とんかつ（札幌すすきの） : とんかつ檍 札幌すすきの店

東京で人気の有名とんかつ屋さんが札幌初進出ですって！
札幌どころか、東京以外ではここだけですね。
大門、蒲田、銀座、浅草橋についでの札幌店とか、、、、、ようこそ北の大地へ！

実はオヤジ東京で食べたいものは数あるけど、とんかつは片手に入るほど大好きだしレベルが違うんだよね。
結構前だが、蒲田の有名なとんかつ２店でここを候補に挙げながら、お休みの関係で伺えなかった記憶がある。
こりゃ、ぜひにも！！

真新しいつくりのお店に、後で分かるが店長さんがホールの案内役だそうな。
カウンター10席、テーブル4名席 1つと公式FBには乗っていますが、カウンター９席にして余裕を出しているようですね。
メニュー決まりましたらお声かけください、、、、とのことですが、オヤジロースなんだが、、、、お肉の大きさ以外に何か違いはあるのかな？
もちろん、リブはリブっていってるくらいなので部位が違うんだよね？
特に説明なかったけど、後から来た昔のお姉さま方にはお肉の質が違うんですと語ってたけど、、、、どう違うの？笑
（ロース）
ランチ (170g)　　1200円
上ロース(200g)　 1500円
特ロース(300g) 2000円
リブロース(400g) 3000円
（ひれ）
ヒレ (170g)　　　1800円
特ヒレ(200g)　　 2500円

うん、じゃオヤジ特ロースお願いします。
大きな声でオーダーの連呼の後にはホワイトボードにオーダー書くんですね。
なかなか、人数は揃っているがオペレーションの不慣れさは隠し切れないというか、もろばればれですから。
しかも、本社から２～３名応援にきているらしく、特に店主さんと思しき色黒の貫禄たっぷりの御仁はカウンターの中、お客様の目の前でビシバシ！というか、結構たんぱら口調でご指導らしい説教をくどくどと、、、、、ちょっとオヤジ目の前の光景にうんざり。
開店前にちゃんと東京のお店で研修でもしてきてよ~~;

御仁は研修活動しながらも、油には目と耳とでしっかり注意は怠っていませんね、、、、、、とんちゃんが、どぶんと油に浸かってから結構な時間がたちますが、、、、一切触ろうともしません、、、、、え～っと、あ～、、、大丈夫だとは思うけど、、、、まだかなぁ、、、、笑

いや、急いでるわけじゃないし、せっかちでもないけど、心配したくなるほど揚げてましたが、突然とんちゃん引き上げてさくさくさく♪
いやぁ、、、、、その無駄のない動きと包丁の入れ方がリズム感というか、音がおいしそうなのよ、、、年季が入ってますわな。

こんもりキャベツのお皿にロースを載せて、お待たせしました♪　って。
うん、いいね！
見た目からうまそ～ぉ♪

お味噌汁、、、、豚汁ですね、、、、お漬物、ご飯で用意ドン！
オヤジしっかりお塩を小皿に準備済み。
最初に豚汁でお箸を濡らして、、、、、、あらぁ！うまっ！！
豚汁がすでに美味しいです、、、、、、いや、めっちゃうまい。
豚肉も普通の豚汁と比べるとでかいよね、きっとこれ端のお肉なんだろうが、このロースのお肉の塊を整えるためには、なるほど結構な量の端が出てくるでしょうね。

案外ロースさんの塊は細目の切り口で、がぶりってほどじゃない、、、、これね切り口見て分かった。
お塩からいくために、中央部の一切れを箸に持ったが、中はきれいな桃色なのさ。
ピンクってほどじゃないんだが、白くはない、、、、うん、桃色なのよ。
ひとつ間違えれば、生ですか？って位の絶妙な揚げ具合、、、、、ご主人やるねぇ！
しかも、衣は蒲田のライバル店よりも狐色の鮮やかなこと。

どれどれ、、、お塩をちょっとだけつけて、ぱくり。
細く切ってあるって言ったって厚みがあるので、一切れ２～３口に分ける大きさ。
いや、これ！
油で揚げたお肉が甘味旨みがさらっと口に入ってきて、脂身も含めて爽やかなのよ！
いやぁ、、、、すごい！

お塩ちょんで、ぱくり♪
お塩は4種類あって産地と粒の大きさが違うんだが、それぞれに面白さと美味しさと特徴があるんだが、パン粉の揚がり具合がさくっと大きなパン粉の形を残しているので、大きな粒のお塩は上手にまとわせるのが難しいかも。
また、口の中でお塩ががりっと食感も残るので、オヤジは粒の細かいほうが好きかな。
カラシをつけても、美味しいし、、、、、ソースがまたあっさりなのよ。
ウスターっぽい色じゃなくって、色だけでいうとオニオンドレッシングみたいな薄い茶色。
お肉にたらしても、纏わるというよりも、さらっと垂れる感じ。
お味もさらっとしてるのさ=3
これまた旨い。

そうか、、、、なるほどこのソースだけで最初から最後まで行くと、とんかつ好きな♂君ならば飽きも感じるだろうがお塩の甘味で味の変化をさせているので、どちらも新鮮で爽やかでとんかつの油が体にもたらす影響や罪悪感をひどく軽減することに成功しているんだろうな。

う～ん、東京のとんかつのレベル恐るべし！
オヤジぱくりぱくりとあっさり平らげちゃった~~;
キャベツもお代わりできるか心配したけど、結構な量なので普段なら大盛でお代わりお願いするオヤジも、お代わり不要。
ちなみに、ご飯は３～４口残してギブ~~;
もったいないお化けさんｺﾞﾒﾝね。

これね、、、、目の前の店主さんが東京に帰ってもこの味出せるかな？
店長さん、、、人は良さ気だがご主人の指導振りを見ていると、、、、いや、がんばれ♪
この味はさぁ、、、、一朝一夕には出せないかもしれないが、この林SPFというブランドのお肉と伝授された技と思いをしっかり、札幌で根付かせてほしい。
しかもさ！東京なら1時間の行列レベルのお店が待ち時間ゼロで楽しめるんだからね^^

期待を込めて応援するよ。
天ぷらもうなぎも、とんかつも東京レベルのお店が北海道に来てくれるのは大歓迎さ！
これだけの量をいただいても、胃がもたれずに爽やか、、、、うん、うまかった！！
最初のご主人のお小言吹っ飛ぶほどの満足感でお会計、、、、、あら、お会計がもたもたでまたお小言が、、、、~~;

ごちそ～さまでした♪