美味しいパンと人との出会いは、ひとをしあわせにする。 : ブーランジェリー　ジン

北海道真狩村にあるパン屋さん。
美味しいパンって何でしょうね。
ただお店で並べられていて美味しそうだなって買うパンはあれど、
「パン」ひとつひとつに対してどういった思いだったり味付けだったり・・・。
そういった説明をしっかりしていただけるお店って中々ないんですよ。

ないんだけどあるんですよね。　パンと向き合い悩んでいると教えてくれるんですよ。
御親切に。もうね、ありがとうございますと言いたい。

今回自身が購入したパン3種類でした。

私はクロワッサンアーモンド220円だったかな。食べました。

一口食べてやはりこのお店のクオリティの高さを感じ、
220円で頂いていいのか不安になりました。

ほどよい甘さ加減、食感。後味。
クロワッサンアマンドだったり、クロワッサンオザマンドだったり。他のお店はこういった表記をしていますが、こちらのお店は

「クロワッサン・アーモンド」なんですよね。なんとわかりやすい表記なのか。

クロワッサンは180円だし、クロワッサンチョコ220円（名前うろ覚えですが他店ではパンオショコラという名前）だったりわかりやすいんですよね。

そしてバターパンが70円ですよ！70円！！
同行者は2個買っていましたね。

美味しいパンを手ごろな価格で楽しむ・・・。にしては遠い場所にありますけど。
足を運んでも食べたいパンってのはこういうお店なんでしょうね。

札幌宮の森のルルドは、ルヴァン酵母を使っている本格的なパン屋さんで、
ハード系やクロワッサン系がとても美味しいです。クオリティが全体的に高い大好きなパン屋さんです。

小樽からほど近い忍路のエグ・ヴィヴも同様にハード系・クロワッサン系が美味しいパン屋です。
特にバターの香りがいいんです・・・！是非行ってほしいパン屋さんなんですが・・・


ここはなんというか、「接客」重視なんですよね。
ポツンと一件屋みたいな立地でいながら接客がいいんですよ。
そしてルルドやエグヴィヴよりお買い求めやすい値段設定なのもまた、いいんですよ。

三種三様、パンが好きな人にはどのお店も行って欲しいです・・・！ね！

北海道のパン百名店はそんなところにあるんだー。っていうシリーズもんだと思います。
小樽と余市の間あたりにある、忍路（おしょろ）のエグヴィヴ。パンオショコラ大好き。
札幌の高級住宅街、宮の森地区のてっぺんにそびえ立つ、ルルド。クロワッサンアマンドが美味い！
そしてここ、真狩の中でもかなり外れにあるジン。
どのパン屋さんも車必須です。

にしても。
これだけ美味しい小麦を生産していて街中にもパンやさんが溢れている中
上記の三店舗が百名店なわけですけど。選ばれているだけあってそれぞれ個性があって好きです。

実は行くのは二度目。
一回目は食べログをやる前。ハード系のパンをお土産に。自分では頂きませんでした。

で今回。
火曜日のお昼過ぎいし豆さんでお蕎麦を食べてから伺ったので目当てのパンはないかなー。なくくてもいいやーって感じで。
行って見たらすごく感じのよい店員さんがいらっしゃって。
「パンが少なくってごめんなさい～！」
これはどんなパンなんだろうね。って同行者と話していると。
「クルミと○○を使った～」・・・凄く丁寧に説明してくれるんですよ・・・！！
しかも感じが大変良い。
ルルドの接客も良いほうですが、やわらかく物腰低い接客で幸せでした。（あぁ、後ろのお客さんごめんなさい！！）


で買ったのはクロワッサン。えぇ、残り一つだったんです。クロワッサン。
ハード系のは少し残っていましたけど。
何より最後のクロワッサンにありつけてよかった～！と喜んでいると、ニコニコした笑顔で会計してくれるんですよね。　後ろの待ちの方がいる忙しい中なので会計時一言ふたこと。お話しただけですけど。かなり印象が良い方で。幸せな気持ちになりました。パン買いに来ただけなのに。


あまりにも気分が良いので羊蹄山が見える場所で車を停め、早速クロワッサンを頂きます。

ふわっとしながら、
もちもち感もあり、
何より上品なバターの香りがいいんですよね。

パンがあまり好きではない自分にとってサクっと食べられるクロワッサンは好物なんですけど、
ジンのクロワッサンは色々食べた中でもストライクゾーンピシャっと来ましたね！


食べた後もバターの香りの余韻に浸りつつ。この日泊まるホテルを目指して車を走らせました。