きた山
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尾道大橋を見上げる、オーシャンビューのフレンチ・レストラン
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店舗基本情報
| 店名 |
きた山（キタヤマ）
|
|---|---|
| ジャンル | フレンチ、シーフード |
|
予約・ お問い合わせ |
0848-37-1991 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
尾道駅から2,108m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥6,000～￥7,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （JCB、AMEX、Diners） 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
有 10台 |
メニュー
| ドリンク | ワインあり |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| 備考 | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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このお店、かなり昔からあるような気がしますが、これまでは前を通り過ぎるだけで、フレンチ・レストランだと知ったのは、食べログで偶々見つけたお店の情報を見たからでした。
何時かは行ってみようと思っていたのですが、今回、ランチタイムに通りかかることがあったので寄ってみることにします。
尾道では駐車場に困ることが殆どですが、このお店は中心街から少し離れているためか、10台程度の駐車場があるのが嬉しいサービスです。
ウインカーを出して駐車場に車を入れましたが、少し固まってしまいました。
何と高級外車しか停まっていません。
お店の外観は、小洒落たレストランといった感じで、結構な緑に囲まれています。
何と言っても、尾道大橋の真下にある立地が特徴でしょうか。
入店してみると、男性スタッフが丁寧に迎えてくれました。
「お好きな席へどうぞ」とのことですが、良い席は先の外車組が着席済みですから、そこから適度に距離を取った窓際の席へ座りました。
水とおしぼりが出され、女性スタッフから手渡されたメニューを見てみると、料理はコースしかないようで、ベースとなるコースにオプションをプラスするシステムのようです。
今回は、ベーシックな「ランチコース（2730円）」をお願いしました。
メインは、肉と魚のどちらかが選べるようで、（スタッフい曰く）主人（シェフ）が良い出来だと言っているとのソースに心惹かれて魚料理にしてみました。
まずは、アミューズが出されました。
トマトソースで味付けされたプチ料理ですが、添えられたカリカリにトーストされたバケットにトッピングしていただきます。
続いて、パンとスープが出されました。
スープはかぼちゃのスープで、スープ自体に特別な味付けはされていないようで、浮かんだベーコンの塩加減がアクセントといったところでしょうか。
そしていよいよ、メインの魚料理が運ばれてきます。
内容は、貝柱とスズキのポワレ（？）です。
興味深いのは、季節外れの山菜がトッピングされているところでしょうか。
和食ですと、季節の先取りが小粋な演出になりますが、その逆パターンは、ある意味、新鮮です。
そういえば、季節が移りかわる時期に、それぞれの旬の食材をオーバーラップさせて同時に楽しむ趣向がありますから、春（山菜）と夏（スズキ）のコラボレーションなのかもしれませんね。
メインで大きく目を引く貝柱はホタテのような気がしなくもありませんが、ここまで大きいのも不自然ですし、ベタなホタテの風味もあまり感じないような気もしますから、本当のところは分かりません。
スズキは皮がしっかりとして、大振りな身は食べ応えがありました。
ところで、シェフ渾身のソースですが、ソースというよりはスープといった感じで、ぶっちゃけたところ、コンソメスープに胡椒をガッツリと効かせた感じの味がベースになっています。
その中に酸味というか、薬膳のような風味が見え隠れするのが変わった印象でしょうか。
その風味の正体を探るべく、（少々お下品ですが）パンにソースをつけて味わってみたりもしますが、記憶の中の味の引き出しが開きません。
女性スタッフから、ソースの具合を聞かれたので、「ほのかに酸味が効いて爽やかですね」と答えると、少し困惑されてしまいました。
あれ？ やっちゃった？？？（自爆）
またまた、トンチンカンなことを言ってしまったようです。
どうやら、薬膳の風味の正体は生姜だったようで、ここでも貧乏舌の本領を発揮してしまった、恥ずかしい私です。
最後に、デザートとコーヒーが出て、ランチコースが終了しました。
料理をトータルすると、バターがガッツリと効いたヘビー・フレンチではなく、どちらかと言えば、スパイス系の風味で武装されたヘルシー・フレンチといった印象でしょうか。
まぁ、これは、ランチタイムだったからかもしれません。
評価は、素材にも拘っているようですし、長く愛されている老舗のようですから、オマケの★4つとさせていただきました。