函館市民待望のコメダ（遅くなりましたが…） : コメダ珈琲店 函館ベイエリア店

2020.07.01訪問

函館市民にとってようやく待望のコメダ珈琲店が出来たというニュースは知っていたのですが、オープン当時はスキーインストラクターのために函館を離れていた上、シーズン強制終了以降の新型コロナウイルスの緊急事態宣言などもあって「籠もりのおじちゃま」を決め込んでいたために訪問する事が出来ず、やきもきする日々が続いていました。

そんな中ですが、僕・両親・伯母共々既に作っていた「マイナンバーカード」には助けられまして、両親や伯母と共に「作っておいて良かった～！」と感謝なのですが、この度の僕のマイナンバーカードが先月の誕生日で「電子証明書」の期限切れとなりまして、加えて普段から結構使うようになった電子マネーやキャッシュレス決済にマイナンバーの紐付けが9月から行われるという情報も得まして、この日、市役所に電子証明書の更新に出かけていました。そして一通りの手続きを終えて、折角街中に出てきたので何か食べて…と思ったんです。

当初、市役所から近い函館朝市内のとある店を目指したのですが、不定休という事は知っていたものの、残念ながらこの日はお休み。新型コロナウイルス禍の影響は相当なもののようで…。と、朝市をぶらぶらしているうちに、ベイエリアにコメダ珈琲店がオープンしていたのを思い出し、思い切ってここからさらに電車移動。時節柄静かなベイエリアを歩いていると…ありました！七財橋からよ～く見えます！

店の外観などを撮影してから入店し、店員に喫煙の有無を聞かれたので「禁煙」と伝えますと、ここの店は1F喫煙・2F禁煙に分煙されていると伝えられましたので迷わず2Fへ。お一人様なのでカウンター席に入ります。カウンターは1人分ずつウッドパーティションで仕切られ、さらに昨今のソーシャルディスタンスで1席おきの利用となっていました。2口コンセントが各席に備え付けられているのはありがたいです。幸いな事にスマホのバッテリーは十分ありましたが。

店先看板を見た段階で「JELYCO（ジェリコ）」が気になっていましたので、ドリンクはジェリコの「アーモンドミルク」にします、他にもメニューに期間限定の「クロネージュ」が目に入り、「シロノワール」は札幌北野店で経験済みだったので、今回はこのクロネージュにします。また、ジェリコにモーニングが付けられるとの事でしたので、今回は「B（手作りたまごペースト）」にしましょう。

それにしても、この店は実にいいロケーションですね。カウンターといくつかのボックスが七財橋・ベイエリア・赤レンガ倉庫群・函館山の見える窓に面していて、札幌の1店舗しか体験していないものの、これほど眺めが堪能出来るコメダ珈琲店は僕としては初めてです。今回はお一人様でカウンターにしましたが、次回以降は観光客の方に譲った方がいいかな…とも考えたり。

本題の味の感想を。
「ジェリコアーモンドミルク」
最初にストローから口に飛び込んだアーモンドミルクが相当甘いのですが、甘くないコーヒーゼリーが一緒に口の中に入ると丁度良い甘さ加減になります。先に歩き回っていて甘味を欲していたので美味しく感じました。観光客が歩き回って同様の状態になったら喜ばれる味かな…と。
「クロネージュ」
ココアのビターな風味を持つバウムクーヘンとソフトクリームの取り合わせはそれだけでも好相性。今回は甘味が欲しかったので、一口食べた後で添えられたメイプル超…もとい、メイプルシロップを全て掛けて、思わず井戸田になりました。
「モーニングB（手作りたまごペースト）」
フワフワなトーストにたまごペーストはたまりませんね。確か、コメダさんは卵にもこだわりがあると聞いていましたので、その事前情報を加味してもこのトーストの良さが分かります。

今回はこれらの他に、中食用にカツサンド（オリジナルソース・マスタード入り）のテイクアウトもお願いする事にしましたが、レジに並んだ時にコメダ珈琲店オリジナルの山食も並んでいたのを見て、翌朝の朝食用に食べるのも良さそうと思い、5枚切りを1袋追加テイクアウトしました。そちらの感想は後ほど。

何はともあれ、函館市民待望のコメダ珈琲店、しっかり堪能した上、甘味の力で元気も出てきたのでした。
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（7/3写真追加）
その後夕食にカツサンドと、翌朝に山食を頂きましたので感想を。

カツサンドは時間が経ったので、パン部分はカツのソースの水分を帯びていましたが、それでもふわっとしたパンの食感はかなり残っていて、日中のモーニングのトーストに引けを取りません。カツも衣のサクサク感はかなり残っていて、時間が経っても美味しく食べられるカツサンドになっていました。それにしても、カツとパンの厚さが同じなのでカツサンド全体の厚みも相当で、大口が開ける僕ならば大丈夫ですが、そうでなければ「ビッグマック法」（＊ビッグマックがどうしてもかぶりつけない場合に上下から圧縮してから食べる方法、とある日本の映画俳優が劇中で披露してたのが起源）を使うと良いかも。

山食は翌朝の朝食に、1枚は普通のトーストにしてオリーブオイル＆バルサミコ酢with塩コショウ、もう1枚はピザトーストにしてみました。丁度生のバジルが手に入っていましたので。翌日のパンでも普通にトーストしただけで店の味そのもののトーストとなるのでよく出来たパンなんですね。今回来店時に食べたたまごペーストや、札幌の来店時に食べたバターも良かったですが、今回のオリーブオイル＆バルサミコ酢with塩コショウも良く合います。ピザトーストはなんちゃってピザソース（ケチャップに粗挽きコショウ、いつもは粉末バジルも使う）でしたが、生バジルの強めの風味でもしっかり合いましたので、こちらでも実力が出ています。

函館にコメダが出来たので、店で飲食するのはもちろんですが、カツサンド＆山食の他にコーヒー豆の販売もありますから、テイクアウトという楽しみも出来ましたね。これはできるだけ早いうちに再訪しなければ！！