アフタヌーンティールームのパフェ : アフタヌーンティー・ティールーム シャレオ店

　渋皮栗と紅茶のパフェは、パフェの1種。
「モネ 連作の情景」展とのコラボ商品。
　数量限定商品との事。
　容器に、紅茶と青りんご風味の2種のゼリー、ベリーやオレンジ等のフルーツ、アールグレイホイップ、フィアンティーヌ、渋皮栗アイス、マロンクリーム、2種の栗（甘露煮とマロングラッセ）を盛っている。
　容器の中のゼリーとフルーツはモネの晩年の代表作である「睡蓮」、上のマロンクリームは「ジヴェルニーの積みわら」をイメージしているという。
　上の部分はモンブランそのもので重厚感がある一方で、下の部分は透明なゼリー（パフェから容器の向こう側を望める）を使って瑞々しいあっさりとしたものになっていて、2種類のデザートを1度に味わえた。
　パフェ好き、モンブラン好きからすると頼まずにはいられないパフェ。

　ローストチキンとレモンのクリーミーカレーは、フードメニューの1種。
　8種のスパイス、アーモンドミルク、ヨーグルトで仕上げたカレーで、レモンマーマレードを隠し味にしているという。カットしたフレッシュなレモンが添えられているので、好みに応じてレモン汁を絞っていただく。和風ではなく、エスニックな味わい。辛さはある事にはあるが、非常にマイルド。
　ローストチキンは、蜂蜜レモンを漬けたものローストしてトッピングしている。びっくりする程柔らかい。
　グリーンサラダ、2種豆のクスクスサラダと、ローストしたスパイシーポテトと、ビーツのマリネを添えている。非常に見栄えの良い一皿。見栄えだけでなく、野菜や肉のバランスも良い。
　楕円形の皿は、結構大きいので、ボリュームもかなりある様に見えるが、実際にはそれ程でもない。店の利用者はほぼ全て女性なので、がっつり食べたい、というのは少ないからだと思われる。

　ハニーレモンのかき氷パフェは、当店が提供するパフェの1種。
　夏季限定商品らしい。
　容器にフィアンティーヌ（薄く焼いたクレープを砕いたもの）、かき氷、ミルクジェラート、レモン風味のホイップクリーム、レモンゼリーを盛り、ハニーレモンソースを掛け、レモンスライス、キウイスライスをあしらっている。
　パフェとかき氷という、洋と和の夏のデザートを掛け合わせている。
　レモンという、パフェではあまり使わない食材を使っているのが、最大の特徴。
　ハニーレモンと名乗るだけあって、酸っぱさは控えめ。

広島市中区のアフタヌーンティールームのパスタとケーキ　[飲食店][編集]広島市中区のアフタヌーンティールームのパスタとケーキ

　広島市中区の地下街シャレオにあるアフタヌーンティールームの店舗。
　その名の通り、アフタヌーンティーを主体としたメニューを展開。
　カフェではあるが、ワンランク上の雰囲気。
　敷居が高い感じがするが、入ってみるとごく普通に利用出来る。
　店内は広く、ゆったりとしているものの、席数もそれなりに確保されていて、かなりの人数が座れる。
　ランチセット、パスタセット、ケーキセット等、セットメニューが多い。
　ただ、ドリンク類（特に紅茶）はこだわりのものを使っているらしく、少々高め。

　揚げナスとベーコンのトマトソースパスタは、当店が提供する季節のパスタ。
「季節のパスタ」というからには、今食べないと次に訪れても食べ逃してしまう事になる。
　その名の通り、揚げナスとベーコンをトマトソースで和え、パスタと絡めたもの。
　通常トマトソースでは挽肉が使われるが、ベーコンの使用により塩気と歯応えと風味が増している。ナスも、揚げる事によって歯応えと風味が増していて、トマトソースの酸味にも負けていない。
　パスタは当然ながらアルデンテだった。
　ドリンクとパン付き。パンは、温められた状態で出された。バターが提供されなかったのが不思議。

　マンゴーとパッションフルーツのショートケーキは、季節限定のケーキ。
　ケーキ生地でパッションフルーツのムースとマンゴーを挟んでいる。
　通常、ケーキというとホールからカットして皿に盛るが、このケーキはケーキ生地やムース等の素材を個別に皿に盛ってケーキとして仕上げた感じ。したがって、テイクアウトは無理そう。
　こういうケーキもあるのか、と新たな発見をした感じ。
　チョコソースのほろ苦さ、パッションフルーツの甘酸っぱさ、マンゴーのねっとりとした食感が相まって、これまでにない味を出している。

　アールグレイは、当店が提供するドリンクの1種。
　パスタのドリンクとして注文。
　スパイスの香りが強く、好き嫌いがあるかも。紅茶は元々インドが原産なので、自分としてはスパイシーなのは当然だと思うが。
　ポットで提供され、2杯は飲める