逝く夏を惜しむスペシャリテ・雲丹のパスタをいただく。雲丹とトマトの酸味・甘味が絶妙！ : CANTINETTA SALUS

久しぶりに札幌に行った折に、立ち寄りました。

夏のスペシャリテ、ウニのパスタが終わってしまうので、もう夜中というのにいただかないわけにもいかず、夜食としていただきました^^;

不変の旨さですね。以前の記憶よりもトマトの甘み・酸味が抑えめで、雲丹そのものの旨みや卵的な濃厚さが前面に出ているような印象。パスタの茹で具合は以前よりも固め、というかそれだけ丁寧に冷やされているためと思われ。しみじみ、旨いです。

お酒は当然イタリアの白と合わせる。ソアヴェだったか？海の香りでゆく夏を惜しむ・・・
最後はグラッパで。

他にもいろいろいただきましたが、撮り忘れ・・・

　久々に寄りました。グラウンドメニューの定番バル料理ももちろん美味しいのだが、それ以上に、黒板に毎日？書き換えられる季節の食材を多用した料理たちの素晴らしさを、訪れるたびに感じる。

　黒板からいただいたのは二つ。素材の新鮮さ、火通り、
・若竹（笹竹）とソラマメのフリット、タルタルソースと目玉焼き添え。
・イカスミのリゾット（何イカかは失念）
　
　そのほか、グラウンドメニューからは、フィッシュアンドチップス、そしてナポリタン！どちらも、シズル感あふれる旨さ。

　久々でしたが、自由で気軽な雰囲気のなかで、クオリティの高い料理と酒をいただけるこういう環境は、なかなかないと思われ、札幌市民がうらやましい。。。

【2016年９月往訪】
　数ヶ月ぶりです。夜中だったのでフードは一つだけ注文。イカとシシトウのフリット。いかにも本物のバル的なメニュー。ソースはイカスミベース。実に美味い。ビールにも白ワインやスプマンテにもドンピシャ。ボリューム的にはもうちょっとあってもいいかな？とも思うが十分に満足！もっと色々食べたいものがあったけれど、お腹がきつく諦めた。そして、別腹のアッフォガートで〆。
　ここまで本格的、かつ北海道を中心とする食材でとても種類の多いメニューを作ってくれ、かつこれだけ気軽に入れる店は、東京でもお目にかかれない。デイリーに通える人が羨ましい。

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【2015年９月往訪】
　ちょっとご無沙汰で寄りました。この日は二人で料理をいただきながらも、酒が中心だったかな？料理は定番の数々とともに、日々変わる季節のもののほとんどに、北海道内の食材が使われていた。網走産ワカサギ、三石ポーク、滝川産合鴨、厚岸産ムール貝、釧路産真鰯、余市産アンコウ、赤平産子羊、蝦夷鹿・・・どうですか？この充実ぶりは。イタリアワインの充実ぶりが国内有数なのは言わずもがな。でもこの食材と料理の充実ぶりは本当に素晴らしい。しかもとても美味しい。こういう料理をアラカルトで自由自在につまめる。これはバールの真髄ですよね。こんな充実したバールを都内で見たことが未だない。だから、全国から客が集まる理由がよくわかります。もちろん、お客さんの中心は札幌の人たちですが。

　この日いただいたもので一番美味しかったのは、余市産アンコウとブロッコリーの自家製フェットチーネ。アンコウのさっぱりした旨みにトマトの酸味が絡んでとても美味しい。そして、〆のアッフォガートも絶品でした。近所にこういう店が出来てくれないかなぁと、改めて思う。

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【2015年6月往訪】、
　久々の。ウニのパスタ、ホワイトアスパラほか、今の北海道を代表する食材各種いただく。食材そのもののすばらしさを痛感するとともに、こちらの調理法やアイディア、そしてなによりこの気軽さの素晴らしさ。
　
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【2015年5月往訪】
　弾丸出張の折りに寄りました。札幌は例年以上に暖かく、ゴールデンウィークを待たずになんと桜が散っていた・・・こんなことは珍しいのでは？さて、この日はいいお値段のボトルを１本、そしてグランドメニューからはフィッシュアンドチップス、日替わり、週替わりからは牛ハツと野菜？のサラダゴルゴンゾーラがけ風な？、そして、ハムカツにポテサラが入ったものなどを。いずれも、イメージ以上に美味しかった！揚げ物が以前にも増してかりっとさくっと揚がっていて、進化を感じた。牛ハツと野菜も味気なくならず、適度な塩気が感じられて、酒のつまみに最高に仕上がっている。この日は次もあったので残念ながらパスタなどをいただけなかったが、メニューを見ると以前よりも黒板メニューが一層充実している印象。以前はなぜかサラダが多く、揚げ物が少なかったが、それが色々なものがバランスよく用意されている。
　前にも書いたかもしれないが、東京にはこの素材と料理のクオリティで、この気軽さと落ち着きが得られる店は本当に少ないと思う。さらにワインの品揃えまで考えると、やはり高得点にならざるを得ないと思うのです。

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【2015年1月往訪】
　また寄りました。軽いバール使いなので残念ながら豊富な料理は楽しめなかったけれど。色々な時間帯に色々なお客さんが引きも切らずに出たり入ったり。それぞれが、それぞれの使い方と楽しみ方を持ちながらやってくる。道外からのイタリアワイン好きのようなお客さんも結構いるみたいだし、夜中でもがっつり食べに来る人もいるし。何かのイベント帰りのような感じの人たちも。雰囲気がいいのです。感度のいい客が店を選び、結果として店がいいお客さんを選ぶ。東京には星の数ほどバールはあるのに、こんな充実した、そしてバランスのいいお店は見つからない。誰か教えてけろ！

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【2014年12月往訪】
　久々の札幌。あちこち行く中でここは外せない。北海道の地元食材を積極的に使いながらも、それだけにこだわるのでなく季節のものを使った気軽なバールの料理に仕上げる。酒が進むものばかり並んでいて、相変わらず目移り。二人でいくつも食べたが写真は１枚。これは鰊（にしん）のスモークのマリネとりんごのサラダ？的な。生の鰊なんて東京では見たことないが、これが美味いのです。さっぱり爽やかながら旨味がしっかりと出てる。あとは、王様しいたけと豚タンのソテーオリーブオイル風味？、そして、真タチ（しらこです）のフリットをカレー塩で、などなど。どれもこれも地元食材使って、工夫されてて。
　全てのグレードが高く、お値段高いんでは？と思わせるバールなのに、実際はとてもリーズナブル、しかもバールなのに本格的な料理メニューがとても豊富。東京にこんな店いくらでもありそうに見えるが、ここまで絶妙に使い勝手のいい店はなかなかない。

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【2014年9月往訪】
　久々の札幌。東京も少しは涼しくなってきたが、札幌はちょっと陽射しが陰るととても涼しい。夜は窓開けて寝たら風邪引きそう。空気が軽い。気温が下がって来ると胃袋の動きはより活発になって、いくら食べても順調に消化してくれてます、今のところ(笑)
　というわけで、こちらにも久々に来てみた。こちらの週替わり(日替わり？)メニューを見ると、北海道産の食材がとてもたくさん使われているのがわかるが、その中でも夏のスペシャリテが写真の「ウニのパスタ」。ウニのパスタは他店でも食べたことがあるけれど、こちらのはスペシャリテと言っているだけあって、一味、二味違う。多分、トマトがとても上手く使われてるせいじゃないか。トマトの酸味と甘みがウニの旨味と一体になって、ウニだけをいただくよりも一層美味しい！そして、作る時の温度も多分大切。いじりすぎるとウニは溶けてぐにゅぐにゅになっちゃうだろう。いや〜ー、これは贅沢だし美味い！スプマンテを一緒に飲んで、札幌万歳！

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　札幌は、ここ数年でこじゃれたバール業態が増殖している様子。都心部では飲食業が主要産業だし、札幌においては飲食業はこと若い人にとって就業機会としてとても重要だし参入しやすい存在だから驚くには当たらないが。がしかし、東京なんかに比べてはるかに高密度なことには驚かざるををえない。

　そんな業界にあって、このお店、ブームに先んじて開業、雨後のタケノコのように出来たその他の店とは一線を画す、一本筋の通った店とお見受けした。

　イタリアワイン（リキュール類やビールなども色々ある）専門のイタリアンバール。店舗内の内装やカウンター、諸設備もホンモノを追求した重厚でオーセンティックな雰囲気。一見入りにくそうにも見えるが、一度使ってみると、その使い勝手の良さに気付く。チャージなんてものはない気軽さ。グラスワインの種類の豊富さや安さ、ビールもサッポロからモレッティまで。定番メニューの安いこと！そして、日替わり、週替わり程度に入れ替わる、北海道の食材を使った料理の数々。ちょっとしたタパス風なものから、パスタ、グリルもの、サラダ、魚、肉、スープ・・・本当にバラエティに富んだメニュー。北海道民はいいよなぁ・・・こんなものをこんなに気軽に食べられるんだから。明らかにバールのレベルを超えてる食べ物たちですね。

　観光で北海道に行くと、どうしても魚介系居酒屋や寿司、ジンギスカンなどになりがちだが、こういう店を見ると、むしろ、こういうところが北海道の素晴らしさなんではないかと思う。イタリアンやフレンチの良店に行った時にもそれは感じる。野菜や肉・魚の豊富な地元食材を使い、しかもレベルの高いシェフが作ればまずいはずがない。

　バールはどうしてもガッツリ食べるところとしてよりも、二軒目三軒目使いにしがちだが、それはもったいない！ガッツリ食べたい1軒目に行ってみたら必ず満足できる店だと思う。また、一人でも気軽に入れるし、団体で宴会をやっている人たちもいたりして、使い方も様々自由。「こんな時に向いている」のチェックをしてみたら、全てにチェックが入る珍しい店かも。