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このためだけに札幌に行く理由がある
最高を毎回超えてくる
最も予約が取りにくい寿司屋の一つである一幸です。
今回はたまたま直前で予約が取れましたので急いで航空券を取り向かいました。
大将から後で伺ったんですが新規の予約は今取ってないとのことで直前予約はキャンセルが出たタイミングだったというのがわかりました。
ですので伺いたい方はでキャンセル待ちを狙って定期的に確認するといいかと思います。
生ビールを頼み大将の登場を待ちます。
・鯛の刺身。
塩で1枚、お醤油で1枚いただきます。
味が濃厚でありずっと食べていたいと思える鯛です。
提供する時間に合わせて最高の触感と味になるように仕込みをしているとのことでこの味が出せるのかと思いました。
・鯛の白子。
1年で1か月のみ提供しているとのことで初めていただきましたが濃厚さにびっくりしました。まるで何かに漬けておいたかのような味ですがそのままの鯛の白子です。
白子といえばフグが有名ですがフグは皮に味があり白子自体の味は薄いとのことでここまで濃厚な白子は初めてです。
・鮑。
何もつけずにそのままいただきます。
水温もあがり餌を食べるようになって味が良くなってきたとのことで水だけで煮たのにも関わらずこちらも味が濃厚です。
磯場の中で逃げ回りながら大きくなった鮑であり沖に逃げて大きくなった鮑では餌場の違いで味がでないとのこと。
・マグロの稚魚の炭火炙り 海苔醤油。
10kgをぎりぎり超えるマグロの稚魚の皮側を炭火で炙り、海苔醤油をかけた物です。
皮が炭火で香ばしい香りを放ちます。部位によって油の乗り具合が変わっていき上から順に食べると一番最後の部位が油が最も乗っていて別の素材のような味になります。
・子持ちヤリイカのウニ詰め。
江戸時代からある食べ方であるがウニを詰めたものは今までないとのこと。
なんて美味しいのだろうか火を入れてもウニの味がしっかりとしているからウニの質の良さもうかがえますし甘めのタレとの相性が抜群です。
ツマミの中では今日一番でした。
・コノコとバチコ。
こちらはナマコの卵巣であり一本で一匹なのでこのお皿の上だけで数百もしくは数千のナマコが使われています。
生の方がコノコでナマコの卵巣はとても腐りやすく香りが悪くなりやすいとのことでしたがまったく臭みがなく素晴らしいお味でここで日本酒を投入しました。
焙ってある方がバチコです。バチコは以前にもいただいたことがあるのですがまさに珍味といった味でこちらも日本酒にばっちりです。
一口で食べずちびちびといただき握りの準備を待ちます。
お酒はおちょこ一杯から対応してくれるのでアルコールに強くない方は少しずつ頼むのもいいでしょう。
ここから握りです。
・春子鯛(かすごだい)。
ネタの柔らかさとシャリの一体感が素晴らしく大将曰くまるでもともと一つの生き物であったかのように錯覚するものを目指しているとのこと。
前回こちらに伺わせていただいた時に人生で一番うまい春子鯛だと感じたのですが今回はそれを超えてきました。
このときに次回予約を取って帰ることを決意します。
・ミル貝。
噛めば噛むほど甘みが出てきます。貝の臭みやえぐみを感じず本当はこういう味だったのかというのを感じることが出来ます。
仕込みも大変なようでこのレベルの貝が食べられるのは当店ならではと言えるでしょう。
・金目鯛。
3巻目、6巻目、9巻目はわかりやすいうまさを提供するようにコースを作っていると前にお聞きしていたので期待が高まります。
見た目も美しく軽く皮目を焙ってあり香りと油がシャリと反応して見事です。シャリが噛むと酢の味がでるようになっているので口の中で噛めば噛むほど金目鯛の油と反応し味が変わっていきます。
・鮪。
お好みだと1巻1万円弱はくだらないらしく鮪だけを考えると赤字になるがコースに組み込み年間で見てペイすればいいという考え方で仕入れているとのことでした。
ここは寿司屋のプライドだから最高の物を仕入れるという大将の言葉が素敵ですね。
・大トロ。
はがしという筋をあてないように切る方法で仕込んだ大トロ。無駄が出やすくとれる量が減ってしまうが味は抜群です。
飲み込むのがもったいなく感じてしまうほどに濃厚です。
・ウニ。
大トロの油をウニで流すようにしているのでこの順番で提供しているとのことであえて冷やすことでより大トロのあとに合うようになっているそうです。
海苔の香りが鼻から抜けるまでがワンセットでありウニ、シャリ、海苔と香りが口の中で移ります。
・ノドグロ。
シャリの上に焼いたノドグロをのせたものです。
お箸で混ぜながらいただきます。香ばしい香りが素晴らしくシャリと混ざることでよりシャリの酢が伸びてきます。
油が強いのでワサビに合います、お好みで遠慮なくカウンターのワサビを追加しましょう。無くなったらワサビを追加してもらえます。
・オニアジ。
淡路島で取れる回遊をやめた1kg以上のアジです。1週間に7,8匹ほどしかとれない模様。
ここでノドグロの油が切れる順番になっておりアジがおまかせで一番輝く場所がノドグロの後というのがよくわかる握りです。
食感、味ともに今まで食べてきたアジはなんだったのだろうかというクオリティです。
・ホタテ。
ホタテの紐と肝を乾煎りし出たエキスで煮たホタテを崩してから握ります。
火入れを間違えるとホタテがまとまらなくなってしまうので仕込みの難易度が高いようです。
ほぐしてあるのでシャリとの一体感が増し口の中でホタテの旨味とシャリが混ざり合います。
・毛ガニ。
カニは腐った匂いを好むので養殖は餌の香りがでてしまいそれがいわゆるカニ臭さになっているので養殖ではなく網にかかったものを使っているようです。
濃厚で臭みがなくカニの身をほぐしたものと少し大きめに切ったものを合わせて握ってあり触感の違いと味の違いを一貫の中で感じ取れます。
・アナゴ。
ツメではなく塩でいただきます。
アナゴは今が最も悪いといっておられましたがアナゴそのものの甘みが口の中に広がります。
・卵焼き。
芝海老のすり身を混ぜて作った卵焼きです。
芝海老は火を入れると膨らむのでふんわりとした触感です。
・コハダ。
追加でオーダーです。
旬じゃないのもあってかこれまでの握りに比べると見劣りしてしまいました。
他の物にすればよかったかも。
・カンピョウ。
前回訪れたときにカンピョウ自信ありますと言われ感動したカンピョウです。
旨味と甘みが素晴らしい締めとして最高の巻物です。
2品追加をしビールと日本酒を少しいただいて二人で6万6000円です、六本木近辺なら8万円はするところでしょう。
コスト的にも素晴らしいですが味の方も前回よりも今回の方が美味しくなってると明らかに感じられます。
ここまで評価が高くなってもその期待値を超えてくるお店は中々ありません、一幸のためだけに北海道に行く価値があると言えるお店だと思います。
冒頭に書きましたが新規予約は受け付けていないので念入りにキャンセル待ちを狙うといいでしょう。
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ラグシフト
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ラグシフトさんの他のお店の口コミ
店名 |
鮨 一幸
|
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受賞・選出歴 |
2024年Gold受賞店
The Tabelog Award 2024 Gold 受賞店
2023年Silver受賞店
The Tabelog Award 2023 Silver 受賞店
2022年Gold受賞店
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寿司 百名店 2022 選出店
食べログ 寿司 EAST 百名店 2022 選出店
寿司 百名店 2021 選出店
食べログ 寿司 EAST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 寿司 |
予約・ お問い合わせ |
011-200-1144 |
予約可否 |
完全予約制 ご予約はウェブサイトからのみ受付しております。 |
住所 |
北海道札幌市中央区南2条西5-31-4 スカレッタビル 2F
このお店は「札幌市南区真駒内曙町3-3-1」から移転しています。 |
交通手段 |
札幌市営地下鉄 南北線・東西線・東豊線「大通駅」より、徒歩5分 狸小路駅から263m |
営業時間 |
|
予算 |
¥40,000~¥49,999 |
予算(口コミ集計) |
¥40,000~¥49,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
7席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
料理 | 魚料理にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
2013年12月 |
備考 |
おまかせコースのみ35,000円(税別) |
初投稿者 |
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定期的に訪れる新規の予約を受け付けていない鮨一幸です。
毎回期待値を超えてくるので私的には日本で一番好きな寿司屋といっても過言ではないです。
・鯛。
ねっとりした食感と濃厚な味が噛むほどに出てきます。
一枚目は塩で、二枚目はお醤油でいただきました。
一幸では最初のお刺身からわさびを置いておいてくれますしなくなると追加してくれるのでお好みで遠慮なく使っていくといいでしょう。
・鮑。
一週間ほど前にすぎたでいただいた鮑も見事でしたがこちらも素晴らしいです。
肝を使わずとも素晴らしい濃厚さで大将の出てるでしょという言葉そのままの味わいです。
・カツオ。
皮がぱりっとするくらい火を入れて海苔醤油でいただきます。
・白子。
甘めの日本酒が合うとのことでおちょこ一杯だけもらって合わせます。
日本酒の独特の香りが鼻に抜けたくらいで白子をいただくとより味がはっきりします。
・ナマコの卵巣。
毎回お馴染みになりつつあるナマコの卵巣です。
ちびちびといただきます。
ここから握りになります。
・春子鯛(かすごだい)。
ネタとシャリの一体感が毎回見事です。
・イカ。
食感が見事です、イカを噛んだときに歯の形でそのまま切れるという感覚は初めてではないかと思いました。
ゲソは炙りで噛めば噛むほど味がでます。
・鰆。
炭火であぶってあり香ばしさを感じる握りです。
ここで今日使う松茸のプレゼンテーションです。
トロ松で使うのですが大将いわく味の暴力とのことで早くも出てくるのが楽しみになります。
・赤身。
大間のマグロです。
爽やかながら濃厚というなんとも形容しがたい素晴らしいマグロです。
・はがし。
口の中でも無くなってしまうかのような柔らかさです。
ずっと食べていたいと思ってしまう握りです。
・雲丹。
今回の雲丹は甘味がありかなり主張の強い雲丹でした。
海苔の美味しさも素晴らしい一品です。
・ノドグロ。
箸で軽く混ぜていただきます。
ノドグロの脂がたっぷりと出るのですがくどくなく照寿司でいただいたノドグロとはまったくの別物と呼べるクオリティです。
・小肌。
前回お伺いしたときに追加で小肌をいただきましたがそのときのとは別物と呼べるくらいクオリティが違いました。
この小肌は脂のノリも良く締め具合も良く格別の一品です。
・帆立。
ほぐして握りにしていただきます。
甘味が強く帆立の繊維質を一本一本しっかりと感じられます。
・トロ松。
シャリに炙ったトロ、その上に大量の松茸をほぐして握りにします。
大将がトロの味はしないで脂が潤滑油のようになり松茸の香りを感じることができると言ってたのですがこれもまさにその通りでした。
口の中が松茸の香りに包まれて幸せいっぱいになります。
・穴子。
お塩でいただきます。
直前がトロ松だったので塩の穴子がいい感じです。
・卵と鬼灯(ほおずき)。
今回の卵焼きは前回ほどのインパクトがなかったです。
ここまででおまかせは一通りでここからが追加です。
・鯵。
オニ鯵です。前回もいただきましたが考えられたコースの中で出るのと追加で順番を関係なくしていただくのでは全然印象が変わるものだと思いました。
小肌もそうでしたがおまかせの中というのは究極に考え計算された美味しく食べるための順番なのだと実感しました。
・かんぴょう。
最後の締めはかんぴょうで。
安定の美味しさです。
今回は前回のように期待値を大きく超えてくるわけではなかったのですが全ての品が美味しくクオリテイの高さを感じることができるお店というのは少なく一幸の凄さを感じて帰るのでした。