旭川市春光　3度目の正直。醤油煮干しらーめん　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「虹のむこう」 : 虹のむこう

2017/8　再訪

今度こそ「熱いらーめん」と思いお邪魔しました。
旭川でも数少ない「煮干し」のお店。
確かに、旭川では「豚骨」と「煮干し」のWスープはあるけど、「煮干し」全面
のお店は少ない。

最初は「べじそば」。二回目は「冷たい塩煮干し」を食べました。
今回は、基本のらーめん勝負です。

「醤油煮干しラーメン」　700円

淡麗煮干しスープ。すっきりとして、「濃い煮干し」が好きな方にはあっさりかも。
同じ旭川で煮干しの名店「よつ葉」さんでは合わない人がこちらに来るそう。
美味しい煮干し出汁ですが、ちょっと甘いなぁ。何の甘さか不明ですが、甘め。

具材は、竹の子、麸、九条ねぎ、海苔、チャーシュー。
麺が旭川製麺のだけど、所謂「旭川麺」でちょっと工夫が足りないなぁ。
「冷たい」奴だと相性は悪くないけど、これならただの「旭川ラーメン」です。

そのことを店主さんに伝えると、店主さんも承知しており、ベジそばの麺を含め
改善したいとの事。

ただ、旭川の製麺屋さんは、研究不足らしく、ラーメン店と共同で麺を工夫
する熱意は薄いらしい。

「よつ葉」さんの須藤製麺さんはいい感じなんだけどなぁ。

麺自体の改善が進めば、面白い「煮干しらーめん」となる可能性を秘めてます。

旭川の製麺屋さんも工夫してもらいたいもんです。

店主さん、それにめげずに頑張ってね。

2017/7　再訪

道内唯一ベジそばのお店は「煮干し」もやってます。
次回「煮干し」と固く心に決めていましたが、店内に入ると「冷たい塩煮干し」とあります。
店主さんに聞いたら「冷やしらーめん」では無く「冷たいらーめん」との事。

お店で「冷やしらーめん」を食べる事はありませんが、最近、札幌も含め、「冷たいらーめん」があちこち
で出している様です。
旭川でも「よつ葉」さんが限定でやってますが、「冷やしらーめん」寄りの一杯でした。
こちらは、そのまんまの「冷たいらーめん」のようです。

初志大幅変更。「優柔不断」だな。俺。
また、kimumiyuさんにまたバカにされるのが頭を過りましたが、どうしても食べたいもんね。「限定」。

「冷たい塩煮干し」　700円　(夏季限定)

帽子型意識高い系の白い器のビジュアルはまさに「らーめん」。
同じ旭川のピブグルマンで煮干しの名店の「よつ葉」さんの冷たい煮干しより
スープも多くて、より「らーめん」に近いですね。

具材は、肩ロースの大ぶりチャーシューが二枚・海苔・麸・ねぎ。
メンマの代りにしっかり味付けされたたけのこ一本。これ旨いわ。
冷たいらーめんなので普通のチャーシューも冷たく、課題と言えば課題だけど、味は良いです。

スープはノーアニマルなので冷たくしても問題無いけど、油分をどうするか。
お得意の米油で調節してるから、きちんと油分も絡み、美味しい煮干しスープです。
煮干しの「えぐみ」は無く、店主さん曰く「淡麗」タイプです。

麺は旭川製麺の加水高めの細麺でこれまた「冷たいスープ」に合います。

今のところ「冷たい煮干し」なら、「よつ葉」さんよりこちらの方に軍配を上げたいな。
この店の店主さんも中々やりますねぇ。
多分、「冷たいベジそば」も、ガスパッチョのようなイメージかな。

店主さんに「また温かいらーめん」を食べ損なった事を告げて、お会計。

「冷たいらーめん」がこの美味しさなら大丈夫。

次回こそ、最も愛する温かい「煮干し」を食べに来ますね。

2017/7　初訪

「煮干し」と「ベジそば」のお店だとか。
「ニボラー」としては、何をおいても行かねばなりませんね。

職場からは少し遠いものの、「煮干し」のためなら「社食キャンセル」で昼に遠征しちゃいますよ。

この辺りはほんと迷う地域。カーナビありませんから、勘を頼りに当てずっぽうに国道左折です。

お店も店名もらーめん店らしくないですね。
札幌ノーアニマルの名店「雨は、やさしく」を彷彿とさせる店名です。

店内はお洒落な造作で、ちょっと古いけど私も好きだった
「ボビー・コールドウェル」の声が優しく流れています。

「煮干し」が目的でしたが、店主さんに「ベジそば」の内容をお聞きして、方針転換です。
「優柔不断」だなぁ。俺。

「ベジそば」　750円

ビジュアル自体が女子向き???レモンなんか乗ってるし。
そもそも「ベジそば」って何だ??
今は無いけど、札幌にも「ベジそば　ななつき」なんていう店がありましたな。
確か「エゾバルバンバン」をやっている会社の店だったみたい。

店主さんに聞くと
「煮干し」スープをベースに「人参」をすりおろしたものを煮返し、「野菜」をベースに出汁をとっているらしい。
好みで、「トマトペースト&ゆずこしょう」を入れて味変出来ます。

とろりとした野菜スープで麺を食べている。なんか体に良さそうだぞ。
具材は本日の野菜。トマト・ブロッコリー・キャベツ・パプリカ・さつまいも・茹で卵・エリンギ
麺は東川の旭川製麺で、低加水ストレートで、「煮干しそば」と同じものとの事。
平打ち麺あたりを検討していると店主さんが仰ってました。

東京の「ソラノイロ」を意識した「野菜のらーめん」だそうです。
「ソラノイロ」さんは、本州にいらっしやるマイレビュアーさん達も訪問されている有名店みたいです。

「旭川らーめん」の激戦地で、「煮干し」「ベジそば」と新業態チャレンジの志や良し。
特に、ノーアニマル・無化調は、「原価」が高くなるのが玉に瑕。
野菜も冬場だと値段の乱高下が予想されるので、大変だと思います。

店主さんも色々と改良を考えているらしく、暫し「らーめん」談義になりました。

「ベジそば」は初めてだったけど、次回は「煮干し」を確認しなくては。

道内唯一と言っても良いといえる「ベジそば」のお店。頑張って定着させて下さいね。