ボリューム満点､美味しいバッテラに巻物･揚物。 : すし鮮 呉店

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金曜､仕事絡みの実家帰省。翌土曜の夜､アニキとおかんで外食。前2回のアニキチョイスは､いずれも全国チェーンの残念な店だったけど､今回は｢高級寿司に行こうか｣！おぉ！…｢回転だけどな｣。ってことで車で呉駅。駅の海側､ゆめタウン･呉中央桟橋に向う手前､大和温泉物語の先にある｢すし鮮 呉店｣。

100均じゃない分､高級ってか。でも18時､店の外まで待機客が溢れてる。土曜の夕方､そらしょうがないか。こう言う時は､ダッシュで待機者リストに書き込まなきゃね。手動の重いドアを入って風除室脇の仕切り役女性スタッフに声がけ。お子さまはいらっしゃいますか？ボックス席がいいですか？カウンター席？要望を手書きリストに代筆してくれて､機械印刷の順番待ち番号シートも渡される。

なぁんだ､入力機械もあるんじゃん。接客の一環ってのもあんだろうけど､客セルフにしないのは､店内入口周りにスペースがあんまりないからかな？ちなみに手書きリストをのぞくと10組ちょっとの待ち。30分ってとこかな？と予想しつつ､店内のWaitingシートで待機。

明るい店内で､高めの天井に､カウンター10席､4人BOX左右に6つずつ。大漁旗デザインのハッピのスタッフ。膝まずいて客へ利用方法説明とか､もっと薄暗かったら海鮮居酒屋でも通じそうだね。ただ客の回転はあんまり良くない。結局､待ち45分でカウンタ－に誘導。

でも待ってる間に眺めてたら､単純な握り寿司じゃない皿が､結構､回ってて､ボリュームたっぷりの揚物とかお造りとか､食事としても面白そう。つい長居しがちなんだろう。まずは国産玄米茶の粉でお茶をセルフ。それから卓上には､ガリと､生わさびチューブに2種の醬油。西の味(関西風甘口)と東の味(関東風辛口)。

注文は注文表に記載して頼むんだけど､ここは回ってる皿も鮮度が良さそう。普段､回転寿司じゃ絶対しないけど､ついついレーンに手が伸びちゃう。最初に取ったのは､★海鮮巻き240円。まぐろ･サーモン･海老･玉子に青魚。これが大正解！バラバラ感が全くなくってシャクシャクキュウリの食感以外は､メインの具材が､よ～く馴染んでまとまってる。これは美味しい。

とアニキ､｢ここは★ばってら240円が美味しいんだ｣と回ってる皿を俺の前に。でも流石に勧めるだけはある。このバッテラも凄い。まずはボリュームたっぷり。実際､食い切れなかった､おかんの残り1貫と併せて3つ食べちゃったから､これだけでも結構､腹が満たされちゃう。

でこのバッテラ､塩〆と酢〆の二段仕込みとかで､メッチャ分厚～い鯖なのに､まるでマグロを食べてる様な､繊維質をそう感じさせないしっとりした食感。んでまたこれが旨味たっぷり。こりゃクセになるわ､かな～り美味い！もう海鮮巻きと､ばってらのこの2品だけで､リピート確定！充分､満足。

お次は記入リストでの注文品。先客達数組が頼んでて､美味しそうだった揚げ物。三日月状の器で､●いか下足天ぷら180円。この量でこの値段､これもお得ぅ～！新鮮だからか噛み切り難いってこともないし､油っぽさもほぼないから､案外､あっさり。

うぅむ､ここの揚物､侮り難し！ただ先客注文の揚げ物はもっと大量感があったから別物？これもアニキが回ってるのをチョイス。すり生姜乗せの煮込んだタマネギみたいなイカ。■真いか沖漬け130円？手が込んでるのに最安値皿だし､コリっとした食感で美味しい。

おかんが半分食べてと回って来た､レモン添えの▲炙りいわし？180円。当然､100円寿司の比じゃないけど､これはまぁ普通。お次､またまたアニキが勝手に取上げた●上まぐろ290円。｢マグロも美味いんだ｣。確かに！ちゃんとマグロの味がするねっとりした美味しい一皿。まぁ100円回転の3皿分ならね､とも思うけど､100均のマグロはやっぱマグロじゃないわね。

もう1皿､リストで注文済だった揚げ物。■手羽先から揚げ240円。手羽としたら普通っちゃ普通だけど､ぷっくり肉厚で､熱々ジューシー。またザクザク衣も美味しいし､油も後を引かないアッサリ系。これもなかなかどうして。でも先客が食べてて､凄いボリュームに見えたのは､若鶏竜田揚げ290円だったみたい。次があったら絶対食べたい。けどゲソも手羽も美味しかったから､まぁいいか。

ってことで普段の｢かっぱ寿司｣の小ぢんまりしたシャリじゃないから､この段階でほぼ満腹。他にも面白そうな皿がいくつもあるから､結構､心残りだけど､ラスト1皿ってことにして､海鮮巻き､注文表で依頼。がタイミングが悪かったか､1から作ってて､中々出て来ない。

で待ってる間に満腹感も増してくる。よっぽど､もういいですって言おうかと思ったところで､ずっしり量感たっぷりの太巻き2貫。一瞬､食えないかも…と不安が過ぎったけど､美味しいものはそんな思いもかき消しちゃう。ペロっと完食！余計な心配だった。

結局､待ってる間にNETでチェックした呉店創作の炙りサーモンレッド/ブラックとか､フェアーで前面出ししてる桜鯛とかも食べなきゃって思ってたけど､全く手が出ず､ご馳走様。3人で18皿(内11皿は240円)､4456円(＠1485)。もちろん100円回転の倍程度はするけど､満足度は倍以上。特に俺の好きな巻物･ばってら･揚げ物に隙は無し！回転すし鮮､気に入った！80点。

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すし鮮：西条店･呉店･三原学園通り店。※呉店は2003年オープン運営：1949年､庄原で創業した西田鮮魚店が母体の鮮コーポレーション(株)。｢すし家族｣として広島県北中心に展開していたが､1999年､本格回転寿司として､すし鮮西条店を開店。ファミリー回転寿司からグルメ回転寿司へ転換を図る。｢すし家族｣は順次閉店し県沿岸部に｢まるごと海の幸｣の｢すし鮮｣と､｢匠の技 匠の心｣を売りにした｢すし辰｣(5店舗)に置き換え。