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食べログ 中国料理 WEST 百名店 2023 選出店
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店名 |
恵比須軒(えびすけん)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
中国料理 百名店 2023 選出店
食べログ 中国料理 WEST 百名店 2023 選出店 |
ジャンル | 中華料理 |
予約・ お問い合わせ |
082-292-7756 |
予約可否 |
完全予約制 先ずはお電話でお尋ねください |
住所 | |
交通手段 |
土橋電停から徒歩2分 土橋駅から94m |
営業時間 |
|
予算 |
¥6,000~¥7,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T4240002020588 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
頂いておりません |
席数 |
24席 (8人掛けテーブル✖3卓) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 24人 |
個室 |
無 全面囲むカーテンで、仕切っています。 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 店外に灰皿あり |
駐車場 |
無 近くのコインパーキングをご利用ください。 |
空間・設備 | バリアフリー、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
お子様連れ |
子供可(未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 お子様連れのお客様は、土曜日、日曜日のご利用が |
オープン日 |
1982年 |
備考 |
ご予算は消費税込みで六千六百円~後はご予算に応じて |
お店のPR |
家族3人で営む、コース料理のみのお店です。焼売のお土産用始めました(10個1,000円)
1982年開業今年で41年になります。ピーナッツ油を使用したアッサリした食べやすい |
初投稿者 |
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広島の中心街から少し外れた土橋に昔からある広島では名の知れた中国料理店「恵比須軒」。
私が初めて訪れたのは30年以上前、長期出張で滞在中に、行きつけのバーのオーナーに連れて来られた。
その頃の「恵比須軒」はまだ「街場の中華料理屋さん」という感じだったが、当時から個性的な料理を出していて「只者ではない」雰囲気は醸し出していた。
結局、滞在中に何度か訪れ、広島を離れてからも来広の機会が有れば時々、最近は2~3年に一度ぐらいのペースで訪れている。
「恵比須軒」はその間に、夜は予約制でコース料理のみになり、昼の営業はなくなり、夜の営業中でもいつも「準備中」の札が掲げられるようになった。
料理もどんどん進化?していって、当初は3,000円ぐらいで一端の料理を出していたものの、いつの間にか高級料理を売りにするようになり、ある時には、北京ダック風の「ヘビ」やら「ラクダのコブ」といった珍品や、「熊の掌」といった超高級素材の料理が出てきた事もあった(その割には目が飛び出るほどの値段ではなかった)。
また広島にも頻繁に行くようになったここ十数年は、予約時に「何か面白いものありますか?」と聞くと、例えば「上海蟹を付けてひとり12,000円でどう?」という形で提案してくれるので、調子に乗って人生3度目の「熊の掌」までエスカレートしてしまった(笑)
デザートでも、中国の宮廷料理のお菓子「サンプーチン(三不粘)」が出てくるようになった。
「サンプーチン」は、材料こそ卵と砂糖と片栗粉など単純だが作るのがとても難しいようで、他の店ではめったにお目にかかる事が無い。
日本では吉祥寺の「竹爐山房」で食べたことがあるくらいだ。
こちらの店の「サンプーチン」は素朴な味でとても美味しい。
今回は、地元の協力会社のスタッフとの会食だったので、通常の8,000円のコース料理でお願いした。
それでも、「北京ダック」や「松茸とフカヒレの姿煮込み」「サンプーチン」などが含まれ、他には「前菜」「ソフトシェルクラブ他二種の揚げ物」や「渡り蟹の卵白炒め」や「大和シジミのスープ」「豚肉の煮込み」そして最近気に入っている「タイ米(ジャスミン米)の炒飯」などとてもコスパの高い料理内容だった。
料理は相変わらずとても美味しくて個性的だ。
ただ、事前予約制になったせいなのか構えたお客さんが多いようで、昔のように皆で(時には他のお客さんも交えて)ワイワイ賑やかに食べる雰囲気ではなくなった気がする。
今、新たに店を訪れる人には当たり前かもしれないが、昔の「恵比須軒」を知っている人間からするとちょっとだけさびしい気もする。
でも、ホールでは昔からちっともに年をとらない女将さんが元気な笑顔で出迎えてくれる。
また美味しくて個性的な中国料理が食べたくなったらお邪魔します。