バージョンアップしてたなぁ～ : 鳥丁

3年振りの訪問でした。
予約時間よりも早く着いちゃったので迷惑かけたようです。
飛び込み客8人は帰ってもらったと豪語。
予約時間まで待ってください、とのことなのでお喋りに夢中になります。
カウンター客への対応がひと段落してから。飲み物の注文にやってきました。
一応、待たせたことのお詫びと協力への感謝の言葉を添えて。
飲み物はビールを注文。
食べ物は、焼き物はお任せでどうですか？と提案されたので、それに乗った。
あとサイドメニューとおでんも追加で。
たぶん、大将の中ではもうストーリーが出来上がっていたことでしょう。

注文を聞いてからの動きは早かった。
アッチュー間にビールとお通しの枝豆が提供。
そうこうしているうちら常連の仲間が到着。
この人のためにここで開いたんだけど、1時間くらいしかいられないシンデレラガール。
ガラスの靴は忘れなかった。

10分くらいしてささみ串梅味提供。
あっさりささみは9割くらいの火の通り。
梅があっさり味をバーして、美味しい仕上がりです。

続いて鳥レバー。
タレがしっかりかかっており、レバーは臭みもなくいい状態です。
しっかりレバーの味がしました。
熟成鶏
仕込みで熟させた分、旨みしか残っていない肉は最高。
三日熟成させた代物と豪語。
ハツ
コリコリ感がたまらない。
砂肝
噛むとキシキシと鳴り、塩コショウの味付けが絶妙。
1キロ仕入れたら、仕込みで余計なところの500ｇは捨てると豪語。
つくね
つなぎは一切なしと豪語。
豚バラ串味噌ダレ
味噌の味がいい。豚とのパランスも最高。

鶏のたたき
玉ネギ巻いてタレつけて食べてと。
タレは兵庫から仕入れと豪語。
新鮮な鶏と玉ねぎ、わさびをつけてタレで食す。
あっさりした中に鶏が主張してきます。

たこのカルパッチョ。
柔らかく美味しいたこでした。

いぶりがっこの奈良漬塩昆布
徳島の奈良漬
長野県のいぷりがっこ
徳島、奈良、長野、秋田？？？の要素満載ですが、味は美味しい。
酒のアテにはぴったり。

最後はおでん。
がんも、豆腐、大根にとろろ昆布乗せ。
とろろ昆布は汁に浸してくださいと豪語。
たしかに美味しかったけどね。

飲み物はビール（中）でスタート。
レモンサワー
日本酒（雪の茅舎の生酒）
蔵にＮＨＫの取材が入りいつものグレードが入手できず、一つ良いグレードのものと豪語。
確かに雑味もなく旨い。ヤバイ酒だ。
お代わりしちゃった。
最後はビール（小）

計3時間かかりました。
フルコースか？
料金も焼き鳥屋さんとしてはそれなりに。

それにしても、口調は下手にでるけど、自分のやりたいようにもって行く。
客あしらいバージョンアップしたなぁ～

た～ま～に、酒良し、あて良し、さらに波長の合うお店に出会えることがあります。
こんな時は、勇気を振り絞ってお店に行って良かったな、と思うと同時に口コミを投稿してくれたレビュアーさんに感謝の気持ちでいっぱいになります。
今回はそんなレビュー。

札幌駅前のホテルで新年会のあと、帰路につくため札幌駅からバスに乗り、揺られていたところ、ふと、思い出しました。
南22条付近に気になるお店のレビューがあったことを。
ちょうど小さい方もしたかったので、じょうてつバス南22条バス亭で降り、すぐそばのホールでトイレを借りて電車通りに出たら、お店はありました。
先客1名。
なんでも、これだけ客がいないのは非常に珍しいのだとか。
すでにホテルで、けっこうお腹に入っていたので、最初から熱燗を所望（札幌のお酒）
お通しは枝豆（こだわりがあるそうです）
食べ物の注文を悩んでいると、会話の中からお腹具合を察知して、焼き物のお任せもできると、提案してくれるあたりは大将サスガです。
そのアドバイスにすぐに飛びつきました。
レバー（滅多にないんだとか・・・下ごしらえも焼き加減もタレの味も秀逸です）
ササミ串梅（自分で注文したら、まず頼まないと思う代物、お任せの醍醐味ですね・・・淡白なササミにアッサリ梅が美味しかった～）
ハツ（なかなか手に入らないとか・・・下ごしらえも焼き加減も最高）
砂肝（コリコリ、モグモグ、一番気に入ったかも）
秋田の生冷酒にチェンジ。
つくね（ちょっと細身のつくね、普通に美味しい）
カワ（いい焼き加減、塩加減）
追加でお任せ焼き物2品をお願いする。
留寿都ブタ（本当に美味しい）
もう一品、記憶が飛んでます。
長野の冷酒にチェンジ
湯葉を強力に勧められたので、これは普通に注文。（またまた普段はないそうです）
湯葉って本当はこういう味で、こんなに美味しいんだと実感。
丸井今井さんの近くにある専門店と日光で食べた湯葉はなんだったのか・・・
もう一品、お勧めをもらったのですが、品名が記憶が飛んでます。
後客1名登場。
高知の生冷酒にチェンジ。
この辺りから頻繁に記憶が飛んでいます。
次の日仕事だし、ってことで退散に。
パッと寄って、パッと食べて、サッと帰るつもりだったのに、ガッツリやって初訪問のお店で大騒ぎしちゃいました。
大将のいろんなことに対するこだわり、嫌いじゃないです。
ここは、また絶対に行きます。

どうやって、タクシーを清算したか、帰ってから何したか記憶ありません・・・
次の日の会社は、どうにか遅刻せず、睡魔と闘いながらなんとか1日持たせました。