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自由軒@2017年03月22日(水)の晩ごはん
福山市に行くのなら絶対に寄っとかなきゃ!!って言われていたのが
「洋食・おでん 自由軒」さんです。
「洋食・おでん 自由軒」って洋食とおでんが並列に冠さられている
という不思議なネーミングです。このお店は戦後の屋台から出発して
この場所に開業したのは昭和26年(1951年)なんだそうです。
毎日、昆布と鰹節で出汁をとる「おでん」は創業当時からの看板メニュー!!
また初代は洋食のコックさんだったそうですからここの洋食と冠したのは
矜持だったのかもしれません。 店内に入ってみましょう。
案の定、店内は満席です。コの字型のカウンターは20席ほどですが
会社の同僚らしき仲間連れ、若いカップル、女性のひとり客。どちらでも
満面の笑顔が溢れています。陽気で楽しいお店です。
しばらくはカウンター手前の丸椅子に腰掛けて席が空くのを待ちます。
その間に店内のお品書きを見渡しますが、これは驚くほどの品数です。
しかも魅力的なメニューと値段です。
反対側の壁にもびっしりとお品書きがあります。その中には押しピンで
折りたたまれたものもあります。昼の11時から夜の10時までの営業なのです。
押しピンで伏せられたお品書きは昼の営業のうちに売り切れたものなのかも
知れません。なんてあれこれ店内を気にしていると、ようやく席が空きました。
幸いなことに、真正面に厨房が見られる位置に席が取ることが出来ました。
そして、この女性従業員さんがとにかく素晴らしいんです。明るく快活な接客です。
軽快なリズム感があるんです。「なにを飲みますぅ~?」「えぇ焼酎をお湯割りで」
「梅干し、入れときましょうかねぇ」「はい!!お願いします。」って調子で会話が弾みます。
「なに食べますぅ?」「きもテキが評判ですよね?」「それいっときますね。」って
これが評判の「きもテキ」です。そうレバーステーキです。
ケチャップの味付けがしっかりしていて臭みなんてほとんどありません。
苦味のある柔らかいレバーを口に含んだまま焼酎でゆっくりと流し込み
後味を愉しみます。
続いて「牡蠣フライ」です。もちろん揚げたて熱々。ここは広島ですから
その大きさはご覧の通り!! 味は言うに及ばずです!!
カリっとした歯応えののちに牡蠣から旨味と苦味が溢れ出してきます。
この冬は牡蠣を食べる機会が少なかったのでいっそう美味しく感じます。
「おでんの大根」です。これが美味い!! 鰹節と昆布の出汁で煮た大根だけでも
美味いのに、この味噌ダレですよ。この味がじつにおでんに合います。すばらしい!!
この味噌は備後の府中味噌をベースにして胡麻、陳皮、芥子、麻、山椒などを
加えているのだそうです。(これに唐辛子を加えれば七味唐辛子ですね)
とにかく、大根本来の美味さを引き出した出汁の淡い旨味と
タレの深い味わいが素晴らしい。縦に包丁が入っているのは私たちが
二人連れのせいでしょうかね?そんな気配りもありがたいものです。
「ポテサラ」です。居酒屋の実力を知るのは「ポテサラ」に限る!!という
説に従うなら、この店の実力はたいしたものであることに疑う余地はありません。
ポテトをねっとりとすり潰したタイプです。すっきりとした味付けです。
春らしいものをということで「菜の花」を注文します。
「お浸し」か「天ぷら」を選べるのですが「菜の花天ぷら」にしてもらいます。
パリっとした衣の甘味とほんのりとした菜の花の苦味で焼酎がすすみます。
「ロールキャベツ」も食べたかったもののひとつです。鳥挽肉を丁寧に
キャベツで巻いておでん出汁で煮込み、さきほどの味噌ダレをかけます。
この味噌ダレは万能だなぁって感動します。食材の淡い味を
存分に活かす力があります。本当に美味しい!!
焼酎の湯割りは3杯目が空きかけていますから、そろそろ〆ましょう。
〆は「オムライス」って来る前から決めていました。美しく輝いています。
二人で食べますから真ん中からサクリと切り分けます。
ケチャップの甘酸っぱい香りがフッと立ち昇ります。スプーンで口に運ぶと
その香りがいっそう強くなると同時に玉子の甘さとライスの旨味
ケチャップの酸味などが渾然一体となって思わず笑顔になってしまいます。
そうここの店内に入って以来ずっと笑顔だったなぁってあらためて気付きました。
お店の雰囲気・従業員の応対・客の様子、そしてなにより美味しい料理の
おかげで笑顔が絶えないのです。いいお店です。
近所にあったなら昼呑みなんて贅沢も出来そうです。
次回も福山市に来ることがあったなら必ず立ち寄りましょう。
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
記事URL:http://blog.livedoor.jp/docca0312/archives/70225556.html
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魚菜っ葉
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店名 |
自由軒
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、おでん、洋食 |
お問い合わせ |
084-925-0749 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR福山駅より徒歩5分 天満屋(デパート)南側 福山駅から355m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
15席 (1階カウンター約15席(2階座敷は利用を停止している。)) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
1951年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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「おかえりなさい!」って声に迎えられるのは福山市の「自由軒」。
福山市内に泊まる際には必ずお伺いしているのですが、今回は2年ぶりでしょうかねぇ。
暑い1日でした。新大阪駅から新幹線に乗る頃には喉の渇きを感じていたのですが水分を我慢して(熱中症になるぞと叱られそうですが)ここでの一杯を文字通り渇望していたのです!
カウンターに座るなり「瓶ビールください!」
そして「冷奴に、ポテサラ!」ここまでは新幹線の中で想定した通りです(笑)。
冷えた豆腐に醤油を掛けられると
削り節とネギをたっぷりと加えらた後に
カウンター越しに渡してくださいます。
割り箸でズブリと割って口に運ぶと…もちろん塩っぱいのですが、これを冷たいビールでゴクゴクと飲み干せば…うーむ!生き帰ります。
そして、冷蔵庫から取り出されたのはポテサラです。
このポテサラはミッシリタイプ。丁寧に潰されたポテトの中には玉子、ハム、キュウリが練り込まれています。ここのポテサラはボクの中のポテサラランキングの最上位です!
さっきまで力なく丸まっていた背筋が伸びます!
さて、次は?
名物の「レバカツ」が定番ではありますが…ここはもう一つの名物「ロールキャベツ!」をチョイスします。
刻んだタマネギを練り込んだ鶏つくねをキャベツで包んで、おでん出汁で浅く煮込んでいます。
キャベツの甘味と鶏肉の旨味、そしてトドメの味噌ソース!
この三味一体(三位?)はまさに天才的です。
ロールキャベツが無くなってもなお、皿上に残った赤味噌ソースを箸先ですくってしゃぶりながらビールが飲めます!
精気を失っていた顔に赤味が増してきたのが分かります。
…少し酔ったかな?(笑)
「すみません!麦焼酎をロックで!」
ここまでで、ずいぶんとお腹も気持ちも満たされてはいるのですが…
「アスパラ天にしましょう!」アスパラは旬ですものね。サクリと揚がったアスパラ天は期待以上の美味しさです。
シャキリとしたアスパラに含まれた甘味が口中で弾けます!
天ぷらは蒸し料理だと言われますが、まさにその通りです!とにかくアスパラのもつジューシー甘味が1滴さえも逃さず薄いコロモに包み込まれています。
これに粗塩を僅かに付けていただくと口中で旨味が大爆発するのです!
…なんか、だんだんと鼻息が荒くなっているようです!
そして〆の「オムライスください!」
と告げるとカウンターのおかあさんがニコリと笑います!
これもこのお店の自信作なんです!
そして、ボク史上最高のオムライス!
たまごの巻き具合はしっとりと優しく、
かと言ってやわらか過ぎず、薄過ぎず。色美しく!
ライスの具材はチキンとタマネギです。
このケチャップライスがフンワリと出来上がっているのです!
どうやったらこんな芸術的なオムライスが作れるんだろうと感動さえしてしまう出来上がりです。
素晴らしい!
あぁ〜!肩の力が抜けてすっかりリラックス出来ました。
こうして暑い夏の1日が終わります!
さて、お勘定をお願いすると…なんと3,000円でお釣りがあります。安い!
相変わらず安過ぎます!