安心安定の函館海鮮料理屋さん♫ : 朝市の味処 茶夢

朝市の味処 茶夢

北海道函館市若松町（函館朝市）
4年ぶり、4年前に悩みに悩んで此方に訪問したが、味、サービス含めとても印象が良かったのでリピート。営業時間朝7時〜14時30分。平日11時訪問で先客無し。

✔︎スペシャル丼（2,600円）
✔︎海鮮丼 ※本鮪変更
✔︎瓶ビール クラシック（550円）等など

元々、此方に訪問予定でしたが、前夜に飲み屋で意気投合した地元の方々からも「朝市行くなら絶対に茶夢」とお墨付きをいただく。

サービス小鉢が11皿。えっ、4年前の8皿からこのご時世でも増えてる。口コミ見ると皿数は日によりバラツキある様子。なんて素晴らしいサービス精神。コスパ良好で、味、サービス共に安心安定のお店♩

ご馳走さまでした( ^ω^ )y//@ Cham

朝市の味処 茶夢（海鮮料理）

【初訪・2018年6月】

42.195kmを走りに、いざ函館へ。

先ずは海鮮チャージに朝市へ。ぐるりと市場を一周してから、どんぶり横丁へ。数店舗候補を絞って行くも、最後に迷いが。「茶夢」さんの前でウジウジしてると60歳代位のご夫婦に「並んでますか？」と声を掛けられる。

「人数多いんでテーブル空きそうか様子みてるんです。お二人だったら入れると思うんでお先にどうぞ。」と譲ると、迷っているのを察したのか「此処はオススメだよ。もう何十年も通ってるけど、どれを選んでも間違いないから。」とアドバイスを。地元の常連さんらしく、心強い言葉で背中を押してくれた。その後、少しお話をさせていただき入店を決意。

此方は昭和51年創業の老舗で、40年以上に渡り地元の人には勿論、地方からも多くのリピーターが訪れるほどに愛されているそうだ。よく分かるのがカウンター後ろの棚、朝7時〜15時までの営業ながらお酒のキープボトルが並ぶ。愛されてるねぇー。そんな店内はカウンター×5席、小上がりの2人席×3席、4〜5名テーブル×1席の計16席程と他の朝市の店舗に比べかなり小ぶり。

晴れ、週末9時半頃、店内満席、並び無し。タイミング良く数分で入口付近の5名テーブルが空き入店。メニューが豊富でこれまた悩む。

・Cセット（2,200円）
→生うに、いくら、かに丼 + 毛がに汁付き
・いか刺し（850円）
・真ほっけ開き焼き（800円）
・行者にんにく（300円）
・生ビール、瓶ビール（各500円）

その他、6名で色々と注文。

まず驚く事に、な、なんとサービスの小鉢が9皿も付いてくるではないか！先ずはビール片手に小鉢といか刺しでグイッと一杯。小鉢のいか下足のゴロ煮と胡瓜に添えられたいかワタ味噌が格別に美味い。店員のお姉さんから「その味噌ご飯にかけるとすごく美味しいよ。」と。

おぉー、めちゃめちゃ美味い、美味しすぎる♫

いか刺し。薬味は大根おろしと山わさび。甘い、噛むほどに甘みが増す。イカ好きとしては堪らんイカです♫

真ほっけ開き焼き。一口。美味っ！上質で適度な脂のノリと肉質感。好きでほっけはよく食べる。普段よく口にする縞ほっけとの違いは大いにあるとは思うが、私の舌がイメージするほっけとは別次元。まさに北海道でなきゃ味わえない逸品だね、こりゃ。

これだけでも満足。メニューにはいか刺し定食（1,100円）や真ほっけ開き焼き定食（1,050円）なんかもあり、それでも十二分に満たされるだろう。

生うに、いくら、かにの丼は言うまでもない。生うには甘さ抜群で苦味や臭みなんて皆無。自家製いくらの味付け、塩加減も絶妙で素材感が活きる。これ以外にも帆立が極めて美味かった♫

「茶夢」さんは、味だけでなく空気感も良い。小ぶりな店内は逆に目が行き届きやすい事もあり、店員のお姉さんの気配りや柔らかい自然体の接客がとてもアットホーム。居心地が良いのだ。

又、価格も朝市の他の店舗さんに比べても多少リーズナブルな印象。サービス小鉢のイメージもあるかもしれないが、味、ボリュームなど考慮しても良心的で納得の価格設定。リピーターが多いのにも頷ける。

定食や丼といった海鮮料理だけでも十分に満足できるお店だと思うが、小鉢や単品で頼める海鮮も選択肢多く、お酒が好きな方には「茶夢」の看板がより一層に輝いて見えることに違いない♫

言うなれば、夜は函館山から眺める夜空に輝く星と街。朝は「茶夢」で眺めるお膳に輝く星のごとき小鉢たち。なんて良い旅だ。マラソン旅行のスタートは順調な滑り出しだ。

ご馳走さまでした( ^ω^ )y//@ Chamu