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店名 |
移転
姫沙羅(ひめしゃら)
|
---|---|
ジャンル | 寿司、日本料理 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄東西線西18丁目駅から約600メートル すすきの駅(市営)から297m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
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支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) |
利用シーン |
|
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ホームページ | |
オープン日 |
2003年 |
備考 |
2017年12月15日(木)移転リニューアルオープン |
お店のPR |
こだわりの熟成技術とセレクトされた日本酒のマリアージュ
珍しい魚の熟成を楽しめるお鮨屋さん。 繊細な技術で、お魚の旨みを究極まで引き出しています。 そして、メニューに応じてセレクトされる日本酒で じっくりと大人の時間が楽しめます。 |
初投稿者 | |
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札幌の寿司屋を調べていたら何かと引っかかってくるお店であった。今回はカード会社のコンシェルジュサービスでおススメということであったので予約を取ってもらい訪問する運びとなった。
場所はすすきのの雑居ビルの4階である。お世辞にもキレイとは言えないビルである。こちらのお店は2部制のようで第1部は18:00~ そして第2部は20:30~のようであった。今回は交通機関の影響で多少遅れてしまい、15分ぐらいの遅刻であった。お店に入ると・・・私たちの他の方はすでに座っている・・・まだ料理も出ていないようで・・・私たちが待たせてしまったのか?それともそんなものなのか?よく分からないが、私が「遅くなってスミマセン」と言っても大将からは返事がない・・・
何かムッとしているようであった。
そんな空気の悪い中、もうひとつ食べロガーにとって致命的なことが・・・
撮影全面禁止なのである。 まずは店の入り口に「店内での撮影は禁止です」と書かれてあり席の横にはカメラ禁止とスマホ利用禁止の注意書きが2席に一つ置いてあるのだ。さすがに「写真撮ってもいいですか??」などと聞けるわけがない。
何か緊張する店だなあ~~でもこの緊張感、銀座の名店であるような心地よい緊張感ではない・・・何というか・・・嫌な緊張感なのであった。
まずはモズクの前菜から。とっても美味しい。北海道のモズクってかなり太さがあるようだ。
そして最初の握りは海苔巻きから。わさびを擦ってそれを海苔巻きに入れた「ワサビ巻き」からである。乾いた海苔にサクッと包丁を入れそれにたっぷりのワサビを入れ、海苔で巻いてお客さんに手渡しする。なるべく大きな音を立てて海苔を勢いよく咬むと鼻に抜ける香りが全然違うらしいのだが、正直私にはよく分からなかった。咬む音の小さなお客さんには容赦なく注意が飛んでくる。何だかややこしい鮨屋だなあ~
続いては昆布締めシリーズだ。握りになるとシャリの良さが感じられるようになってきた。シャリは程よい酸味で私が好きな味だ。まろやかな赤酢を使用しているようであった。
そしてズケなどを食べた後に海苔巻きの第2段が始まった。まずは普通の大トロ握りに細か刻んだ沢庵を乗せその上から海苔巻きで包んで頂くのだ。確かに大トロの脂っぽさは緩和されるし美味しいのでこれはこれで有かな?という感じであったが、あの脂の乗りこそ大トロの神髄!!ちょっともったいない気がした。
途中で小鉢が連続して出てきたがよく覚えていない・・
あとはこちらのスペシャリテかな?「ボタン海老の全部のせ」を頂いた。これは作るのに手間暇がかかるようだ。丸く握ったシャリにトップに少しくぼみを作りその周りにエビの身を巻いていく。そしてその身の真ん中にエビ味噌を入れ上にエビの緑の外子を乗せれば完成だ。こりゃ作るのがかなり難しそうだなあ~それでも大将はきれいに作っていく。さすがの腕前だ!!食べてみると美味しいけど正直予想の範囲内の味であった。ちなみにこれは意匠登録されているそうである。他の寿司屋がまねできないようになっているのだ。
そして最後はウニの握り・・というか握っていないのでシャリにウニを乗せたものが出てきた。とにかくウニの量が半端じゃないのだ。普通の鮨屋の倍ぐらい乗せての提供であった。またウニの水分を切るために予めキッチンペーパーにのせてあった。食べてみるとちょっと濃縮されたウニの旨味を堪能することができた。
カウンターの向こうには「鮨」という字の「魚」と「旨」の間に「米」という字を挟んで書いてある。これは大将が考えた字で鮨とは全体で味わうものであって、魚だけのものではないとのことであった。また新鮮なだけの魚は美味しくないということもおっしゃっていたのでそれをいかに生かすかを考えているのだろう。その考えにはとても共感するところがあった。
しかもその造語ならぬ造字、商標登録までしているそうである。店内に登録証が置いてあった。何はそういうことが好きなのかな??帰りに気付いたのだが入口には「和して同ぜず」と書いてある。これが大将の思いなのであろう。
とてもお鮨を楽しめた札幌の夜であった。