38年ぶりの定山渓温泉 : 章月グランドホテル

定山渓温泉で一泊しました。
部屋食の「美膳」プランです。
章月ＨＰから予約すると大人１名一泊二食21530円で、蛇蘭よりも１割安くなりました。

部屋食はとても落ち着きますね。
名物サイロ鍋もなかなか美味しいです。
ただ、料理は塩分が高いので血圧の高い方は要注意です。
朝ご飯とお風呂は普通。
接客はとても良いです。

総評すれば「味やＣＰよりも、のんびりゆったりしたい人にお勧めのくつろげる旅館」でしょうか？
建物は古いですが、ラウンジや朝食会場のテーブルや椅子も大きくゆったりして、せわしない感じがしません。
そのゆったりとした感じが好ましく、満足しました。
でも塩分を減らしてもらわないと再訪できません。(^_^;)


《以下詳細、長文です》

４時チェックインで予約したのに２時半に着いてしまい、ホテルの前で電話したら、フロントで少し待たされましたが部屋に通してもらえました。
部屋は古いですが全室川側で見晴らしが良く、明るく晴れ晴れとしています。
お菓子は置いてありましたが、お茶は入れて運んでくれました。
チェックインは部屋で書類記入します。

入浴前に話題の蜂蜜バイキングに行きました。
20種ほどの蜂蜜が、クラッカーやワッフル、ヨーグルト、ジュース・コーヒーなどと共に味わえます。
夫はワッフルやクラッカーも取りましたが私は蜂蜜だけ。だって3時に蜂蜜がけのワッフルやクラッカーを食べたら夕食が食べられなくなりますから。
でも目が卑しいので、食べたことのない珍しいものを８種ほども試しました。(^_^;)
コーヒー、ザクロ、ユーカリ、レモン、･･･あと何だっけ？
備え付けの用紙に品種名が書かれ評価できるようになっていたのですが、書いたものをラウンジに忘れてきて、思い出せません。m(__)m
蜂蜜だけなめても味の違いはあまり分からないものですね。
最初にユーカリをなめたせいか、どれをなめても薬臭く感じてしまいました。
でもただ蜂蜜だけをなめるよりヨーグルトに入れた方が幾分美味しかったです。

少し休んでから大浴場に。
お風呂は普通です。
若干古さが目立ちますが、混んでいないのでのんびりしました。
日頃登別やカルルスに慣れていると湯量が少ないと感じてしまうのは仕方ないです。(^_^;)
男湯と女湯は違うらしく、私は「普通」と感じましたが、夫はかなりがっかりしていました。
朝方３時くらいに掃除が入り女湯と男湯が入れ替わるそうです。
翌早朝、入れ替わった方に入った夫が「今日入った方がずっと良かった！」と言うので、私は翌朝は入りませんでした。(苦笑)

湯上がり後、夫はラウンジでビール！
夕食まで時間があったので二人で源泉公園を散歩して、お土産店を見てきました。

夕食は３、４回に分けて運ばれました。
天ぷらなどは熱々のまま運ばれてきます。
メニューは写真のお品書きを参照にしてください。
味は北海道遺産的？とにかく塩分が高い！
食べ進めると塩分が溜まっていくのに、より味の濃いものが出るのでギブアップ状態でした。
しかも運ばれる間隔が遠く、開始からデザートが運ばれるまでが２時間強で、飽きました。

朝食会場は隣との間にスクリーンがある半個室風で、これまた落ち着きます。
セットされたものの他に焼き魚や野菜、牛乳、ジュースなどの小バイキングがありました。
焼き魚は、HP写真が大きな一切れだったのにバイキングのは細切れでした。
多分焼き魚一切れつけても残す人が多いから仕方ないのでしょうが、コマ切れの焼き魚ってどこのホテルも同じですが美味しくないですよね。焼き方かな？
えび団子の鍋は温かくて美味しかったです。

温泉も料理も、過度に期待しなければ問題ありません。
期待できないのに(すみません)、何が良かったかって？
ゆったりしているんです。
静かなんです。
外国人団体がいないからでしょうか？(個人旅行外国人客はいた)、年配客が多いからでしょうか？
テーブルや椅子が大きくて隣の席との距離も遠く、席数も多いので他の客を気にしなくて良いです。
ただこれも味やＣＰにこだわらない年齢に達したからこその評価で、30歳なら不満だったかもしれません。

他に気づいたことは。
長身用浴衣あります。(^_^)ｖ
部屋に備え付けのタオルは(もちろん洗ってはあるでしょうが)古すぎて汚れていて、気持ち悪くて使えませんでした。大浴場にも備え付けタオルありますがこれも古めなので、神経質な方はマイタオルご持参がよろしいでしょう。
駐車場には係りの人が車を入れてくれます。尤も、私はこの方式が嫌です。鍵番号から合い鍵を作られた事件もありましたし、これを機に客に駐車させるようにした方が良いように思いました。