に居た人は「しのあ」店主(zinさん情報)
「つかさ亭」店主は他界したけど絶品タン塩は狸小路の
「ホルモン・焼肉 キムチ」が再現(スマイルさんレビューで判明)
「トーイズ」に居た花形シェフは小樽「ラ・シュミネ」店主、
もう一人の神野シェフは小樽「トーイズスイート」店主。

でも「イタリア亭」の安藤シェフだけは消息不明。
イタリアンシェフの間で知らない人は居ないんじゃないかってくらい
良くも悪くも有名な人。

１５年位前に円山からススキノに移転した時に行ったのが最後。
その後別の場所で会員制の店になったって聞いたけど、、、

夏になると必ず食べたウニのパスタが特に絶品だった。
未だにこれを超えるパスタに出会えてない。

それが今年の夏に日高門別の「ジュン ディヴィーノ 」安田シェフから
「イル ニード デル パストさん行けば分かるかも！」って言われたので
１０月に行ったんです。

そしたらそこの女性スタッフ(奥さん？)が
「安藤シェフは知ってるけど今は何処にいるのか、、、
でもそこに居たシェフなら千歳に居ますよ」って言われたもんだから
今回こっち方面来る機会得たので立ち寄らせてもらいました。

場所は千歳市内から支笏湖へ行く途中にありますが
道路沿いから少しだけ中へ入ります。
建物は以前何か別のものだったのかな？
ロケーションや店内の雰囲気が素敵です。
伺った時は地元の新聞社「○○民報」が取材に来てた。

ランチメニューは3種類あり
Aコース(1,700円)
Bコース(2,300円)
シェフのおまかせコース(3,500円)
いずれも税別。

シェフのおまかせコースは２名よりとなってるのでBコースに。
内容は
・前菜盛り合わせ
この日は牛蒡スープ、生ハム、平政マリネ、リエット、牡蠣とトマト和え。
中央に盛られたルッコラの味が濃いねぇ。
それと特に牡蠣が激ウマ！
自分トマト系はあの独特の酸味が好みじゃないんだけど
この牡蠣に味付けされてるトマトソースは甘味が際立ってそれを感じさせない。
素晴らしいね、この牡蠣はまた食べたいです♪

そして自家製パンはオリーブオイル付き。
これはイタリア亭でも同じように出された。
店のHPには
「使用する水は支笏湖からの湧き水を、小麦粉は北海道産とフランス産小麦を
天然酵母は季節のフルーツやレーズンからおこした自家製の天然酵母を使用し、
全てにこだわりシェフ自ら焼き上げる自家製パン」て書いてますが
しっとり感と天然の甘さを感じられるパンでこの風味はここでしか味わった事無いです。

・厚岸産アサリのパスタ
大きめのアサリが6個、
それにミニトマト、ネギ、ニラまで散見出来てこれはちょっと珍しいタイプですね。
しっかりとアサリの出汁が効いててその汁が皿の底にうっすらと。
トマトやネギなどしっかりと火入れされてるせいか
野菜の甘味がアサリ出汁と上手に合わさって旨みが二重三重と増幅されてる感じ。
このパスタはマジで旨いなぁ、、、

もっと色々食べてみたかったけどデザートとエスプレッソで締めくくりです(^^;)
このデザートプリンは以前富良野の「辺鄙な場所の店」で買ったのと
似てる感じがしたけど。
おいおい、マジでプリンも旨いって。

ここのエスプレッソはかなり濃厚だね！
普段あまりこういうの飲まない私でも他とは違うって事くらい分かるよ！
クレマがきめ細かいんだってさ。
だから砂糖を投下してもすぐには沈まないんだね！

シェフは奥の厨房に入りっぱなしで顔も見えないけど
折角なので出てきてもらった。
名刺を頂いた。
松岡直樹シェフかぁ。

この人私より若いけど風格が凄いあるね！
きっと半端ない程の自信からきてるのかなぁ、、、
ちょっと安藤シェフとダブって見えたよ(^^;)

聞けば松岡シェフも最後に会ったのが５～６年前で
今は何処で何してるか分からないそうです。

私の中の伝説のシェフかなぁ、、、

でもここ来たらスゲ～旨いもん食べれるし
もっと他にも色々食べてみたいし
時期になるとウニのパスタ食べれるって言うし、
千歳は気軽に来れないけど出来れば今度は夜に来てみたいなぁ(^^♪