もはや大食い野郎でさえ逃さない : 丸亀製麺 新札幌店

季節メニューの、夜鳴きうどん(牛肉、温泉卵、とろろ)である。さらに、6時以降このメニューが半額となる。
と、同時にとんでもないサービスを始めた。
得盛というヤツだ。
これは並盛りをダブルにしたものと言って良いだろう。
これがぶっ飛んでいる。
明らかにどデカイドンブリに、うどんの量も、ネタもダブルだ。
今回の夜鳴きで言えば、うどんは倍、温泉卵2個、とろろ倍である。
これで890円。
天ぷらはやはりイカ天だけははずせない。110円。
で会計は550円！
(しかし、自分にはこれはうどんもネタも量が多過ぎた。小さなお子さんがいる場合などシェアするには持ってこいかもだろう。)

注意点
得盛はまだ店員、特にアルバイトが把握してない場合があり、ネタもダブルという事をわかっていない場合がある。
そういう場合は気付いた時点で、堂々と言ってしまおう。

夜鳴き半額は6、7、8の3日間、夜6時以降である。
家族にも大変オススメである。

彩り野菜カレーうどん大(720円)を注文する。
並んでいる時にポスターにやられた。
そのポスターに地域限定、スープカレーなどと書かれていたからだ。
自分はスープカレーは大好きだが、そう言えば暫く食べていない。
ここは騙されて食べてみる事にした。
結果から言ってしまうが、スープカレーでは決してない。
野菜が多いカレーうどんである。
スープカレーとは、まず野菜なんである。
そして、その野菜は全てに軽く焦げ目つく程に焼くのであり、間違えてもルーカレーの様なごった煮ではない。
更に言えば、スープカレーはスパイシーである。
良く、スープカレーは辛くて子供は食べれないとかほざく人がいるが、当たり前である。
スープカレーは大人の食べ物なんである。
つまり、彩り野菜カレーうどんはスープカレーの特徴のどれにも合致しない別物なのである。
とは言え怒りはそれ程湧いてこない。
昔、ブランド物の事を『メーカーもん』と良く言った物である。
有名一流メーカー物の事を指すわけだが、当時小学生だった自分は、わけわからず、メーカーもん＝値段の高くて良いものと理解していた。
だが年寄りからするとスープカレーも、最早、メーカーもんなんである。
スープカレーでは全然ないが、旨かったのは事実！
たが、折角の彩り野菜はスープカレーを少しでも名乗るなら、全て素揚げしてからだ！

丸亀製麺さんには何度も来ているのだが、最近やたらにハマってしまったメニューがある。
ざるうどん大盛に、トッピングにとろろを追加、これにわさびを二つ入れて食べるのである。
これで290円＋70円で360円。
かしわ天を追加しても、490円。
500円以下である。
釜玉のあの出汁が効きまくったつけ汁も良いが、冷たくて、キレのざるうどんのつけ汁にとろろは病みつきである。

『とろろ』と頼んでしまうと『とろろ醤油』というメニューと勘違いされる場合もあるので、『トッピングのとろろ』と頼むと確実。

お試しあれ。

再訪
新メニューの『麦とろ牛ぶっかけ』が気になり食べに行く。
この麦とろ牛ぶっかけは、なんと『冷』の選択が出来てしまう。
ぶっかけうどんは冷が好きなので、迷いなく冷を選ぶ。
天ぷらはイカとアスパラを選択。
うどんには入れない。
塩で食べるからだ。
この新メニューの殺文句は『のどごし』。
早速、席について、麦とろ部分を少し食べる。
麦飯、とろろ芋も冷えていて、またぶっかけのタレに絶妙に合う事に驚く。
これは、衝撃だ。
元々のどごしの良いうどんと相まって、更に『のどごし』快感が倍加される。
甘辛の牛も良いアクセントなっている。
とろろ芋も少し、擦っていない部分を残し歯応え感を考慮してる所も凄い。
このメニューは凄い。
丸亀製麺の新メニューは毎回良いが、今回のメニューは最上級にうまい。
これはレギュラーメニューとしていただけないだろうか、、、
まあ、無理なんで出来るだけ丸亀製麺に行ってこの新メニューがなくなるその日まで、なるべく食べたいと思うのであります。

再訪
気になっていた、肉たまあんかけを食べる。
これが予想を超えて旨い。
旨すぎる。
おろししょうがをたっぷりと、との事だがこれがめちゃくちゃに合う。
甘辛の肉に塩味のあんかけが絶妙だ。
これはレギュラーメニューに是非ともして欲しい。
近い内にまたリピートしたい。

ざるうどんを食べた。
最近は何故か、タレにわさびを解き、それに蕎麦やうどんをつけてシンプルに食べるのにハマっている。
麺つゆに、わさびの組み合わせが絶妙過ぎる。
とは言え、まずい麺つゆでは当然ダメである。
丸亀製麺はどうだろうか。
旨い！

これは、まずい。
非常にまずい。
うどんもコシがあり、旨い。
天ぷらも多少高い気はするが、揚げたてで旨い。
これだけのパフォーマンス出されては、札幌の、いや、北海道のうどん屋が危ない。
北海道は蕎麦派閥地域ではあるのだが、うどん屋もある。

ガッツリ食べたい、シンプルに食べたい、天ぷらを食いたいを物の見事に内包した。
しかも、うどんは女子受けが良い(←重要)。

今日の昼は何を食べようか？
うどんでも食べようかの場合、丸亀製麺一択になってしまう程の威力あり。

とんでもなく、恐ろしい店である。