待望の辛いラーメン。上品な辛さで後味も美味しい。 : 一善や

もう名寄への出張は無くなってしまった。なのでもうなかなか再訪は出来ないだろう。と思っていたが、月に一回、更に北の方への街へ出張がある。そうか、そこへ行くときに再訪したらいいのか！
ただ一つ問題がある。移動する際に、営業時間内に入店できるかだ。

今回は、午後1時半過ぎに入店することが出来た。楽しみだ。

最初から決めていた。今回は辛いラーメンにしよう。

今まで、ダントツ大好きな焦がし醤油にチャーシュートッピング。これは王道だが、まだまだ他のメニューも気になる。

じいちゃん味噌も食べた。ここのお店ならでは、お味噌の風味がしっかりとたつ名作だ。

あさりとん塩ラーメンは前回食した。これは、もはや料理。という職人を感じるこだわりの逸品だった。

私は辛い食べ物が大好きだ。もう痛みしか感じない。という位の辛さも大好きだ。

ただ、辛いラーメンの場合、ベースがどのようなものでも、辛さが強いと、おいしさの違いがわかりにくくなってしまうのも難点だ。

このお店には、辛さの程度が低いものから、ちょい辛、潤辛、中辛、激辛　が　あるようだ。

今回は、お店に入り、おそらくはお店の人、お二人は、ご夫婦であろう、接客担当の奥様に尋ねてみた。
辛いラーメンは、やはり辛いですか？潤辛はどうですか？
辛めですよ。
とのこと。

本来の私ならば、最低中辛。元気ならば激辛。という感じなのだが、いかんせん、味がわかりにくくなるので、今回は潤辛としておこう。いつもならば、チャーシューを追加トッピングするが、今回は、もやしにしよう。50円増しだ。

さて、できあがるまで、また、お店の中を観察する。

壁に大きな木製の看板が。「生命の源は生麺」という文字が。
いい言葉だ。名言だ。私はもう一つ追加したい。「生命の源は縮れ麺」

縮れ麺は、すするときにスープを口中に運んでくれるというイメージがある。しかしあるテレビ番組で、九州系のストレート麺の方が実はスープが付く量が多いのだそうな。
それでも私は縮れ麺の方がいい。口の中に入ってくるスープが、すすって口に入るときに、麺と分離する感じがする。そうすると、口の中で、まるで、寿司の、ネタとシャリのように一度は別の物となり、咀嚼する内に一体化する。そんな感じがするからだ。

さて、ラーメンが到着した。思ったほどの赤身は無いスープ。もやしは多めだ。楽しみだ。スープは私としては辛さはマイルド。適度な辛さに後味は少ししっかりとしてスープの風味が感じられる。美味しいではないか！辛いラーメンは数あれどかなり高得点だ。さてお好みのチャーシュー。やはり美味しい。毎回チャーシューの雰囲気が変わる気がする。これも楽しい。やはり手作りの味なんだろう。もやしはシャキシャキ。これも私好みだ。

あまりしっかりと完食しない私が、ふと気付くとスープはほぼ完飲。

いやー。美味しかった。

また次回、出張の時によろうか？もし寄るとしたら、焦がし醤油に一端戻ろうか？

など考えつつ出張のドライブを楽しんだ。

ごちそうさまでした！

先週も訪問した。このお店。（前回の書き込み参照）
今までは、焦がし醤油を中心に、1度だけじいちゃん味噌を食した。

実は、今回で名寄の出張が終わってしまう。そうするとなかなかこのお店には足を運べなくなる。

先週訪問して以来、最後にもう一度この店に行こう。と決めていた。
ただ何を食べるかが大問題だった。大好きな焦がし醤油にして、麺とスープのマリアージュを楽しむか、新たな挑戦で、辛いラーメンにするかアサリの入ったラーメンにするか。

最後は、今まで食べたことの無いラーメンにしよう。そうすると、アサリ入りか、辛いラーメン。辛いラーメンはいろんな店で食べられるが、アサリ入りはなかなか食べられないだろう。今回はアサリ入りをチョイスしよう。しかし更に問題がある、アサリ入りは、とん塩か醤油の二つから選択できる。塩でも豚骨系になるとアサリの繊細な味わいは大丈夫なのだろうか？という疑問が頭をよぎった。このお店ならばきっとそれを克服しているのでは無いか？醤油はいつも焦がし醤油として食べているでは無いか。

約1週間　以上の考察の結果、あさりとん塩ラーメンに決定した。

さて、仕事は午後1時過ぎに終了した。そのままお店にゴーだ。

少しお客さんがはけたのか、すんなりと入店できた。迷わずあさりとん塩ラーメンを注文。楽しみだ。

店内をゆっくりと観察する。辛いラーメンは、潤辛　中辛　激辛がある。激辛は「お勧めできません」と書いてある。野菜ラーメンの場合、野菜の量のこだわりの説明が書いてある。

いつも気になる、カウンター席。若めの男性が座っている。足下に奥行きがないので、食べるときは大股になるが、やはりそのお客さんも大股だ。この雰囲気が楽しい。そのお客さんはラーメンにチャーハンを注文している。注文も姿勢も超男らしくてカッコイイ。

そんな観察の後、ラーメンが運ばれてきた。

おおー。アサリがしっかりと載り、私の大好きなチャーシューも載る。幸せだ。

やはり最初はスープ。豚骨の少しどろっとした雰囲気を予想していたが、全然違った。優しく繊細な塩スープだ。ほのかな豚骨の風味とそのほのかさと同じくらいのアサリの風味が口に広がる。というか、目をつぶりつつしっかりとその味を確かめたくなる味だ。スープと麺の相性も絶妙だ。私はチャーシューは終盤に食するが、今回のチャーシューはいつもよりも気合いが入っている。風味が豊かで美味しい。というか、スープが繊細なので舌の味覚が敏感なままで食べ続けられた結果なのかもしれない。

初老の年齢になり、塩分を気にしているのに、あっというまにスープを飲み干しそうだ。危ない危ない。

しばらく食べられない。と思うとかなり寂しい。

「かなり間が空くとまた焦がし醤油が恋しくなるかもしれない。しかし、激辛も挑戦したいし・・・」

とても楽しく一年通わせていただきました。ごちそうさまでした。
また機会があったら是非再訪させていただきます。

今回は、もう決めていたんだ。このお店に行くって。

とっても美味しいお店。一人で行くのもいいが、是非数名で行って、おいしい話題を共有したい。今まで一人でしか行ったことが無かった。今回は家族で行くことに。家族には「美味しい美味しいラーメン屋さんが名寄にある」と1年前から言っていた。ついに念願が叶う日がやってきた。

旭川から1時間半自家用車を。

頭の中は、焦がし醤油しかない。ここには他のメニューもある。でも焦がし醤油。これはもう決定事項だ。更にチャーシューは増量しなければ。

お店に到着。ちょうどテーブル席1つ残り有り。らっきー。

息子と私は焦がし醤油にチャーシュー。家内は焦がし醤油。息子は炒飯を追加。

いやー。楽しみで楽しみでたまらない。
この店は、忙しい時間帯でも麺がのびたりすることは無い。作る人がラーメンに愛情を注いでいる。そんな感じがする。

古めの店内は昭和の雰囲気が満載だが、清潔感がある。これがいい。

いつも思うが、このお店のカウンター席がいい。狭いのに椅子が３つ。おっと今日は二つしか無いが、足下に奥行きがないので、おまた全開で座る事になる。女性がミニスカートで座るわけにはいかないな。って思うと少し面白い。

手際がいいのですぐチャーハンが。そしてラーメンがやってきた。

相変わらずのクオリティだ。チャーシューは薄めで面積が大きい。このバランスが絶妙。適度な食感にローストビーフを思わせる風味がたまらない。

麺は細めなのにしっかりとしている。食べ終わるまで延びることは無い。絶妙だ。

何よりスープがいい。香ばしい。この香ばしさは、旭川の蜂屋ににているが、少し違う。これがいい。今回気付いたが（前から気付くべきだった）、麺をすするときに一緒にスープが口に入る。この時の風味が一番美味しい。麺のおいしさと焦がし醤油の風味がお互いに高め合っている。最高のマリアージュだ。

トッピングのネギも美味しく、こだわりを感じる。

やっぱり美味しいなー。

「美味しいだろ？？」と家内と息子に何回も尋ねる。
「美味しいよ」としか言い返せないだろうが、美味しいに決まっている。

息子曰く、チャーハンも秀逸だそうな。しっとりだけど、ラーメンと同じ味付けになっていないので飽きずに食べられるんだそうな。

いやー。ごちそうさまでした。

名寄には仕事で定期的に来ていたが、３月末が最後になりそう。あと一回か。。。、

最後に最後に大好きな焦がし醤油にするか食べたことの無いアサリラーメンにするか。

今から悩んでいる。きっとそれまで毎日悩むんだろう。だけどそれが楽しいんだよなー。

家族との楽しい時間をありがとうございました。ごちそうさまでした！

名寄へ出張。

もう今日は　一善や　と　決めていた。前日からだ。

前回の焦がし醤油　チャーシュートッピングが忘れられなかった。

午前は仕事。もし早く終われば昼食として食べられる。
仕事中も、「前回の焦がし醤油をもう一度食べるか？いや、あさり醤油もいい。うーん」と悩みっぱなしだ。

仕事が終了し急いでお店へ。何とか間に合った。

前回同様、カウンター席へ。そうそう、足下の狭さがいい。三個の椅子が並んでいるが、足（またの部分）を大きく開かないと食べられない。「三人座っているときはどのようになっているのか？」と想像してしまう。

メニューをみて決まった。「じいちゃんみそ」800円　チャーシュー270円トッピング

わざわざ「じいちゃん」と付けているのに、その意味はどこにも書いていない。これがいい。「きっとどこかのじいちゃんが作った味噌なんだろう」としか思えない。

今回は炒める音が聞こえる。味噌ラーメンは野菜がのるんだろう。

やってきました。待ちに待ったラーメン。

まずスープ。なるほど。少し塩分はあるが、辛みを抑えたmildな味噌。そして、味噌の風味が角を立たせない程度の風味で口の中に広がる。これは札幌の味噌とは全くベクトルが異なる。これはこれで高いクオリティだ。

炒め野菜は、シャキシャキしている。これはいい。ゆですぎて食感が落ちた炒め野菜の店も多々みられるが、ここのは美味しい。うーん。いい感じ。

麺のゆで加減も完璧。私好みだ。麺とスープのバランスがいい。あっというまにすすんでしまう。

さて、前回美味しいと思っていたチャーシューを。「醤油の風味と肉の甘みが合わさり、上質なローストビーフ。とろける食感はまさにチャーシューを越えている」。感動。このチャーシューは私のラーメン人生において、King of Kings　だ。


かなり感動したが、ダイエット中につき麺は残した（すいません）。

また名寄に行くときは必ず行く。今から決定だ。

次は、あさり醤油か。チャーシューを載せると変な感じだな。あさりと合うかな？とか考えながら帰路についた。

ごちそうさまでした。

仕事で名寄へ。

仕事仲間が教えてくれたお店。

仕事が終了して徒歩で向かう。何を食べようか・・・・。ずっと悩んでいたが、旭川ラーメンの血筋を受け継ぐらしいので、醤油ラーメンだろう。しかも焦がし醤油とは更に感動的なネーミング。そしてチャーシューも載せておこう。

合計で1070円と少し高額な気もするが、美味しいラーメンなら仕方ないだろう。

午後1時半くらいに入店したせいもあってか、並ばずに入店できた。一人なのでカウンター。となったが、二人席のカウンターで、狭くて足下がないのでテーブルから少し離れる感じになる。この少し不便なカウンター席もいい感じだ。

お店の人はとても優しく笑顔だ。

手際よくラーメンが作られる。

まずは香りがいい。そして、スープは熱々だ。少し冷ためのチャーシューがスープを冷ますことがあるがそんなことは無い。スープは焦がし醤油と言うだけ会ってしっかりとしたコクがある。何とも言えない風味だ。少し旭川の蜂屋に似ているだろう。少し風味は上品におさえられている感じだ。チャーシューは赤身がメインで薄めで食べやすい。味付けも完璧だ。麺は典型的な旭川ラーメンだ。

ほぼ全てのスープを飲みほし終了。

いやー美味しかった。こんなに美味しいと思ったラーメン屋は久々。

今度は少し変わったラーメンでも食べてみたい。
常連さんは沢山いたが、皆異なるラーメンを食べていた。味噌・塩・あさりなどなど。
きっとどれを食べても美味しいのだろう。次が楽しみだ。