霜止苗出　うまみ成分のお皿のオンパレード　＠札幌市 : 霜止出苗

お久しぶりの訪問です。
限定６席のシートにお邪魔させていただき、また五十嵐ワールドを堪能してきました。
 
とにかく旨味しかない料理なので、お酒は必須です。
ワインに合わせてくれるのも有名ですが、絶対にワインだけじゃなくて日本酒も飲もうと決めていました。
と、言いながらスタートはシャンパンです。
開けたてで冷えてて、美味しくてグビグビ～～～。
 
・鼈と菜の花とセリのスープ
・厚岸牡蠣、キャビア、甘いワインを混ぜて（少量の甘口ワインをマリアージュしてくれました）
・ニシン麹漬け　２週間
・洋ナシ、たちポン、グレープフルーツジュース、ドライキンカン
・ホッキ貝、うど、パッションフルーツ
・ゴボウフリット、ホタテ、行者ニンニク（２年つけたもの）
・小肌のテリーヌ
・パテアンクルート　鮎、ジャガイモ、18か月コンテ
・いばら蟹外子、まつかわ鰈、縁側
・ニシンの酢飯丼 
・ジンギスカン（羊）、アリッサソース、ヨーグルト 
・三石牛のうちもも、塩漬けスモークパイナップルソース 
・はこだてアワビ、毛ガニと肝のソース
・いくらごはん
・マグロ漬け
・キンキのパエリア、雲丹
・菊芋チップス、天然なめこ蕎麦 


お腹いっぱいの圧巻の旨味オンパレード。
五十嵐さんとも久々に会えて、いっぱいお話もできて良かったです。
やっぱり美味しい！！！ 
この日、珍しくお肉料理も頂きましたが、お肉もちょうど良い火入れで美味しすぎました。
それとジンギスカン、今まで食べたジンギスカンで断トツ美味しかったですね笑。
春にはフランスに久々に旅行に行くと聞きましたが、またいろいろ吸収してくるんだろうな～～。 
素敵なお料理、ご馳走様でした♪

今回の札幌行を決めたのも、このお店の予約が取れたから。
14時～がランチ、18時～がディナー。
日によっては21時～ディナー２回転目。ランチに２席、４か月振りの訪問。滑り込みセーフです。 

ひざ掛けはお持ち帰り可能。
銀座のお寿司屋さんみたいですね♪この日の食材も一級品がそろっています。
ただ、ランチなのでそこまででもないですよー。
なんて五十嵐さんが言うけど、十分最高なものがそろっていました。
 
話しながらも手を動かすので、あっというまに切付が終わります。魔法使いみたい。
 
飲めるアテから提供。。。うーん。塩味！飲む！！
・鮭麹漬け
・鯖麹漬け
・イカ14日間付けた塩辛、青唐辛子

・つぶ貝、雲丹、酢、シャインマスカット
この絶妙なバランスをどう言うときに思いつくんだろう。。。
 
・松川鰈、オリジナル赤酢塩、摺りたての山葵を沿えて
・ひらめ、ホワイトアスパラのピューレ
・はっかく、山わさび
・さわら藁あぶり
・牡蠣、青さ海苔
・エゾシカ、ハスカップソース
・鰊、酢橘
・茶わん蒸し
・特別なルッコラサラダ
・鰤ハム
・パイナップル漬け物
・ホタテ
・滝川の鴨
・鶏冠のスープ
・白子、グレープフルーツ
・室蘭太刀魚
・鰯手巻き
・生からすみ手巻き
・いくらどんぶり
・十割手打ち蕎麦（ニセコなめこ、ひらたけ、鬼おろし） 

ランチと言えど、そのボリュームと提供スピードには本当にあっぱれ。。。
お腹はどんどん苦しくなっていくし、お酒ももうこれ以上入らない。。。って感じで、お腹の中は北海道。 

ルッコラも一般の方が栽培している美味しいルッコラなんだ。
と出してくれたり、何を聞いても隠すことなくいっぱいお話してくれる。

五十嵐シェフの魅力は本当に素晴らしいの。
今回塩味強めのアテ多かったからお酒飲みすぎでお腹いっぱいだよぉぉ。
けど、また札幌に来てしまうんだろうな。。。  

フレンチのシェフとして有名な五十嵐シェフ。
北海道ではその名を知らない人はいない位に有名な方ですが、この度、お店を移転改装しまして、同じ「札幌」の地で「霜止苗出」（しもやみてなえいずる）というお店をOPENされました。 
都内に出てくるシェフが多い中、また同じ札幌で勝負をするのには、五十嵐さんなりの拘りがあったそう。 

店内の入口からとってもおしゃれ。
靴を脱いでお部屋に上がらせていただくと、壁一面霧の箪笥が！ 
と、思ったら、冷蔵庫と食器棚！！！((+_+))びっくり。
 
お席に座ってワクワク待ちます。
ひざ掛けにもロゴが。「良ければお持ち帰りください」って♡
 
基本はワインを合わせてほしいとのことだったので、白ワインを。
お料理には白でも赤でもワインがとっても良く合います。
素材もピンの食材ばかり。目の前に置かれた食材を指して「これ全部使うんですか？」と聞くと、「はい。これは一部ですけど」って返答。。。
ん？？？
 
・鰊麹漬け　ラディッシュ
・つぶ貝とシャインマスカット　バニラ・オレンジ・キャラメルの香り
・パイナップルの漬物
・イカゴロ麹漬け
・苫小牧平目　山椒の葉
・毛ガニの茶わん蒸し
・ヒメマス　ジャコ辣油

セクシーな白ワインに変更しました。

・小肌のテリーヌ
・厚岸牡蠣、トマト、じゅんさい
・新得蕎麦　余市むらさき雲丹
・コブクロ牛サーロイン炭火焼き

赤に変えました。

・北寄貝、ホワイトアスパラ、トマト
・網走キンキ、朝採ってきたハマボウフウ
・時鮭　大根おにおろし

北海道米が炊き上がりました。これを、、、シャリにしていきます。お寿司屋さん？？？

・花ズッキーニ、シャリ、北海道島エビカレー天の川の天然鮎
・鮎の天ぷら巻き
・玉 

怒涛の品数でしたが、本当にどのお皿もお見事！！
はまぼうふうは、五十嵐さん自ら朝運転をして浜に取りに行ったり、キノコも山に取りに行ったり。
久しぶりに今日は使うんです！とおっしゃっていたコブクロ牛も、焼いて味見して「美味しいなぁ」って何度も味見するシェフ(*´艸｀)。
最後の鮎は史上最強の鮎だったかも。都内には入ってこない訳ですね。
ふわっふわの揚げたての鮎の食感に、自家製の鮎のうるかペーストを約１匹分乗せて海苔で巻く。いやぁ、本当にお見事。 

食べることも大好きで、特にお鮨が大好き！とおっしゃるシェフ。
お料理はフレンチでも和食でもなく、まさに「北海道　五十嵐料理」というジャンルです。
また札幌に行ったら寄らせていただきたいお店です。