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港町函館の舶来居酒屋は沁みる
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店舗基本情報
| 店名 |
杉の子
|
|---|---|
| ジャンル | バー |
|
予約・ お問い合わせ |
0138-23-4577 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
函館駅から徒歩約6分 函館駅前駅から231m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥2,000～￥2,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
| サービス料・ チャージ |
サービス料・チャージ無し |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり、ソファー席あり |
メニュー
| ドリンク | カクテルあり、カクテルにこだわる |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| ホームページ | |
| オープン日 |
1958年12月15日 |
| 備考 |
1958/12/15【函館市若松町19-16にて開店】 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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午後から三軒の角打ち、そして粋花亭でガッツリ呑み喰いし、海鮮函館山ではイカ刺しで熱燗。こりゃ酔い冷ましせんと辛いなぁ・・・と向かった先は何故かBAR（苦笑）
杉の子は昭和33年12月、歓楽街として有名な「大門（昭和初期に色町としても栄えた地区）」にて大正13年生まれのオーナーバーテンダー杉目泰郎氏が創業した老舗バー「舶来居酒屋 杉の子」に端を発する。平成19年、御年83歳で大変惜しまれながらも杉目氏は天国へと旅立った。杉目氏亡き後は長女元子さんが引き継ぐも大家の都合で一旦閉店し平成25年、今の場所で再スタートを切った。
多分午後11時近かったと思う、店内はほぼ満席
一人である事を伝えれば
「カウンターが空くまでテーブル席でお待ちいただけますか？」
無論快諾である♪
上着を脱ぎ、荷物をまとめ座ろうとしたその時
「少し狭いですが一番奥のカウンター席で宜しければ」
願ったり叶ったりとカウンター席へ・・・元子さんの真ん前だ♪
奥行きのある広いカウンターには大門時代から使われる小物類が品よく並ぶ
余市10年をロックで注文、ふぅと一息し紫煙を燻らす。
オーセンティックでもない、英国パブ風でも無い、そう正に舶来居酒屋がもっともらしい店
年齢層が幅広いのも、中折れ帽をオシャレに被る元子さんの人柄に寄るモノが多いのだろう
一見の小生とも、実に気さくに色んな話をした♪
さて次はウォッカマティーニをいただこうか
「シェーク、其れともステア？オリーブは如何いたしましょう」
ウォッカ3にジン1をステアで、オリーブ無しのレモンピールでお願いします。
三月とは言え雪舞う函館はステアしたマティーニが美味いね♪
ココはセットもチャージも発生しない、純粋にドリンク料のみ。
イイ店だったなぁ・・・
宿へ帰ろうと最寄電停に立てば、タクシーから声が掛かる
「市電はもう走ってないよ、どちらまで行かれるの？」
時計を見れば午前零時をとうに過ぎていた（苦笑）
（＊α7R＆カールツァイスで撮影）