【再訪多数】美味しい料理とワインのプチ贅沢 : オステリア タムラ

適宜写真追加更新中（最終訪問：24/1）

(21/06)
地元に出されていたコロナ拡大防止措置が緩和されたので、
さっそく伺いました。

コロナ前はアラカルトでお願いして、飲み友達とシェアする
ことが多かったのですが、コロナが落ち着くまでは面倒のない
コース利用にしようかと。

いつもの通り3名でワイン2本開ける感じで、ほろ酔い気分。
やはり、美味しいお料理を外でいただくのはいいものです。
世の中が落ち着くまでにはもう少し時間がかかると思いますが
それまで、十分注意払いつつ、少しでもお気に入りのお店には
足を運びたいと思います。

はやく気兼ねのない世界になるといいなぁ。

久しぶりに週末のランチに飲み仲間3名で伺いました。

明るい店内のカウンターのコーナーを使わせていただき
メニューを拝見。
おっ、シーズンが終りとあきらめていた、地元のジビエ、
イノシシが、まだあるではないですか！

ワインを2本、料理はシェアということにして、以下の
ものをいただきました。

●　前菜盛り合わせ：　シマアジカルパッチョ、
　　パテドカンパーニュ、ローマ風コッパ、そして
　　地元農園の新鮮な野菜がたっぷり！

●　燻製さばとジャガイモのテリーヌ：　
　　燻製具合が絶妙。ジャガイモはしっとりとして
　　外側はいい塩梅に焼けて、良い意味で芋らしく
　　ないテリーヌでした。やっぱりサバの力かな？

●　ゴルゴンゾーラのペンネ
　　鉄板(^-^)

●　イタリア産グリーンピースとパンチェッタの
　　パッパルデッレ
　　自家製手打ちの平打ち麺。時として乾麺のほうが
　　美味しんじゃない？と思う自家製もありますが、
　　これは美味しかったです。
　　はしりのグリーンピースは、元気がもらえそうな
　　フレッシュ感がありました。

●　イノシシ肩ロース肉のロースト
　　東広島ジビエセンターという、猟師さんが数年前に
　　始められた会社から仕入れた広島産のイノシシです。
　　自分の住んでいる東広島も、近所の山のほうに行くと、
　　イノシシが土を掘り返した後がたくさん見られる
　　ぐらい普通にいます。
　　血抜き等の処理がしっかりされているので、まったく
　　臭みがなく、イノシシの肉と脂の味を堪能できました。

いただいたワインは、以下の2本。量が欲しい自分たちに
合わせてｗ、お手頃値段のものを白、赤それぞれ数本づつ
ご提案いただいた中から選びました。

白：　Cala Cala Bianco 2016 Calabretta　：
　　　シチリアワインに弱い(^-^ゞ
赤：　Barbera Del Monferrato Francesco Brezza :
しっかりしてバランスも良かったです。
　　　自然派ということでしたが特に気になる癖もなく
　　　思った通りイノシシにも合いました。

こちらは一品のポーションがそれなりにあるので、
お酒が好きな方は3人ぐらいで、ボトルワインと料理を
シェアすると、お店の魅力を最大限に楽しめるのでは、
と今回思いました。

気になっていたこちらのお店に、週末の夜に予約して
ようやく伺って満たされた気分になっていた翌日、
奇しくも昼呑みに誘われて、24時間空けずに2日連続で
伺うことに(^-^;

お店は駅からはかなり離れた小高い丘の住宅街の中です。
ガラス窓を広く取った解放感のある、カウンタだけの路面店は
まだ新しく、居心地の良い雰囲気。
13時から23時までの通し営業で日曜も営業なので、昼飲み
ができるのもありがたいところです。

さて、1日目の夜いただいたのは以下のモノ。
●　前菜3種盛り合わせ：タコのカルパッチョ、パテドカンパーニュ、
　　サラミにたっぷりの葉っぱ。葉っぱはいろいろな香りのモノがあり、
　　これだけでも、かなり楽しめます。煮凝り状でスパイスの利いた
　　パテドカンパーニュも好みでした。

●　イタリア産ホワイトアスパラのソテー、シェリービネガーソース：
　　久しぶりにいただいたヨーロッパ産の太いホワイトアスパラ。
　　ほんのりとした苦みに春を感じます。

●　フランス産仔鳩の肉詰めラビオリ、イタリア産ヒラタケ添え：
　　もっちりした生地に包まれた、ちょっと野趣のある鳩肉と
　　味の良いヒラタケ、そしてしっかり味付けされたセロリラブの
　　組み合わせは、やはりレストランならではですね。

お酒は、恵比寿ビール、白ワイン2杯、赤ワイン1杯、マルサラワイン
いただいて1人6000円ほどでした。

2日目は15時に二人でスタート。
軽く飲むのかな～と思っていたのですが、以外にしっかり飲んで
喰らいました(^-^；

出だしはグラスのスパークリングワイン。あとは赤ワインを
一本開けて以下のモノをいただきました。

●　前菜3種盛り合わせ：サラミの種類とそこに載っていた野菜
　　以外は前日と同じでした。

●　天然甘鯛のマツカサ焼き：
　　サクサクに焼けた鱗とジューシーで柔らかな身のコンビネーションに
　　うっとり。ソースはちょっと塩が強く感じましたが、お酒と合わせる
　　にはこのぐらいが良いかも。お代わりいただきたくなりましたｗ
　　下に敷かれた、昨夜とは異なる味付けのセロリラブもいい感じです。

●　ジョルジュのパン：
　　評判の良い地元のパン屋さんのパンです。自分も時々購入する
　　バゲットが美味しいです。

●　ガリシア産栗豚肩ロースのロースト：
　　前日、他のお客様が召し上がっているのを見て食べたくなった一品。
　　大きな肉の塊を二人でシェアしましたが、久しぶりのボリューム感
　　ある豚肉に満足しました。

お気に入りのもう一つの地元イタリアン「チェルキオ」さんが
瀬戸内海を中心とした地物の魚に力をいれて、お手頃の値段のワインを
多数取り揃えられているのに対して、こちらはヨーロッパ産の食材に
ひねりの利いた多彩な野菜を取り合わせて、ワインも若干お高めのライン。
下町と山の手みたいな感じでキャラは異なりますが、どちらも良いお店
だと思います。