大人食い・やきとり三昧（その2） : 焼きとり出前一丁

2018.04.02訪問

やきとり大人食いの禁断症状が出ていた事は別レビュー（ハセガワストア中道店）に書いたところですが、どうせ食べるなら、量だけじゃ無くて食べ比べもしてみようと企みまして、今回は2軒の焼き鳥店にお世話になりました。そのうちの1軒がここ「出前一丁」さんです。

ここのやきとりは前回1度購入した事でメニューを頂いていまして、予約注文が可能という話も聞きましたので、あらかじめ前々日の土曜日の昼頃（メニュー中の営業時間を見て）に予約の電話を入れておきました。今回、他の方のレビューに書いてあった「激辛カレー味」の事を見聞きしていましたので、今回のやきとりは1種類1本ずつ一通りを全て「激辛カレー味」で注文しました。その後の顛末はハセストのレビューにて書いてある通りです。あと、ビールは他に「サッポロクラシック」「ヱビスプレミアムブラック」と、「春の薫り・サッポロクラシック」もあらかじめ手に入れてあります。

2軒分のやきとりを手に入れて帰宅後、準備に取りかかりまして、こちらのやきとりもコンロの焼き網で炙って温め直しながら頂く事にします。お味の方は…、ふむ、カレー味だけにそういう系統のスパイシーな風味が出てますが、辛さはそれほどでも無いかな…と思っていたら！じわじわと辛さが染み込んできて、最終的に…あ"～～！！辛～～～～！！！！この激辛って後効きタイプだったんですね！おかげでビールが進む事進む事！ただ、別に食べていたデスソース付きやきとりの事もあり、ビールだけでは鎮火せず、結局氷を口に含んで消火しました。ちなみにそんな中でもビールの味はしっかり取れていて、いつものサッポロクラシックを基準にすると、春の薫り・サッポロクラシックはまさに春の感じをイメージした、軽やかでサッパリとした味。春っぽさ満載でした。

後効き激辛のやきとりではありましたが、肉の美味さは前回と変わらなくて良い肉の旨味がしました。このやきとりは「流石」と言うべきです。ただ、激辛は当分の間は休んでおいて、やはりここはしばらくたれ味で楽しみたいですね。

今回の2軒22本のやきとりですっかり満足出来ました。予算が許せばまたこういう大人食いをやってみたいです。

2017.09.06訪問

kin06様情報でこの店を知りました。

実は前日の病院帰りに立ち寄ってみてはいたのですが、やってる様子が無いため、店の窓をのぞいてみたら、ぶら下がっていたメニュー表の営業時間に「定休日　火曜」の文字が。後に食べログでも定休日が火曜日であることを把握しましたので、ああ、こりゃ僕の情報把握不足だったなと反省…＼(_ _ )まあ、店が逃げるとは思えませんので、この日は一旦諦める事にしました。

さて翌日、前日に見た店先のメニュー表には16:00からと書いてありましたので、それまで通い先にてPCでWikipediaの編集をしながら時間待ち、16:00を回って、メガドンキでお茶っ葉を買って行ってから再び立ち寄ります。が…、店に誰もいない！？店に下がっているメニュー表には昨日確認したのと同じように16:00からの営業と確かに書いてありましたが…、店の窓をよく見ると、窓枠にワイヤレスタイプの呼び鈴ボタンが。押してみると…、少し経って隣の家から女性が出てきまして「すみませ～ん！」と一言。どうやらここの店主です。こういうシステムなんですね。店が約1坪程度ですから、確かに呼び鈴でその都度呼び出した方がお互いに効率良さそうです。

さて、後からご主人（と思います）も出てきましたので注文。今回は夕餉のビールのつまみとご飯のおかずにするので、メニュー表の一通り（ぶた串・若鶏もも串・つくね・とりかわ・若鶏むね串・豚レバー・砂肝・豚ハツ・手羽先）を1本ずつ、たれ味でお願いしました。女将から「一から焼くのでお時間が20分少々掛かるんですけど、よろしいですか？」と言われましたので僕は「ちゃんとまともに焼いている焼きとりが時間が掛かるのは承知してますから、大丈夫ですよ。」と告げ、スマホで僕の編集したWikipediaの記事を見ながら焼き上がりを待つ事にします。その間、近所の方らしき人もやって来て注文して、配達をお願いしていましたが、メニュー表には配達地域を限ってそれも出来るとありましたので、常連さんにはありがたいのでしょうね。

さて、ようやく焼き上がりを受け取りましたが、僕が自転車で来ていたので店主のご厚意で中のたれがこぼれても大丈夫なように二重袋に入れてくれました。こういう気配りは有り難いですね。

さて、他の用事も済ませて帰宅し、この日の気温（夏日でした）と自転車ですっかり汗をかいたので、シャワーを済ませてから夕餉の準備に取りかかります。今回もサラダと釜飯を用意し、ビールは赤星ことサッポロラガービール・サッポロクラシック・ヱビスプレミアムブラックを取り揃えました。赤星は先月下旬に2本手に入れ、前回のはこだてグルメサーカスでの食材でも頂きましたが（ピアット他参照）、手に入れた店に置いてあった赤星の在庫が残り少なくなっていたようでしたので、もしかしたら今シーズンはこれが最後になるかも…。という事で、しっかりと味わう事にしましょう。

なにはともあれ、早速ビールで焼きとりを頂きます。

「ぶた串」
お！ぶた串は肉に臭みも無くてしっかりと肉の味を出してますね。たれとの相性もバッチリです。1串だけでタンブラー1杯が軽く進んじゃいます。

「若鶏もも串」「若鶏むね串」
若鶏もも串は若鶏らしく、割とあっさりした肉の味で、すんなりと食べられる味ですね。若鶏むね串はむね肉故にさらにあっさりとしてます。どちらも肉の味が良いですね。ビールが進みました。

「豚レバー」
豚レバーはレバーの風味がちゃんと出てますが、僕的には嫌な風味では無いです。小さい頃はレバーの臭みが苦手でしたが、何度か食べる内に臭みがあまり気にならなくなってきた方なので、美味しく頂きました。ただ、レバーが苦手な人にはちょっと難しいかもしれないです。ビールで食べると美味しい味だと思っています。

「豚ハツ」
豚ハツのコリコリした食感も好きですね。噛めば噛むほど味が出てきます。出てくる旨味でとにかくビールが進みます。

「とりかわ」
とりかわは僕の経験上、2派に分かれているように思います。クニャッとした柔らか仕立てと、しっかり焼いたカリカリ仕立てで、それぞれ好みがあるようですね。ここのは前者です。僕はどっちの焼き方も好き嫌いを選びませんので、ここの店の焼き方もOK！脂がのってるとりかわとたれのマッチングがかなり良いので、ビールが進んじゃいますね。ここまでで用意していたビールが全て空きました。

さて、ビールが無くなりましたが、焼きとりはまだ3本残ってますので、ここからは炊き上がったばかりの釜飯で頂く事にしましょう。

「砂肝」
砂肝のコリコリした食感で、これもよく噛んでいくと旨味が出てきます。酒に合うとは思いますが、これで頂くご飯もまた乙でした。

「つくね」
定番なんですが、対抗しがたい魅力がつくねにはありますね。若干ジュワッと中から肉汁が出ていましたので、手作りに違いないと思います。たれの味と相まって、これもご飯が進みました。

「手羽先」
両端を切ってあるので骨からの身のはがれが良く、食べやすくなっています。手間が掛かってますね。こういう気配りは有り難いです。味も肉の味が良く出ていて、たれとの相性も良く、美味しくご飯と一緒に頂きました。

さて、焼きとりを一通り食べ終わりましたが、ご飯はまだ1膳分残していました。実は僕としてのお楽しみがあるんです。函館人なら「やきとり弁当」は知られているところで、なじみのある食べ方かもしれませんが、ご飯ってたれをかけて食べると凄く美味しいじゃないですか。というわけで、ちょっとはしたないですが、皿の上に残った焼きとりのたれをご飯にかけて、最後まで美味しく食べようというわけです。で、やってみると…、おぉ！これは美味しい！たれの甘辛さとご飯の相性は抜群です！すっかり堪能いたしました。

ここの店の焼きとりはまた機会を作って買いに行きたいですね。kin06様、ありがとうございました。<(_ _)>