☆ 六年振りの“蝦夷前鮨”、勿論「いかそうめん」も．．． : おたる政寿司 本店

2020年10月現在にて食べログTOP5000
(いつの間にか、偉くなっていましたね)

＜蝦夷前か江戸前か＞
六年前に伺って、「いかそうめん」に感動！
そして、私は横浜在住につき、
最寄りの「おたる政寿司」を検索して伺いました。
なんと「銀座店」です、、
こっそりと味わってみました。
ただし、銀座と言えば東京の台所である築地が控えているわけです。
そうなると蝦夷前かどうかは何とも言い難いので、
標題の件に関して再度確認すべく、ついに北海道だぁ．．．
なんて息巻いたところでどうなの？
～o～o～o～o～o～o～o～o～o～o～o～o～o～

「お父さんたちに人気」の
　　　　　『政寿司セット』
　「豆腐サラダ」
　「いかそうめん」
　「寿司」７点　(いくら・秋刀魚・サーモン・甘海老・ホタテ・鯛・本鮪中トロ)
　「岩海苔の味噌汁」
以上、至れり尽くせりなんですが、、
追加の寿司をいただいてしまいました！
(なんてったってホッキー道)　
　「ほっき貝」デス～板さんのつけ醤油も良く、これは納得の美味しさ♪

酒は　【小樽地酒三種】
　宝川純米酒　宝川大吟醸　北の一星純米吟醸
小樽の田中酒造さん、スッキリとした喉越しの良さ。
美味しい。

さて、わざわざ北海道まで来て味わう、
期待すべく「いかそうめん」について一言。。
これはセット物にしてしまったせいか、
どうなのか、、、ウニが少ない！？
うずらの卵も極小、そのせいか汁が少々濃い！

う～ん、なんだかなぁ．．．
(私らも生き物ですから、いつも同じ条件では整いません
ですから、記憶も不確かではありますが．．．)

カウンター越しの鮨屋は久しぶりで、
板さんもいろいろと気遣い、ありがとうございます。
とても楽しかったし、
握りも美味しかったです。
また5、6年後はどうなっているのか？
．．．ちょっとまた愉しみが出来ました♪
ご馳走様でした<m(__)m>

★小樽★余市★札幌の旅 ～　〈その一〉

今回の旅、まずは小樽で旬の「ウニ三昧」がテーマです。
そして、「蝦夷前寿司」も．．．
はたして如何なるモノであるか！？
小樽到着、最初の食事は「蝦夷前寿司」をいただく事にしました。

特に情報通でない私達は、当然の如くガイドブック片手に、
まずはサンモールを過ぎた辺りの「小樽寿司屋通り」へ。

◆◆◆

席の準備をする都合か、
玄関口にいる案内係の方（支配人？）から順次呼ばれます。

夕刻１７時頃ですが、
すでに待合室は３組以上の方々が待機しています。
しかも、三組ともアジアン？

やはり、繁盛店は違うなぁ．．．
外国人旅行者にしてみれば、此処は観光ルートのようです。

◇◆◇◆◇

「海水うに小鉢」２，160円
？うーん、“小鉢”は小鉢である(＠_＠;)
「バフンかな？、いやムラサキだな！」．．．でも、ウマい
ちょっと高いが、まぁ致し方ない。
小樽でいただく、初めてのうにですから。

「名物元祖いかそうめん」１，300円
〈特製のタレに卵と贅沢なアレを入れて召し上がって頂きます」〉ですって！？
さて、「“アレ”ってなによ？」
「山葵、山ワサビじゃないの？」
私逹の貧困な思考パターン、ボヤ～としているうちに現物登場です！

正解は〈うに〉でした！
なるほどー、これは贅沢なタレです。
やはり、ウマい♪

続いて、寿司です。
期待しちゃいますねぇ、「蝦夷前寿司」？。

「いくら」好きの連れは、
「贅沢こぼれいくら」４００円、
寿司飯の上に“いくら”がのっているだけ。
うーん、それほどでも．．．あまり、迫力は感じません。

北海道はなんてったって、「きんき」だな！
と閃き、即座にオーダー。

「炙りきんき」８００円（一貫）×2に、
「中とろ」５８０円×2
「赤身」２８０円
「ほたて」２８０円
「いくら」（軍艦）２８０円．．．
寿司だけで、計４，０００円

「きんき」の握りは、さすが北海道〈拍手〉
このネタはいい脂ののり具合ですね♪
しかし、一貫８００円は高いなぁ！
まぁ、一尾、煮つけにしてもらえば、４～５，000円はする高級魚ですから、
一貫８００円は相場なんでしょうか？．．．

∽∽∽∽∽∽∽∽

お寿司の「蝦夷前」と「江戸前」の違いは何なんでしょうか？

「蝦夷前寿司」とは、
北海道近海で獲れる新鮮な魚貝をにぎる寿司。
ですから、北海特有の新鮮なネタが勝負。
また、「北海道の寿司は、米に酢を足して、おむすびにし、
魚の切り身や、貝を乗せたものです。」と説いている方もいます。

「江戸前寿司」とは、
屋台のような処で、立ち食いをする握り寿司を指す。
江戸っ子はせっかち故、さっさと食べて勘定して立ち去るとの謂われ。
また、「江戸前寿司は、酢飯のシャリに、空気を含ませ、握り、
ネタのうまさを引き出したり見栄えを良くしたり、
それぞれの職人が工夫し仕上げた、食の芸術です。」
という説もあります。

§§§§§

なんだか明確な”答え”かどうかは、よく分かりませんが、
”握る”か”握らない”か、という事と、
ネタが”生”かどうか、という事、
さらに、”一手間”かけたモノかどうか？という事で、
判断されるモノのようです。

∞∞∞∞∞∞∞∞

そういう観点からこの店の寿司を見るならば、
ほぼ、「江戸前寿司」であろうと判断します。

強いて言えば、「贅沢こぼれいくら」のようなシリーズが、
「蝦夷前寿司」かも知れません．．．

誤解の無いようにお断りしておきますが、
此方のお店は「蝦夷前寿司」という事をうたっているわけではありません！！！

ちょっと高額なネタをいただいちゃったので、
私が勝手につまらないネタで、
クドクドと横道にそれただけのことでございます。

長々とつまらないレビューになってしまいました。
ごめんなさい！

以上、よろしく。