地元の人達に愛される町の中華料理屋さん♪ : 停車場

ニセコのヒラフでスキーを楽しんだ後、夕食で倶知安駅前の
「停車場」さん
と言う中華料理屋さん（なのかなぁ？）にお伺いしました。
入店は１８時４０分。先客はペアのお客さんが四組とお一人様のお客さんが一名の９名の方がいらっしゃいました。こちらの席数は、カウンター６席、四人掛けテーブル３脚、小上がりに四人掛け座卓２脚ですから、テーブル＆座卓は１脚だけ空いてる状況。後はカウンター席は一人しか座っていなかったので私もカウンターに着席です。ふ～ん、なかなか人が入っていますね。客層は学生さんから会社の仲間や友達同士、ご夫婦等と多種多彩。ただ、皆さん地元の人っぽくって、旅行客っぽい人はいなさそうな感じですね。今日は年末のお休みの日だから少しはいるのかな、と思ったんですが、そうでもなそうですね。
まあ、そんな事はともかくスキーを全開で楽しんだので、もう本当にお腹ペコペコです。と言う事で、
「野菜炒め定食」\780
「ご飯大盛」\100
「停車場ラーメン（醤油）」\650
「麺大盛」\100
とガッツリしたメニューを注文です。
チョット頼みすぎたかなぁ、と思っている時に、隣のカウンターに座っているお客さんが注文した
「カツカレー」\880
が出来上がってきました。それを見てビックリ！？凄いテンコ盛りのカレー出てきました。これは大盛としてもなかなかのボリューム。もし万が一これが普通盛りだったらヤバイかもしれない。定食もラーメンも大盛にしてしまったから食べきれるのかどうかが心配になってきた・・・。
なんて事を考えながら待つ事１０分で「野菜炒め定食」と「停車場ラーメン（醤油）」が同時に出来上がってきた。
う～ん、やっぱり凄いボリュームだぁ・・・。これ、食べきれるかなぁ・・・。と弱気になっている場合ではありません。ヨッシャ！気合いを入れて食べるぞぉ！！
じゃ、まずは「停車場ラーメン（醤油）」からいってみましょうか。
いただく前にラーメン全体を俯瞰で眺めてみましょう。
写真ではなかなか分かりにくいですが、かなり大きめの丼で提供されています。
その中の具材ですが、叉焼２枚、メンマ６キレ、蒲鉾２枚、スライスされた茹で玉子３キレ、少々の刻んだ青ネギってところでしょうか。
スープは、かなり濃いめの醤油色ですね。
麺は、中太縮れ麺です。
じゃ、まずはスープを一口。うん、如何にも田舎の町の中華料理屋さんのラーメンのスープって感じですね。出汁の主体は鶏ガラスープかな？そこに中華料理屋さんらしい甘辛い醤油ダレ。別に不味くはないですが、特別美味くもないスープです。普通です。
麺も普通。古典的な北海道のラーメン屋さんでよく見るタイプのヤツ。鹹水が効いた黄色い麺。コシもそこそこあり、ツルツルした麺なので喉越しは良いのですが、普通過ぎてあまり印象に残らない麺だなぁ。
具材の感想も書いときましょう。叉焼は流石は中華料理屋さんの叉焼って感じでラーメン専門店で使われる煮豚の叉焼ではなくて、ちゃんとした焼豚の叉焼です。これは肉の旨味をしっかり感じられて美味いですなぁ。
その他の具材のメンマ、スライスされた茹で玉子、蒲鉾は普通過ぎて特記事項は特にございません。
そんな感じでラーメンは平らげたとので、次に「野菜炒め定食」の方にいきましょう。この定食の構成は、野菜炒め、大盛のご飯、スープ、沢庵２キレって感じですね。しかし、確かにご飯は大盛をお願いしたんですが、野菜炒め自体もなかなかの大盛ですなぁ。ふぅ～・・・。やれやれ・・・。野菜炒めの中の具材は、もやし、玉ねぎ、ニンジン、キャベツ、ピーマン、椎茸、木耳、豚肉ですね。味付けは、結構濃いめの醤油ダレの中にほんのチョッピリのピリ辛感があって美味いです。野菜もちゃんとシャッキリ感を残して炒められているので噛み心地も良いです。ただ、好みを言えばもう少し油っぽさが抑えられていたら完璧だったんだけどなぁ。
と、そんな事考えながらも何とか全て残さず食べ終わりました。最後の方はかなり限界寸前でしたけど何とか全部片付けたぞぉ！
そんな感じでとってもごくごく普通の町の中華料理屋さんだったのですが、私の入店の後もお客さんはひっきりなしに訪れていました。丁度夕食の時間帯とは言えとても地元の人達に愛されているんだなぁ、と感じられるお店です。きっと地元の人達は昔から変わる事のないこの素朴な味が好きなんだろうなぁ～、と思います。私なんかの様なよそ者の旅行者は思わずグルメなコメントを残しがちですが、本当はそんな事はどうでも良い、大きなお世話だぁ、って感じなんでしょうねぇ。そう言う物差しで測ってはいけないお店なんでしょうね。まあ、そんなお店があってもいいんじゃないでしょうか。だってターゲットは地元の人達なんだから。