レビュー暫定４４００軒メモリアル。「日替わりランチから揚げプレート５００円」。「苗穂カフェ」は、地元密着型のカフェ。「社会福祉法人共友会」が、地元から委託を受けて運営している就労支援のお店です。 : 苗穂カフェ

２０１０年１２月１９日のレビュアーデビュー以来、８年と１０か月になります。
その３割以上は、体調面の理由で２度休場しています。
このレビューで何とか、４４００軒になることができました。（削除多数）

暑くなると特に症状が悪化をする、国が指定をしている難病です。
私に合う薬は、残念ながらまだ開発されていません。
体調と相談をしながらの、レビューのアップになります。
イイネやコメントは遅れますので、よろしくお願いいたします。

【　２０１９年１０月　】

「苗穂カフェ」は、地元密着型のカフェである。
地元のローカル番組で、「苗穂カフェ」が紹介をされていた。
地域のお年寄りが参加をする、「麻雀大会」などの行事も行われている。

地元から、「社会福祉法人　共友会」が委託を受けて運営している就労支援関係の店である。
「社会福祉法人　共友会」は、私は４３００軒目のキリ番でレビューをした「ぐれいす」も運営をしている。

国からの補助金の減少に伴い、就労支援の店は減少をしている。
障害のある方には、とても大切な店である。

就労支援の店は、経営が厳しい状況にある。
黒字経営でないと、作業所への援助金がカットされるようになっている。

そして昨年４月より、自立支援の方向性がさらに強まった。
自立支援の言葉通りに、軽度で自立可能な方へは援助が多くなった。
一方、重度のハンデのある方の就職はさらに難しくなっている。

作業所にいた方で半年以上就労をした就労者の割合により、作業所への援助の割合が変わるようになった。
長期間就業した方の割合が少ないと、作業所への援助金がカットになる制度に変更された。
そのため全国的に、ただでさえ就業が困難な重度の方が切られてしまい、作業所にも通える機会が減少をしてしまっている。

地元の北海道新聞には、「就労支援B型・苦境」と大きな記事が、２０１９年２月１６日の朝刊に載った。
障がい者の労働に「成果主義」を導入したため、事業所の６割りが減収になっている。
「成果主義」のため、重度の障がい者　５人が週１回通うより、軽度の週５回通える障がい者を一人受け入れた方が運営に良いのである。

いろいろな意味で、応援を続けたくなる店である。
こういうお店を応援するために、無理をしながらもレビューに復帰したと言っても過言ではない。
休場前の最終レビューが、「ホワイトキューブ」さん。
復帰の最初のレビューが、「ほほえみ食堂」さん。
復帰後の、
３４００軒目のキリ番は、「からだにいいカフェ」。
３５００軒目のキリ番は、「北の麺工房」。
３６００軒目のキリ番は、「カフェべりぃ」。
３７００軒目のキリ番は、「福祉ショップ・ショップさくら」である。
３８００軒目のキリ番は、「ぷらっとカフェ」である。
３９００軒目のキリ番は、「レストラン幸福」である。
４０００軒目のキリ番は、「森のカフェおん」である。
４１００軒目のキリ番は、「 苗穂通りしあわせ食堂」である。
４２００軒目のキリ番は、「 北愛館　直売所」である。
４３００軒目のキリ番は、「 ぐれいす　直売所」である。
４４００軒目のキリ番は、この「苗穂カフェ」である。

１３店とも、障害のある方が頑張って働いている店である。

いつもの同行者と、いつもの病院から直行で初訪問をした。

この店は札幌市中央区大通エリアで、再開発中のＪＲ苗穂駅の周辺エリアにある。
詳しいお店の場所は、食べログで確認をしてください。

平日、午前１１時頃の訪問である。
ランチには早い時間帯のせいか。前客・後客はいない。

「日替わりランチ」は、１種類で５００円である。
訪問日は、「から揚げプレート」であった。

当然２人共、「日替わりランチ」をオーダー。
待つこと９分で、２人の「日替わりランチ」が登場をした。

■日替わりランチ　から揚げプレート
　　　　から揚げプレート
　　　　　　　唐揚げ
　　　　　　　　　　揚げたての熱々
　　　　　　　　　　５個
　　　　　　　　　　別途、ツケダレ月
　　　　　　　フライドポテト
　　　　　　　ゆで卵　半分
　　　　　　　千切りキャベツ　マヨネーズ付き
　　　　　　　ご飯
　　　　酢の物
　　　　　　　　もやしと、キュウリ
　　　　　　　　酢は、ほんのり
　　　　味噌汁
　　　　　　　　きちんと温かい
　　　　　　　　具材は、
　　　　　　　　　　人参・さつまいも・油揚げ・長ネギ
　　　
　　　　価格　５００円（税込）

「日替わりランチ」は、毎日税込みで５００円である。
やはり、５００円とは思えない内容である。

お店の方と、少しだけお話をした。
「ぐれいす」のクッキーは、良い味で好みだと言うととても喜んでいた。
当然、「ぐれいす」の関係の方であった。(笑)
アットホームな、温もりを感じるカフェである。

「社会福祉法人　共友会」のような、就労支援の関係に委託をするのは良い方法だと思う。
このような運営方法の、お店が増えてほしい物である。

このような運営方式のお店が広がり、継続をして各種の障害をもたれる方が、
生涯の仕事として成り立つ社会になってほしいものである。

就労支援とは、就労可能な軽度の方には良い支援である。
重度の方には支援を止めるような、とても残念な方策である。

やはり就労支援の店は、長続きが難しい。
黒字経営でないと、作業所への援助金がカットされるようになっている。
その中で、継続をされているのはとても嬉しい。

作業所にいた方で半年以上就労をした就労者の割合により、作業所への援助の割合が変わるようになった。
長期間就業した方の割合が少ないと、作業所への援助金がカットになる制度に変更された。
そのため全国的に、ただでさえ就業が困難な重度の方が切られてしまい、作業所にも通える機会が減少をしてしまっている。

障害の有る方々に「成果主義」を要求するのは、病院で直る可能性の無い患者には医療を行なわないのと同様に感じる。
重症の患者は、見捨てるのと同様だと思う。
悲しいが、現実である。

「自立支援」とは、言葉の綾のように感じてしまう今日この頃である。

重度の方でも、１人でも多くの方が自立できることを願うものである。

多くの方に大感謝　心より！！
　　　いつもの同行者及び我が家族
　　　応援をしてくださるフォロアーの皆さま
　　　私を、このような活動に導いてくださった北見時代の恩師の教授
　　　私のレビューを読んで下さる方々

ただ、生きることに疲れた自分がいることも確かである。
「生きたい」という気持ちと、「終止符を打ちたい」と思う心が、複雑に入り乱れる今日この頃。
特に暑い夏場は、苦難の日々であったし」。

生きる勇気をだして、次回のキリ番はどこの障がい者関連施設のお店にしようかな。
疲れたなー。（心の声）

美味しく、ご馳走様でした。