やっぱり麻婆豆腐が食べたい！！ : 孔子餐店

【　2017年8月　】　
美味しい麻婆豆腐が食べたくて
久々に再訪である。当然頼むのは四川麻婆豆腐とライス（漬物やスープの付くセットにしてもらった）。

やはり麻婆豆腐は、別盛りの白いご飯がよく似合う。

　久々にここの麻婆を食べたので、ラー油の層と醤の層をかき混ぜるのを忘れてそのまま食べてしまい、醤の塩辛さが先に来てかなりしょっぱく感じた。やはりここの麻婆はしっかりかき混ぜてラー油を乳化させる様にして食べるのが味の深みが増し、塩辛さもマイルドになるので正解だと思う。
…味はやはり相変わらず、かなり濃い目の塩分なのを除けば不満は無い。
　じんわり汗がにじむ程度の程よい痺れと辛さ。やっぱりデフォでこのくらい花椒がかかっているのが個人的には理想だ。ラー油は多めだが朝天唐辛子の甘みもあり、しっかり混ぜればしつこくはない。
　ここの麻婆は若干食べ方にコツがいると感じるのと、私は好みだがおそらく多くの日本人には向かない味だろうこと（それでも年々日本人向けにやさしくなっている気はする）を加味して今回評点は少し抑えてみた。
　
美味しい麻婆豆腐は、人を幸せにする。
　麻婆豆腐定食は麻婆丼では味わえない幸福感もある。
　麻婆豆腐は別盛りで、これはやはり魔法の言葉かもしれない。
美味しい麻婆探しの旅は、まだ果てしなく続く…

美味しく、ご馳走様でした！


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【　２０１２年１０月　】　
美味しい麻婆豆腐が食べたくて
久々に再訪である。当然頼むのは四川麻婆豆腐とライス（漬物やスープの付くセットにしてもらった）。接客はいつものおばさんではなく若い中国人の女性だった。
　もはやわざわざ頼む人もいないのだろう「カレー～」（下記初回レビューを参照）などと注文の際、聞かれることもなかった。
やはり麻婆豆腐は、別盛りの白いご飯がよく似合う。

　味は相変わらず、かなり濃い目の味なのを除けばなんら不満は無い（私の塩分の許容量からすると相当塩辛い…）。特に辛さをいじらなくてもじんわり汗がにじむ程度の程よい痺れと辛さ。やっぱりこのくらい花椒がかかってないと麻婆を食べた気がしない。オイリーだがしつこい油ではないのでよくかき混ぜて食べると深みのある味わいになり、ご飯に大変よく合う。
（舐めるように綺麗に完食したら店主さんに「兄さん麻婆好きなんだね～」と感心されてしまった（苦笑））

食後のこの「中華を食べたぞ！」っていうなんともいえない充実感。やはり札幌ではここが一番私の好みに合うお店だ。


美味しい麻婆豆腐は、人を幸せにする。

わたしの美味しい麻婆豆腐探しの旅は、まだまだまだまだまだ果てしなく続く…


2012年久々に訪問。おすすめ定食の青菜豆腐というのを注文。同行者はランチの定食のエビチリ、タイカレーを注文。
　青菜豆腐は簡単に言えば豆腐と野菜の炒め物なんだけど、味付けが上品にまとまっていて油もたっぷり目だがしつこくないものを使っていて美味しい。
　同行者のエビチリはほとんど期待していなかったが、意外にホテル中華のような洗練された味付けだった。海老の質自体はよくないが丁寧に油通しされていて食感が良い。
　タイカレーの方は悪くはないのだが、サイアムなどに比べるとやや単調な感じもする。

　ここは総じて味が濃いのが難点の一つであるが、この日はわりと薄味なものが多くて良かった。


2011年9月夜に再訪。
　2人で行ったのでディナー定食を二種類頼んでみた。
　四川の代表的な鶏肉料理宮保鶏丁は唐辛子が入っているのでどれだけ辛いかと身構えていたが、辛さよりも香りの良さが印象に残った。具も大き目の銀杏が入っているのはうれしい。ちょっと私には濃い目の味付けだけれど、一杯飲むにはちょうど良いのかも。
　牛肉の牡蠣ソース炒めも甘すぎずしょっぱ過ぎずちょうどいい味付けで、美味しかった。
　なお麻婆は定食にもついて来たが、定食の一品なのでさすがに「朝天辣椒」は入っていなかった。
（物足りないので単品も頼んでみたｗ）

　やはりここは札幌では現地の調味料の使い方に一番近いお店ではなかろうか（だいぶ日本人向けにしてくれているが）。他の街中華とは明らかに一線を画していると思う。
　私は札幌で中華ならここが一番と思うが、本格的故に一般受けはしないのだろう。
　
2011年4月
北大病院前にある中華屋さん。一応麻婆コミュの名ばかり会長としてそろそろ麻婆レビューをしなければと焦っていたところに北大ＯＢの友人から本格的な麻婆を出す店があるという情報を聞きつけ訪問。わかりやすい場所にあるので迷わずにたどり着きました。
　メニューを見るとなかなか面白そうな料理がたくさん。学生街ということで大衆中華的なものを想像していたんだけど本格中華のお店ですね。今回は昼の訪問でしたが、中国酒の種類も揃っていて、夜に中華で一杯なんてのもいいかも。
　お目当ての麻婆はランチメニューになかったので（他のクチコミ見ると昔はあった？）、単品+ライスで注文。
　すると店員の中国人のおばさんが衝撃発言…
おばちゃん「カレーライスミタイニモリマスカ？」
　わたし「えっ？」
おばちゃん「…ソレトモベツベツニ…」
　わたし「は、ハイ、別々にお願いします！！」
（あやうく麻婆丼を注文しそうになった…もしやこのおばちゃんはわたしの忠誠心を試すために本生将軍の放った公儀隠密か？冷や汗ものである。）

　ちなみにここのおばちゃんの接客は一見大陸風で愛想がないけれど、頼まなくてもみんなで取り分けることが出来るように取り皿持ってきてくれたり、ジャスミン茶をサービスしてくれたり悪くないです。何度か通って仲良くなると変わってくるかも？

　なお同行者はランチの回鍋肉と今週のオススメという鶏排骨定食を頼みました。

　待つこと１０分ほどで料理が出てきました。

　四川麻婆豆腐はややラー油多めで、花椒たっぷりで良い色をしています。
一口食べて、ちょっと味が濃いかなと思ったのだけど、ラー油の層と豆辣、花椒を混ぜ合わせると普段から「老干媽http://item.rakuten.co.jp/y-chuukagai/1456254/」なんかを好んで食べてる私にはドンピシャの素晴らしい味に変化しました！辛さも私にはほどよく、花椒の痺れが心地よい。中に入ってる唐辛子がまた美味しい（見た目ほど辛くはないです。私の好きなお菓子チョウンマhttp://www.chounma.com/みたいな感じで香ばしいんです！！）
久々にちゃんとした四川麻婆を食べました。
　ホイコーローや鶏排骨もハイレベルな出来。特に鶏排骨の味付けは絶品。本場の味です。

　個人的にはハズレの多い札幌の中華では頭一つ抜けた存在だと思います。
しかし、私にウケるってことは一般受けしないんだろうなぁ…。ちょっとガチンコ過ぎるかも。神取しのぶとジャッキー佐藤の試合みたいな…。
　開店当初を知る友人によるとこれでもかなり丸くなってるらしいですけどね。
　
　次回は是非夜に行ってみたいですね。