滋養軒
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店舗基本情報
| 店名 |
滋養軒（じようけん）
|
|---|---|
| ジャンル | ラーメン |
| お問い合わせ |
0138-22-2433 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
松風町駅から259m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
～￥999 ～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席・設備
| 席数 |
15席 （4人掛けテーブル*3卓 カウンター3席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| お子様連れ |
子供可 |
| オープン日 |
1947年 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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函館初上陸。
函館駅に到着したのは17時過ぎで、荷物を置きたいので真っ直ぐホテルへ。
チェックインを済ませてからすぐに外出しましたが、早めに軽く食事をしておくことにしました。
函館と言えば、函館ラーメン。
今回の函館入りの目的のひとつは、本場の函館ラーメンを食べることでもありました。
お店は下調べして狙いを定めていた滋養軒さんに行くことにしました。
函館駅から徒歩5分ほどのところにある函館でも屈指の老舗のようです。
店内はテーブル席が３組、カウンター席が３席。
個人的な老舗のイメージとはちょっと違った、明るくて清潔感のあるお店です。
私がお店に入ったのは18時前でしたが、先客はゼロ。
悪天候と早い時間帯のためでしょうか。
店主とその奥さんと思わしき方お二人で静かに切り盛りされていました。
さて、私が注文したのは塩チャーシューメン700円(税込)です。
そのスープはものすごく透明感のある清湯系。
鶏ガラと豚骨から丁寧に出汁をとったものとのことです。
そのお味は見た目通り、雑味が一切感じられないスープに仕上がっています。
塩加減は控えめというか、スープの甘さを引き立たせるために最低限加えただけような感じがします。
脂分はチャーシューから滲んでいるのが少し玉になっていて浮かんでいますが、
ほぼゼロに近いと言っていいでしょう。
余計な調味料や脂の力を借りずに、丁寧に引き出した出汁の旨味だけでグイグイと飲めてしまう極上のスープでした。
机上にホワイトペッパーが置いてありましたが、きっと合うと思います。
少し加えてみようかとも思いましたが、万が一、スープの純度が損なわれるようなことになったら、
すごく後悔しそうなので、私はあえて冒険しませんでした。
それくらい愛しい美しく澄んだスープだったんです。
麺は自家製のストレート細麺。
低加水タイプですが、コシがしっかりしているので、最後までいい状態で食べきることができました。
麺そのものの美味さも感じます。
さすが自家製麺ですね。
具はチャーシュー６枚、メンマ、ネギ。
チャーシューは肩ロースの部位を使用されており、赤身中心。
食感は固めですが、肉の味はよく感じられます。
ここは好みが分かれるところかもしれません。
それでも、このチャーシューが６枚も入っていて麺が見えないくらいなんですから、肉感としては申し分ないですね。
これが本場の函館ラーメンなんだと思うと、
はるばる函館までやって来てよかったと思えます(サブちゃんの歌の通り(笑))。
じつに美味しい本流の塩ラーメンでした。
しかもこれが700円なんですから、ＣＰは最高レベルと言ってよいでしょう。
ちなみにスタンダードの塩ラーメンはワンコインでした。
人気が出たからといって値段を吊り上げるなんてことは、このお店では考えもしないんでしょうね。
味、ボリューム、価格、いずれをとっても長く看板を守っておられる老舗である理由がよく理解できました。
この奢らない、手を抜かない経営スタイルには脱帽です。
ごちそうさまでした。
お店を出たあとは、赤レンガ倉庫を観光し、ロープウェイで函館山山頂からの夜景を楽しみました。