食べる度に旨さの度合いが増す！ : らーめん渡海家

2019.1月

白醤油３連荘って事で
中華そばの「メシケン」さんに続いて
こちら地元の「らーめん渡海家」さん。
言わずと知れたミシュラン掲載店でして
常に客待ちの絶えない人気店。

今回約1年振りの訪問は息子の自由研究目的。
12時オープンなのでオープン前に並んで1番乗りですが、
その後次々と客入りしましてあっという間に店内入口付近と
外には待ち客出来てますが半数以上は海外組。

今回も前回同様食べたのはこれ。
・醤油らーめん(750円)
スープは豚、鶏に7種類程の魚介を合わせ、
そのダシを活かすために敢えて白醤油を使用。
アッサリだけど奥深い旨味が楽しめるし、
旨さの度合いが訪問する度に増してくんだわ。

ここの凄いところは
オープンから約15年経ってるのに
メニューが変わらない事と味にブレが無い事かな。

ここのラーメンは好みが分かれるタイプだから
オープン当初は大変だったと思うけど
自分の信念が不変不動なんすねきっと。

改めて凄いラーメン屋だなって思う次第です。

2017.12月

2012年4月の初訪時に食べたのは
”ニンニクチャーシュー味噌ラーメン”でその時の感想は
「かなりのあっさり感にちょっと拍子抜けした」でした。

二度目訪問の2014年5月に食べた”味噌ラーメン”の感想は
「非常にあっさりした中にも繊細な旨味の感じられる一杯」でした。

そして今回三度目の訪問で食べたのは
”醤油ら～めん”と”鰹めし”。

昔からコッテリ濃厚でパンチ効いたラーメンばかりを好んで食べてたせいか
ここのは繊細過ぎて私には微妙に感じたんだけど、
年齢重ねる度に徐々に味覚の変化か好みの変化か、
よう分からんけどこの手のラーメンにも
多少柔軟に対応してきたようで(^^;)

醤油ら～めんも非常に繊細。
鶏ガラと白醤油使い無化調仕上げですが
上品ながらも確りした旨味が感じられます。
結局気が付けば汁完しちゃった(笑)

麺は小林製麺さんのストレートな細麺で
パツんとした食感が心地良いです。

具材のメンマは他では見かけない程の
柔らかいタイプで下味もスープの邪魔しない程控えめ。
チャーシューもこれまた独自感あって、
厚みあるバラ肉を香ばしい程火あてして
脂身含めたジューシーさをしっかり閉じ込めてます。

追加で頼んだ鰹めしは
鰹だしで炊いたご飯の上にしっかり味付けされた
鰹の身をほぐしたもので、
これはラーメンと一緒に食べたらスープが負けるので
今回の私みたいに後から食べるべきだね！
この鰹めしに卵黄乗せて食べたいと思うのは私だけ？(^^;)

う～ん、正直今までは小樽で好きなラーメン屋はあれど
人に胸張って薦めれる店は無いと思ってた。
でもここの醤油ら～めんは
自分の好みとまではまだ完全に言い切れないけど
「小樽でおススメのラーメン屋は？」ってもし聞かれれば
ここを推すかもしれないなぁ、、、

それくらいここの味は小樽市内ではダントツに
レベル高いと思います。
こう書きながらも「一番」や「山岡家」がやっぱり好きな
自分がいるから困ったもんです(笑)

2014.5.24　再訪

家内がここのラーメンまだ食べた事無いっていうもんで２年ぶりの訪問です。

家内は醤油、私は味噌ラーメンです。

ここの醤油はどう見ても塩にしか見えないのですが
そういうラーメンなのです。

フレンチ出身のシェフが作るラーメンは
無化調無添加がウリでして非常にあっさりした中にも
繊細な旨味の感じられる一杯です。

２年前に初めて訪問した時に食べた"ニンニクチャーシュー味噌ラーメン"は
正直ちょっと物足りない印象だったけど
この２年もの間で私も更に色々なラーメン食べてきましたからね、
だいぶこの手の味には慣れてきましたよ。　

女性に例えると２０代の脂のりのりみたいなラーメンしか受け付けなかった自分が
最近は３０代か４０前半くらいまでの
脂は抜けかかってるけど旨味があるみたいなラーメンも大丈夫！
もう数年先にはきっと熟成の進んだ、、、、、ふふふ♪

あっ、あくまでもラーメンを女性に例えただけでして
わたくしの女性の守備範囲とは別ですので(^_^;)

最後に今回評価を少し上げましたので♪

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2012.4.6　初訪

ここは２００３年オープンのラーメン屋さんです。

オープン当初から存在自体ず～っと気になってたのですが、食べた人の話を聞くと
とにかく薄味で物足りない、との感想だったので足が遠のいておりました＾＾；

今回何故訪問したかというと、何やらメニューの中にニンニクチャーシューらーめん（味噌限定）
というのがあるとの事を最近知ったわけでして、それなら食べれるかも！
っということでの訪問です＾＾

店内は細長く奥まであり、それに沿ってカウンターだけあるという
一見したらシックなバーのような雰囲気です。
私は一番手前の端っこに座りましたが、向こうの奥に座ってる人の
男女の性別すら判別できないくらい離れています（汗）
（それくらい長いカウンターだという例えでして、、、）

お昼時ですが先客は５人、後客３人といった入り具合。

あっ、そうそうここの場所は小樽駅から運河方面へまっすぐ下がったすぐの通り（都通り）沿い
ですが駐車場は隣のコインパーキングを利用する形になります。

ここの店主はフレンチの経験があるようなので、ラーメンにもその経験やテイストを
取り入れているようです。

BGMはムーディーなジャズ系の音楽が流れており、トータル的にどうみても
ラーメン屋さんには見えないです＾＾；

そうこうしてるうちに出来ました♪

見た目はとても美味しそうなフォルムです。
刻まれたチャーシューがジュージューいってます！

白味噌系のスープですが非常にあっさりしてますね！
こちらは前評判通りでありますが、かなりのあっさり感に
ちょっと拍子抜けしちゃいました＾＾；

豚骨、鶏がら、数種類の煮干系やらを使ったトリプルスープのダシとのことですが
非常にやさしく女性的な感じ。
ここのすぐ近くにある行きつけのらーめん一番とは真逆の味であります(^-^;

これだけなら物足りない仕上がりですが、一緒に添えられた辛味噌を投入すると
あ～ら不思議、なかなかパンチの効いた味へと変身しました。
わたし的には汗をかく程の辛さですが、違和感なく食べられます。
ニンニクは風味としては感じますが、あくまでもそれなりに的な印象。

麺は中細のちぢれ麺ですが、口の中に入れるとパツッパツっと
心地よい歯ごたえを感じ、なかなかに美味しい麺でした。

具の刻みチャーシューはさっきまで表面の肉脂がジュージューいっており
香ばしく、尚且つしっかりとした下味と相まって旨し！であります＾＾）

他には味玉、メンマ、刻み木耳、キャベツ、あと非常に極細のもやし？が入っており
どれも脇役的な印象。

食べ終わった感想ですが、この味は辛味噌が不可欠であると思いました。

店主のモットーである「体に良いものを提供したい」の言葉にもあるように
無化調のスープ、麺も無添加に拘っているようです。

何となく市内の人気店自然派ラーメン処 麻ほろのラーメンと似た系統の味
といった感じに思えました。

好きな人もいれば、私みたいな者にはちょっと物足りないと思ってしまいます。
あとは９００円出してでも食べたいと思うかどうか、、、
この辺は非常に微妙な印象を受けました。