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6月は積丹産うにの解禁です
《 2017年06月 再訪 》
一年中、北海道のどこかしらで捕れている「うに」、春の日高産が終わると夏の積丹産が市場を賑わす。
以前も紹介したように、余市から岩内までの積丹半島には多くの海鮮丼屋がひしめき合い、特に神威岬以東の東積丹は激戦区と言ってもよい。
今回訪れたのは、以前にも紹介した「鱗光本店」だ。
国道229号を美国を過ぎて、途中、道道913号野塚婦美線を右に曲がる。
積丹町は入舸地区に入り、積丹岬の標識にしたがって山道を昇ってゆくと、岬の駐車場の脇に店がある。
今回頂いたのは「海の子三色丼」で、通常は蒸しウニ、イクラ、タラコの3種だが、ウニ漁期に限っては100円増しで蒸しウニを生ウニに替えられる。
前にどこかのお店のレビューでも書いたのだが、個人的にウニは好きだが、まるごとウニ丼だと少々飽きてしまうので、3色丼などを頼む事が多い。
海鮮3色丼といえば、通常は、ウニ、イクラの2色に加え、カニや甘エビなどの事が多いが、店によってはホタテやイカなどということも。
ここはタラコを使い「海の子・・・」とうたっているが、その分値段はリーズナブル。
ウニのボリュームはやや控えめだが、通常1600円で、生ウニにしても1700円だ。
海老の頭を使った味噌汁に、小鉢モノ2品がついてこの値段だから、少しで良いのでとりあえず生ウニを食べたいという方などにはおあつらえ向きかもしれない。
ただ、魚卵天国だけに尿酸値が高めな方は控えたほうが良いかもしれない(笑)
このエリアでは営業期間も長め、営業時間も長めのほうで、メニューのバリエーションも多く、個人的に非常に使いやすい店となっている。
機会があれば利用してみて頂きたい。
積丹岬へお越しの際は・・・
《 2016年07月 追記 》
私がこのお店を使うのは、もっぱら朝食目的である。
6月から8月のうに漁期は朝7時から営業しており、このエリアのお店としてはかなり早い方である。
今回は以前からずーっと気になっていた「海鮮づけ丼」を頂いた。
いくらをメインに、ほたて、いか、サーモン、まぐろ、つぶ貝などあっさりと醤油漬けにしたものが、ご飯の上にたっぷりとのっており、なかなか旨い。
公式サイトに掲載されている写真とはやや異なるが、いや、本物のほうが見た目も旨そうじゃん!と、嬉しい誤算である。
生うになどが入った丼などよりもリーズナブルで、それこそウニがあまりお得意で無い方は、普通の海鮮丼などよりもこちらをお勧めしたい。
彦麿さん風に言えば、まさに海の宝石箱的な丼であった。
《 2008年09月 初記 / 2011年09月 修正 》
積丹岬(島武意海岸)入り口の駐車場そばにある海鮮ものを扱うお店で、積丹岬のレストハウス的存在である。
道道913号野塚婦美線にある宿「鱗晃荘」の系列店のようで、以前は札幌市内にも支店を持っていたのだが、現在は撤退してしまったようだ。
この手の店としてはメニューはかなり豊富な方で、比較的価格もリーズナブルなこともあり気軽に利用できる。
「生うに丼」もキタムラサキウニ(白うに)の並盛りならば2000円と、他店に比べ頂きやすい価格設定、ウニの漁期(6~8月)以外には「積丹産蒸しうに丼(1700円)」が用意されウニのオフシーズンでも地元産のウニが頂ける工夫もある。
また、近隣他店には無いような「海鮮づけ丼」「海の子三色丼」などの変わり種や「シーフードカレー」「牛丼」なども置き、海鮮丼屋というよりも海鮮食堂といったほうが良いかもしれない。
もっとも気になっているのは「鱗晃特製ラーメン」で値段はなんと3000円、一体何が入っているのだろうかと思うが、さすがに注文するだけの勇気が無い(笑)
「海鮮丼」は、ウニ、イクラ、鮭、ホタテ、タコ、甘エビなどなどの海の幸が満載、「生うに丼」でウニを堪能するのも良いが、一度にさまざまな味を楽しめるのもなかなか楽しい。
お勧めは赤うに(エゾバフンウニ)と白うに(キタムラサキウニ)の両方を一度に味わえる「生うに二色丼」、収量の少ない「エゾバフンウニ」は価格も高く、漁模様によっては入荷が無い場合もあるとのこと。
私が訪れた時も、入荷が少なく「赤うに丼」は出来ず、「生うに二色丼」が2食分のみとの事であった。
好き好きはあると思うが、二種類のウニを食べ比べてみるのも良いだろう。
海岸沿いにあるような海鮮丼屋のような趣には欠けるが、気軽に利用できる良い店である。
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◆生うに丼(白・並) \2,000-
◆生うに丼(赤・白二色) \2,900-
◆海鮮丼 \1,500-
◆いくら丼 \1,700-
※ 2011年8月 現在
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店名 |
鱗晃 積丹本店(りんこう)
|
---|---|
ジャンル | 海鮮、食堂 |
お問い合わせ |
0135-45-6651 |
予約可否 |
予約不可 10名様以上の団体様は応相談 |
住所 | |
交通手段 |
JR函館本線小樽駅 車50分 |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
152席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 座敷あり |
料理 | 魚料理にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
備考 |
営業期間 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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《 2019年06月 再訪 》
6月に入って、積丹エリアのウニ漁が解禁になると、多くの方が海の恵みを求めて岬に向けて押し寄せる。
各集落には、のウニ丼をメインとした海鮮丼を提供する店がいくつもあるが、この「鱗晃本店」は積丹町入舸地区にある店だ。
海鮮丼屋の多くは春から秋までの営業、中には前浜のウニ漁期のみ営業する店もあるが、ほとんどの店はこの時期は無休で営業するところが多い。
また、午前中の早い時間から店を開けるところも多く、街中の一般的な飲食店は11時開店というのが普通だが、ここの海鮮丼屋は9時開店、10時開店などというところも少なくない。
ただ、これ、少し微妙で、朝食には少し遅いが昼食には少し早いという時間帯。
これは私見だが、札幌あたりから朝起きて車を走らせると、ちょうどこのくらいの時間・・・というのが開店時間の謎のカギのような気がしている。
自分の場合、折角積丹まで車を走らせるのだし、「食」のみならず趣味の写真撮影も兼ねての遠征なので、夜明け前に家を出て陽が高く昇る頃には現着するというのがいつものパターン。
となると、朝食をもっと早い時間に頂ける店・・・となるのだが、正直それほど選択肢は多く無い。
積丹町の岬エリアで一番早く店を開けるのは、余別地区の「なぎさ」で6時開店だが、この店は前浜でウニが上がった日のみ営業、しかもメニューはウニ丼オンリーという少し特異な店で、この日も時化のため漁が無かったとのことで「本日閉店」の貼り紙が。
次に早く店を開けるのはこの「鱗晃本店」で、ウニの漁期にあたる6月から8月は7時開店と、朝飯使いには十分な感じだ。
これ以外に9時以前となると、野塚地区の「大島食堂」や神岬地区の「うしお食堂」が8時台の開店だが、やぱり使いやすさで考えると、この「鱗晃本店」が一番という気がする。
今回頂いたのは「三色丼」で、以前にどこかのレビューでも書いたが、ウニは好きだがウニオンリーの丼ぶりよりも他のもの一緒に楽しみたいので、こういったモノを頼む事が多い。
三色丼は店のよって使う3種が異なり、ウニ、イクラに加えてもうひと品というのが一般的だが、この店の三色丼は、ウニ、イクラ、イカ、タコ、カニ、エビの中から好きな3種を選べる。
値段は2750円だが、ウニを入れないと1800円と一気にリーズナブルな価格になる。
自分が選んだのは、ウニ、イクラ、エビの3種で、自分的には三色丼としては一番好きな食材だ。
メインの丼ぶりのほかに、小鉢ものとしてたらこ煮と昆布煮が、エビの味噌汁に漬け物が付いてこの値段ならばマズマズという感じでは無かろうか。
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さて、特筆すべきことがひとつ。
昨年からのオフシーズンに、店内の大改装が行われた。
建物自体は変わっていないが、厨房の位置を大幅に変更し、客席のスペースを大きく広げた。
特に、窓側にカウンター席を設けた事で、お一人様が格段に使いやすくなった事は、非常に評価すべき点だ。
ウニ漁期以外は9時開店となるが、4月から11月と営業期間も長く、積丹エリアではとても利用しやすい店と言って良いだろう。