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店名 |
移転
Restaurant MiYa-Vie(レストランミヤヴィ)
|
---|---|
ジャンル | フレンチ |
住所 | |
交通手段 |
円山公園駅4番出口から徒歩11分(約850m) 円山公園駅から712m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) |
席数 |
28席 |
---|---|
個室 |
有 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 4台 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
備考 |
ストリートビュー http://hokkaido-sv.com/shop/miya_vie |
お店のPR |
日本の心と北海道食材が織りなす繊細で優雅なフランス料理店
円山の閑静な住宅街に佇む【Restaurant MiYa-Vie】。「雅(みやび)」と、フランス語で「人生」「生き様」を表す言葉である“Vie”から名付けられ、そこで味わうことができる料理と共にシェフの思いが表現されています。レストランの顔とも言うべきロゴマークには、シェフの愛する野菜をモチーフにしたものを加え、曲線の部分は葉野菜と根野菜を意味し、ふたつの楕円は実野菜を意味しているのだとか。すべてのコース料理は季節の葉野菜・根野菜・実野菜を用いた前菜からスタート。北海道産の食材を主に使用し、繊細な和の食文化と調和したフレンチを堪能できます。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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訪問:[2008/11/3 19:00]
14歳の時からフランス料理に憧れ、17歳からフランス語を勉強して渡仏し、5年間現地で学んできたというひたむきさに加え、HP上に記されているコンセプトに共感を持つことが出来たので選んでみた。
前日のランチで試した店と同様に洞爺のミシェルブラスのスーシェフを務められた後に独立されたそうだが、埼玉県出身という点でも行っておかなければと、私としては珍しくかなり前に予約を入れておいた。
最寄りの円山公園駅から歩いて10分弱で到着。札幌市街地は住所が東西南北と数値で示されているので、地図無しでも迷わず向かえるのは嬉しい。明るい店内には、客席が入り口側と奥の2カ所に完全分離されているようだ。奥に6名の先客があると伺ったが、案内された手前には客は見あたらず。(その後2組の客がやってきた。札幌の夜は遅い?)
昼のカザマで予定外の量を食べてしまったので、こちらは最安値のコース「KaZe(4500円)」でお願いした。このコースはランチの「ToRi」と価格・内容ともに同じとなっていることから、ランチにお得感を出していない店のようだ。(ランチは2800円のコースも用意されているが、ランチ激戦の札幌で通用するのか興味もある)
まず自家製パンとバターが出された。普段はソースを付けて食べるために少しだけ味を見て残しておくのだが、重量感のあるこのパンは噛みしめると味わいがあって美味しい。数種類の小麦をブレンドしてあるそうで、メインを待たずにお代わりをいただいてしまった。
アミューズはムール貝と蕪をベースにオリーブオイルを加え、卵白で蒸し上げた店内用語で「洋風かぶら蒸し」と呼んでいるという一品。トップにはブロッコリーのスプラウト。
カップの底に、細かく切られたムール貝と、浅漬け風の蕪の葉の出汁が融合した独創的なスープが溜まっていたが、これが旨い! 普段は和風アレンジされたフレンチを嫌う方だが、これは趣味に合った。ただし、和食の範疇だと思う。
前菜は、カリフラワーのムースをベースに上にブロック状の生ホタテ、塩ゆでキャベツ、下にはたっぷりのイクラが隠された皿。中澤敬二シェフに教えていただいて自宅で作ったものと同様に甘みの出たキャベツ(これ、キャベツの質にモロに依存してしまうのだ)に軽い風味のカリフラワームースは良かったが、イクラは塩分が市販品並みに強く主張しすぎ、帆立はほぼ無加工で主張不足と、アクセントの香草類やレモン風味の泡と合わせても全体バランスが悪い感じがした。
2択のメインからは肉料理に掛けてみた。例によって長い名称「ラルド風味で蒸し焼きにし、薄くスライスした牛もも肉、椎茸のローストとそのジュ、芽ネギと青ゆずの香りを添えて.」とある。
ラルド風味の意味が分からず調べてみたが、ラルドは豚の脂身でイタリアン用語のようだ。薄くスライスした牛もも肉はほとんど生だったので、「ラルド風味で蒸し焼きにし」ではなく、ラルドを蒸し焼きにしたものを添えたというのが正しそうだ。
ブロック肉のように見えるがスライス肉をラルドを挟みながら重ね丸めたもので芸術的。ナイフで切ろうとすると崩れてしまい1枚1枚はがして食べるしかなかったが、見た目は美しい。
ただ、牛もも肉の質が平凡で、椎茸ベースのソース(といっても和風ではないが)も中途半端。ライトフレンチ系を好まない者には、物足りなさが残ると思う。
デザートは凝ったものが出てきた。円形タルトの中にフェンネル風味のフランクリーム、その上に温められたカットオレンジとプルーン、さらにフェンネル風味のアイスクリーム。そこに水分を飛ばした濃厚なオレンジペーストが添えられている。
フランの出来が今ひとつだったが、レストランデザートらしい一品で楽しめた。
そして、やはりここでもサプライズがあった。札幌フレンチはラ・トルテュを筆頭にサプライズが多い。
メニューには「ミニャルディーズ」と記されていたが、これは小菓子と同義。食後の飲み物のお供に出てくる小菓子が小さくない! 小型のパウンドケーキのようなものが1本丸ごと、アップルピューレとヨーグルトを添えて出てきた。食感はパウンドケーキとシフォンケーキの中間で紅茶風味。
定番のミルクティーは、ケーキの台に合わせてか、南部鉄器のような急須で出てきた。
もちろんケーキ1本を食べることは無理だが、残した分は包んでくれるとの事前に案内があったので、半量ほど食べてホテルに持ち帰った。
表題に記したとおり、前日試したミシェルブラス出身シェフの店とは、シェフの技量のだけでなくスタッフの水準も雲泥の差だった。基本サービスはもちろん、局面に合わせた対応、会話の内容等も東京のスマートな店に匹敵するものだった。