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冬の夜、ラーメンの未踏の領域へ。
白光に煌めくネオンサイン。
突如として現れたその存在は、以前から認識し気になって仕方なかった。
この日の寒さこそ、この店を選ぶにふさわしい。
それとなく足を踏み入れる。
すると、ビルの地下に穏やかに佇んでいた。
果たして、営業しているのだろうか、と思えるほどに静穏が支配していた。
営業はしているものの、靴を脱ぐというスタイルは、きっと飲食店からラーメン店に移り変わった名残りなのか?
「ユッケジャンラーメン」という焼肉店の締めメニューのようなラーメンを注文する。
辛さは無難にスタンダードの3を選んだ。
するとどうであろう、札幌ラーメンにはない奥深い辛さ、それに絡む細いストレート麺が外の寒風を喜びに変える灼熱をもたらした。
麺が見る見るなくなってゆく。
そのタイミングに応じて無料の小ライスを招き入れた。
ユッケジャン雑炊とも言うべきスタイルが自己確立する。
この味わいは、もはやラーメン専門店ではない。
領域、境界、分野、あるいはジャンル…人はカテゴライズを好む。そこには安心感を望むからであろう。
しかし時代は、シームレスに突入している。
だからこそ、未知なる魅力に境はないのだ。
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Geric
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だるま軒(豊水すすきの、狸小路、西4丁目 / ラーメン、カレー)
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店名 |
閉店
麺と酒 からなり
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、居酒屋、中華料理 |
住所 | |
交通手段 |
私営地下鉄南北線「すすきの駅」より徒歩5分 豊水すすきの駅から225m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
チャージ料金無し |
席数 |
18席 (カウンター6席、テーブル12席) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 18人、立食時 18人 |
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 受動喫煙法の改正に伴い全席禁煙となりました。 |
駐車場 |
有 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、ソファー席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
2019年7月23日 |
初投稿者 |
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奥深い静寂、どこか空洞のようなすすきの。
まるですべてが無に帰するようであった。
街が放つ臭いは、人を寄せつけようとしない。
それに反して、抗いがたいラーメンの誘惑。
いつ、何人も自由を奪われるかは、わかりようがない。
体というよりも、何か別の欲求が催促をしているように感じた。
しかも、狂おしいまでに刺激的で何かを...
数ある中で導かれたのは、かつて向かった帯広ラーメンの名店であった。
すすきのの外れにある薄暗いビルへ。
ひと気がないせいか、どこか不気味ささえ覚えた。
白い看板の灯だけがやけに目立って、その分かえって物寂しい。
店の中に客は無人だった。
この店の定番「ユッケジャンラーメン」をすぐさま注文した。
ただ辛いだけではない、暑熱を放つ独特の深みある味わいに憑りつかれた。
一見グロテスクなとろみのあるスープから、刺激的な薫りが沸き立つ。
断絶した外界と内界を仲介するように、か細い麺がその断絶を和解へと導いた。
麺を啜る音が、静寂を切り裂く。
汁を啜る音が、沈黙を打ち砕く。
時折ユッケが迸る。
既存のラーメンとは別種の満足がこみ上げる。
もう充分だ、もう充分だ。
それだけでいい、それだけで。
なんだろう、この心地よい違和感は。
これは日常なのか?
それとも非日常なのか?