北海道の旅2020④ふわふわハンバーグと海老スープの競演☆野菜も甘い！スープカリー : スープカリー 奥芝商店 駅前創成寺

Go to Travelを使い4年ぶりの北海道へ！
前回は小樽や旭川、富良野などを巡る観光メインでしたが
今回は札幌を中心にのんびりグルメ旅。

北海道で食べたい名物グルメと言えば
野菜やお肉がゴロッと入った食べ応え満点のスープカレー！

大の海老好きとして選んだお店は
海老スープを使ったスープカレーが人気の、スープカリー奥芝商店駅前創成寺さん。
元祖海老だしスープカレーのお店だそう。

定番の具「チキン＆ベジタブル」の他、
豚の丸煮や大きなハンバーグ、ラムしゃぶカリーに肉の羊蹄山（お肉沢山！）など
個性的なガッツリ系メニューが揃います。

お店があるのはJR札幌駅南口からすぐ。
ビルの地下1階にある「パールタウン名店街」の一角です。
同じ名店街には、味噌ラーメンで有名な一粒庵さんなども。

平日19時前、店頭には5～6名の行列が。
ちょうど入れ替わりのタイミングだったのか、数分待つだけで入店できました。
お店の前には椅子もあるし、ビル内なので待つ間寒くないのがいいですね。

店内はレトロな古民家風の内装。
色とりどりの大きな提灯が灯され
ダイナミックな津軽三味線のBGMが流れる、外国の方にも人気が出そうな雰囲気。

現在は新型コロナウイルスの感染対策のため、先にレジでオーダー＆お会計。
外にもメニューがあるので並んでいる間に
何をオーダーするか選んでおきます。
写真も大きく載っているので選びやすい！

◇カリーメニュー（全て税込価格）
・おくしばーぐカリー　　1,680円
・チキベジカリー　　　　1,450円
・豚の丸煮カリー　　　　1,550円
・海老祭りカリー　　　　1,900円
・ラムしゃぶカリー　　　1,900円
・ボトムザンギカリー　　1,480円
・ベーコンキノカリー　　1,580円
・ラムバーグと野菜カリー1,700円
・肉の羊蹄山カリー　　　2,300円
・チキンカリー　　　　　1,180円
・旬の野菜カリー　　　　1,180円

人気はやっぱり、メニューにも大きく載っている創成寺店名物「おくしばーぐカリー」。
ただ、ラムバーグもこちらの限定商品で
北海道らしさもあり人気が高いそう。

さらに有料トッピングの種類もめっちゃくちゃ多くて迷う～
迷いつつも、今回はおくしばーぐカリーに。

カレーを選ぶと次の手順として

1）スープを選ぶ
・海老スープ
・チキンスープ
・チキン燻製スープ：創成寺店限定＋100円

2）辛さを選ぶ
0番～12番まで（6番以降は有料）

3）ご飯の量を選ぶ（白米or玄米）
・小盛り150g
・普通盛り220g
・中盛り400g（＋70円）
・大盛り600g（＋120円）

（レモンのトッピングが不要かどうか、ここで聞かれます）

4）1品無料のトッピングを選ぶ
ブロッコリー、れんこん、アボカド、ホールトマト、じゃがいも、ごぼう、オクラ
きくらげ、ながいも、キャベツ、
半熟玉子1/2、フライドオニオンなど

「キャベツと半熟玉子は元から入っていますよ」、と教えて下さったので
今回はブロッコリーをチョイス。

ということで最終的な注文は、
「おくしばーぐカリー」の海老スープで、4辛（市販のルゥカレーの辛口くらい）。
ご飯は白米の小盛りでお願いしました。

カウンター席の前はオープンキッチン。
注文ごとに1人分ずつ小鍋で調理されます。
豪快な炎でグツグツと熱せられた小鍋の中には、溢れそうな山盛りキャベツ。

さらに海老オイルや海老の粉末？に、
注文した辛さに合わせたスパイスなどが、手際良く加えられていきます。
迫力満点の調理風景で見応えある～

別のスタッフさんは野菜の素揚げ担当。
キャベツが柔らかくなった頃に
素揚げの野菜やハンバーグなどをトッピングして完成です。

注文から15分ほどで豪快なスープカレー＆ご飯が運ばれてきました。

◇おくしばーぐカリー　税込1,680円
うわわ、なんだか盛りだくさん！
器の中が、様々な具で埋まっています。

まずは存在感抜群の大きなハンバーグ。
半熟玉子や水菜のサラダ、その下にはドーンと大きな人参や茄子、ピーマンの素揚げ。
巨大なさつま芋もそびえ立っています。
鍋でじっくり火を通した山盛りのキャベツや玉ねぎも、ザクザク出て来てすごい！

■スープカレー（4辛、海老スープ）
まずはスープカレーをひと口。
むっはー、美味しい！海老の旨味が炸裂～

スープカレーなので、サラッサラの軽い口当たりですが
4辛ならでは、ピリリとキレのある辛さ。
そこに、海老スープの深～い旨味と香ばしさがバランス良く重なります。
海老の甘味が凝縮された重厚なコク♪

辛いけど旨味も強いので、ひと口食べるともうひと口食べたくなるクセになる味。
カレーのスパイスの香りと海老風味って
何でこんなに相性いいんでしょう？
具を食べ始める前に、海老出汁のスープカレーだけでめっちゃハマってしまいます。

■おくしばーぐ（ハンバーグ）
メニュー写真よりも大きく見える、大迫力のハンバーグ。
でもスプーンで簡単に切れるほど柔らか～

ふわっふわの大きなハンバーグに
コク深い海老スープのカレーがじっくりしみ込んでいて、悶絶する美味しさ！
ジューシーでとろけるハンバーグは
スープカレーやご飯、野菜たちとも一体感抜群の味わい。

店主さんにお聞きしたところ
おくしばーぐは150～160gほどあるそう。
北海道ブランド牛の宗谷黒牛100％使用みたいですが、人気なの分かる～！大満足！

■基本野菜
（人参、キャベツ、さつま芋、ピーマン、茄子、玉ねぎ、半熟玉子、水菜）

まずは存在感抜群の素揚げ野菜たち。
ほっくり甘い人参に、油のコクをまとったジューシーな茄子やピーマン。
それぞれゴロンと大きく食べ応え満点！
この山盛りの野菜こそ、スープカレーの醍醐味でしょうか？

キャベツや玉ねぎは柔らかく煮込まれ、スープカレーに野菜の甘味をプラス。
極め付けは迫力満点のさつま芋。
この優しいお芋の甘味が、スパイスでピリ辛になった口の中を和らげてくれます。

意外な伏兵がトッピングのブロッコリー。
海老出汁スープカレーの旨味が、奥までググゥーッとしみ込んでいて美味しすぎる～
これ、1つと言わず5つくらい食べたい！

ブロッコリーを噛むと溢れだす海老スープの香ばしさ・・
今も思い出すだけでお腹が減ってきます。

シャキシャキの水菜もいいお口直し。
スープカレーと半熟のゆで卵も完璧な相性だし、どの具も外せない名脇役ばかり。

■ライス（白米or玄米）
今回は白米を小盛り（150g）で注文。
スープカレーに合わせるライスって、けっこう硬めの炊き具合のイメージでしたが
こちらはもっちり食感で程よい柔らかさ。

添えられたレモンを途中でライスに絞ると
ガラリと爽やかな味わいに変化。
海老スープが効いたカレーのコクや辛さが、サッパリと軽くなりパクパク食べられます。
具が多いので、小盛りで何とか無事完食。

あ～、美味しい！しかも楽し～い♪
豪快な調理工程から目の前に運ばれてきた時のインパクト。
巨大ハンバーグの旨味に野菜の甘味など、素材1つ1つの味とボリュームも圧倒的。
全体を包む海老スープとスパイスも香り良く
この美味しい体験は北海道のハイレベルな素材だからこそ？

観光客向けのお店と思っていましたが
地元のお客様でしょうか、テイクアウトの注文も次々に入っていて調理場は大忙し。

それでも1品1品異なるカレーの注文を
妥協せず丁寧に作り込んでいく、店主さんの集中力に脱帽。
カレー作りへの熱い思いが込められた1皿のおかげで、お腹も心もホカホカに。

海老スープも超好みで最高でしたが
他のスープを使ったカレーや、違う具のカレーにも挑戦してみたくなります。
次回の北海道の旅でもぜひ再訪したい♪

ごちそうさまでした！