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流川加餐
流川慕情
金曜日の夜です。
広島です。
今夜はラッコの愛する【割烹 白鷹】さんにお伺いしました。
瀬戸内を中心とした地魚、中国山地の牛や猪、広島の地酒や銘醸ワインの揃うカウンター割烹です。
予約時間の六時に訪れると、すでにご常連と思しきカップルがひと組。
ラッコは浅野ゆう子さんにクリソツな美人女将に『生ビールね』と呟き、カウンターの真ん中に座ります。
程なくすると続々とお客様が現れ、六時半には十二席が埋まりました。
さてさてそれでは本題です。
いただいた内容は以下の通り。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。
<まとめ>
帰省したら、やはりこちらのお店は外せません。
きっと、味付けが口に合うんでしょう。
我儘な舌が癒されるとともに、それに加えて耳まで優しく撫でられます。
それは花板の歩く音。
♪カタッ、コトッ、カタッ、コトッ♪
下駄の乾いた音はなんとも心地良い!
<いただいたお料理>
お任せのコース仕立てもありますが、ラッコは花板と相談しながらアラカルトで注文。
今夜はなんと言っても白甘鯛の松笠揚げ。その分厚さと肉繊維の歯応えに大満足。
目当てにしていた虎河豚は、テッサがなかったものの、白子の炙りと唐揚げが楽しめ、これも納得のお味でした。
⚫︎お通し:菜の花のお浸し
⚫︎空豆:塩茹で
⚫︎慈姑:唐揚げ
⚫︎お造り:
・鮃
・縁側
・赤ウニ
・しめ鯖
・赤貝
・九絵
・甲イカ
⚫︎赤貝:肝、鰻のタレ炙り
⚫︎虎河豚白子:炙り
・酢橘
・黒豆
⚫︎渡り蟹:蟹酢、紅白なます
⚫︎虎河豚:唐揚げ、酢橘
⚫︎白甘鯛:松笠揚げ、黒豆、酢橘、八幡浜
⚫︎鰻:
・白焼き
・蒲焼き
・干し柿チーズ
⚫︎牛スジ煮込み
⚫︎干しこのこ
⚫︎せとか
<お酒>
・生ビール:一番搾り
・白鷹:純米大吟醸、極上、西宮
・賀茂鶴:特別本醸造、熱燗、東広島
・龍勢:和みの辛口、竹原
・ASATSUYU:ハーフボトル、SB
流川一酌散千憂
水曜日の夜です。
広島は流川です。
母の白内障手術、父のなんとなくボケ状態、自身のこの先の身の振り方・・・、ほんの身近な一例ですが、還暦過ぎの浮世にはさまざま憂いが横たわっているのもまた事実。
愛妻が他界してはや九年、ひとりでなんでも出来るもんね、なんて呟いていた強がりも、ホントに単なる強がりだと思い知る今日この頃。
ラッコの死に水をとってくれる優しい女子はいないかな、ラッコの皮ぐらいは残せるんだけどなぁ、アハッ\(//∇//)\
それはともかく、昨年末以来の帰省を果たしたラッコ。
ひとまず実家に顔を見せ、両親を安心させたあと、さあってと、おひとり様の時間。
足を向けたのは、アラカルトに応えるカウンター割烹の白眉、こちらの白鷹さん。
ガキンチョの頃から今は半ボケの父に『お前もここで呑めるようになったら一人前なんじゃけえ、ノォ』なんて、勉強机に齧り付いてラジオを聴いていたラッコに絡んできた父。
広島の中途半端な空気が嫌で東京に出てきたラッコだけど、なんていうかなぁ、故郷は、やはり故郷。十八の頃までの記憶が走馬灯のように駆け巡ります。
還暦過ぎの今となっては、だからなに?、なんだけれど、そんな諸々のモヤーッとした霧を、ただの一酌と無駄のないお皿で癒してくださるのが、こちらの白鷹さん。
代替わりはされたけど、その遺訓、矜持、無益な飾りのないお皿の数々は、腕利の花板、焼き場を預かる当代に脈々と受け継がれております。
予約する際に『地物の松茸はあるかな?』と問うと、ううっ、と微妙なお応え。
だって一年前の志和だったけな、の松茸フライが余りにもウンマかったんですよね、アハッ\(//∇//)\
『揃うかなあ・・・』と苦しい胸のうちを吐露されたものの、お伺いしてみると『ちょうど昨日から仕入れができました。北海道産ですけど、すんません\(//∇//)\』と若旦那。
オッケー、オッケー、モーマンタイ。
自然が相手なんやもん、そりゃ、仕方ないがな!
白焼きと蒲焼きでいただいた鰻も、旬の太田川や汽水域の宇品の天然ものではなく、養殖とのこと。言われなきゃ正直分からないけれど、その分、お値段も昨年よりはお安い。
松茸も調理する前にキッチリと重さを測る念の入り用だし、そんな嘘のない姿勢に、やはり中四国ナンバーワンの流川繁華街で、永く暖簾を護る訳を再認識したラッコでした。
前置きが長くなりましたが、さてさてそれでは本題です。
いただいたお皿は以下の通り。コースも有りますが、アラカルトもオッケーです。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。
そしてご馳走さまでした。
<まとめ>
まさに杜甫の心持ち。
ふうぅ、一酌で諸々の憂いが消えました(^◇^)
<つまみ>
⚫︎お通し:
・南瓜の冷製スープ
⚫︎新銀杏
⚫︎きんぴらごぼう
⚫︎お造り:
・水イカ
・赤ウニ
・鯵
・鰹
・真鯛:昆布〆
・本山葵:吉和、極太
⚫︎鰻:
・白焼き
・蒲焼き
⚫︎牛スジ煮込み
⚫︎松茸:北海道
・フライ:イカリソース
⚫︎デザート:
・シャインマスカット
<お酒>
・プレモル:小瓶
・白鷹:純米大吟醸、兵庫、三杯
流川白鷹番外編
元旦です。
広島の実家です。
ちょっと錆び付いた広島弁ですが、折角なので全文広島弁でおおくりします。
昨日のぉ、三越のうえのさんで穴子丼を食うてからの、すぐ近くの白鷹さんで予約しとったお節料理をもろおたんよ。
ほんまええ値段なんじゃが、まあのぉ、暫くぶりの実家での年越しじゃけぇ、ちぃーと、奮発したんよ、のぉ。
タクシーで井口まで送ってもろおて、惣領息子の里帰りじゃ。はよぉいろうたがるオヤジを王さんの餃子と穴子入りの巻き寿司で宥めながら、紅白を見てのぉ、ほいでもって西条鶴の純大吟でとっとと眠らせたんよぉ。
そんでもって、元旦の朝や。
ええ陽気や。
お袋が鶏肉と丸餅のお雑煮をこしらえて、朝も早よから晩酌ならぬ雁木のスパークリングで朝シャンや。
今年米寿を迎えるオヤジもお袋も、ちいーとボケちゃぁおるけど、まあむあ健康で『ウマイ、ウマイ』となんでも食べて呑めるんじゃけぇ、まぁ幸せに思わんとのぉ〜。
ほいじゃあ、ちいーと前置きがなごうなったが、本題よ。
お節は二段重ねよのぉ。
何が入っとるかはお品書きの写真も付けたけぇ、それを見てぇやぁ。えっと入っとるけぇ、ひとつひとつ書けんのよぉ〜。
肝心の味付けじゃがの、どのネタもぶちウマイんじゃけぇ、ホンマよのぉ。
二十食だったか十食限定じゃったか、よぉ覚えとらんがの、数ヶ月前から作り込んで冷凍保存したような濃ゆい味付けとは、全然違うんじゃけん。
そうなんよ。むつこうな〜んよ。
さすが中四国ナンバーワン割烹じゃ。
中でものぉ、広島牛のフィレの味噌漬け、伊勢海老サラダに丹波の黒豆煮、熨斗鮑に車海老の旨煮はカウンターで食うとるのと変わらんのじゃけぇ。
ああっ、ええ元旦や。
そいじゃあ、そろそろいぬるかのぉ〜。
ひとつひとつのコメントはのぉ、写真のところに書いとるけえ、画像と合わして読んでくれたら嬉しいのぉ。
ほんで、ご馳走さんでした。
流川敬慕
火曜日の夜です。
広島は流川です。
ガキンチョの頃、チャリで走り回っていた流川界隈。当時も今もチョイと隠微な性の匂いが漂います。暴対法のお陰で、鉄臭い臭気こそ裏に引っ込みましたが、油断は禁物。酔っ払い過ぎるとお尻の毛まで抜かれちゃうかも、アハッ\(//∇//)\
そんな流川が好きなラッコは、いつも通り、こちらの白鷹さんにお伺いしました。
六時ちょうどに暖簾をくぐり、女将さんと花板、店主にご挨拶。最初の客のようです。
カウンターの真ん中に座ると、徐に竹籠を差し出されました。シダの葉をめくると、アイヤァ、なんとも立派な松茸様だこと。その隣にはやはり天然の大黒シメジが寄り添います。
『全て広島の地物なんですのよぉ〜』と女将。
『アイヤァ、これは早いもん勝ちですね。そいではこの松茸をキープしてください』と、メインの食材を確保したラッコは、ゆっくりと壁の板書きメニューを確認します。
さてさてそれでは本題。
いただいたものはアラカルトで以下の通り。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にご覧いただければ幸いです。
そしてご馳走さまでした。
<まとめ>
こちらの割烹はラッコのドストライク。
無駄な派手さや飾り付けは皆無。広島産を中心とした食材の地味と滋味を重ね合わせたその仕立てには、ただただ溜息の連続。
取り分け今夜は中国山地の松茸。
壁には天ぷらと有りましたが、図々しいラッコは『フライも出来ますか?』といきなりのビンボールを放ります。
『フライも美味しいですよね』と軽くいなす花板。
『ソースはイカリでっか?』と不埒なラッコ。
『広島はみなイカリですよ』とドヤ顔の花板。
『京味さんと一緒だぁ〜、アハッ』と喜ぶラッコ。
『半割にしましょうか?』と遠慮がちな花板。
『いやいや、一本、お願いします』と貪欲なラッコ。
見れば20cmは有りそう。傘も開いていないし、これは明らかに上物やねん。
『それでは、素焼きと土瓶蒸しとフライで』と満面の笑みの花板。
その余勢を買って『天然の大黒は好き焼きにでもしましょうか?』とこれまたメニューに無いナイスなご提案。
嬉しいわぁ。好き焼きなんて久しぶりやねん。
『ウナギも天然ものがぁ・・・』とにこやかな女将。
『おっ、蒲焼きと白焼きで』と間髪入れずに応えます。
カウンター割烹ではこの呼吸が大切。
程よく秋の食材を堪能し、広島の地酒を中心に凡そ三時間弱の垂涎の時間。
次回は年末か新春の睦月かな?
<アラカルト>
●お通し:
・柿の白和え
●お造り:
・真鯛
・水イカ
・しめ鯖
・生ウニ
●枝豆:名残り、向原産
●きんぴらごぼう
●松茸:広島産
・焼き:塩、酢橘
・土瓶蒸し:銀杏、鱧、三つ葉
・フライ:イカリソース、マヨネーズ、酢橘
●天然ウナギ:加計産、520g
・白焼き
・蒲焼き
●好き焼き:
・神石牛
・大黒シメジ:天然
●栗:山口産
・天ぷら
<お酒>
・ハイボール:角
・宝剣:純米、呉
・龍勢:特別純米、竹原
・賀茂金秀:特別純米、東広島
・神雷:純米、神石
・賀茂鶴:大吟醸、西条
流川彷徨
水曜日の夜です。
実家の広島に戻れば、白鷹。
こちらの割烹は外せません。
他店のように無意味な派手さも助平なあざとさも無く、素直で実直な味わいがことのほか口に合います。実は辛口のラッコの舌もワガママな胃も、こちらのヒトサラを口にしただけで、思わず半世紀前にタイムスリップ。
一言でお伝えすると、懐かしい味、なんですね。
ガキんちょの頃の柔らかい脳幹と海馬に刻み込まれた、広島の塩味、酸味、甘味、苦味、旨味の五味。
あの時あの頃のモノクローム色の情景とともに、その味わいがまざまざと蘇ります。
都内の名だたる懐石のカウンターにも座りましたが、こればっかりはね、故郷で培った味覚の足元にも及びません。
なんだろう?
そりゃあ都内の有名懐石もずば抜けて美味しいんだけど、でもそれは情景を伴わない二次元の美味しさ。
余韻が長続きしません。
ああっ、美味しかった、で終わってしまいます。
でも、こちらは違う。
いま、帰りの広電の中でスマホをタップしながらでも、あの鱧シャブのお出汁の旨味、お椀の牛肉の甘味、そしてお造りの醤油、それら全てが半世紀前にスパイクされた味の記憶を刺激し続けます。
次回はいつ帰省出来るかな。
秋か年明けの冬かな。
四季ごとに触れて震えたい衝動に襲われるラッコ。
そしてご馳走さまでした。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。
<いただいたお料理>
こちらはコース料理も有りますが、ラッコは壁の板を見ながらアラカルトで所望。当代や花板さんと会話しながら、その日の献立を組み立てる、それが好きなのかも。
ラッコが酒呑みで有ることをご存知なので、何も言わずにそっと出される珠玉のアテ、今夜は鱧の卵でした、でチビチビと名酒を舐める時間のなんと心地良いことよ。
●お通し:
・蒸し無花果:胡麻クリーム
●枝豆
●お造り
・鯵:山口
・赤ウニ:周防大島
・真鯛
●きんぴら牛蒡
●鱧:シャブシャブ
・鱧の骨と鰹節
●天然鰻:宇品
・白焼き
・蒲焼き
●鱧:卵
●鰊茄子
●牛肉と豆腐のお椀
●デザート
・幸水
<お酒>
・プレモル:生ビール
・神雷:純米、広島
・呉の土井鉄:純米吟醸、呉
・蒼天伝:特別純米無濾過、気仙沼
・白鷹:純米大吟醸、西宮
流川放浪
火曜日の夕暮れです。
実に二年振りの広島。
父母の元気そうな顔を見てちょいと安心したラッコは、ひとり意気揚々と流川を放浪。
閉じたお店も多いですね。
中四国随一の繁華街も、コロナの前では致し方ないのか?
予約していたのは此方の”白鷹”さん。
ラッコの琴線にズバリと食い込む、カウンター割烹の白眉。
六時ちょっと前に暖簾を潜ります。
ヅカ男系の天然美人女将が『お待ちしておりましたのよぉ〜』と、小首を傾げてご挨拶。一番奥のカウンターに案内され、一番搾りの小瓶をお願いします。
煮方、焼方、揚場などの火の物を預かるご長男の当代、お造りやデザートなどの生ものを扱う花板の方にもご挨拶。
『xxxさん、以前はいつ頃でしたっけ?』
『コロナの客船騒ぎの頃なので、およそ二年かな』
『ああっ、もうそんなになりますかね』
『オミクロンも漸く落ち着いたようなので、なんとか帰省できました、アハッ』
嬉しいですよね。
たかだか数回お伺いしただけなのに、なんだか心地良いなぁ。
昔、公務員の父親が良く言っておりました。
『お前も白鷹に行けるようになったら、まぁ、一人前じゃケェ、ノォ』
秘書課に勤めていた頃かな、東京から上級職の方達が出張でいらした際、お付きで何度かご相伴したとのこと。
どうもご指定だったようですね。
当時の白鷹と言えば、先代の技量と美人女将の接遇で、ちょっとゆとりのある出張族や先生と呼ばれる士族の御用達。流川で一番高いお店、でつとに名が通っておりました。
学生の頃にその話を聞き、いつかは俺も、なんて秘めたる想いを熟成させながら、初めて暖簾を潜ったのは数年前。
もっと早くにお伺いしておきたかったな。
亡き家内を隣に座らせたかったな。
ひとり垂涎のツマミと銘酒にまどろみながら、無い物ねだりの波に漂います。
それでは、いただいたものは以下の通り。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。
そしてご馳走さまでした。
<まとめ>
コースもお願い出来ますが、やはり壁に下がった板を見ながら、食べたいものをひとつづつお願いするのが宜しいかも。
予約時の電話で、宇品の天然ウナギが食べたい、太田川の天然鮎は、宇部の赤ウニは、なんて希望を伝えると、可能な限りお答えしていただけるかと思います。
●前菜:
・デベラの炙りと分葱の卵焼き
●酢の物:
・地物の赤海鼠。紅葉おろしと大根おろしで
●茹で空豆:
・注文してから切り口を入れ、軽く湯がきます
●お造り:四点盛り
・ヨコワ(メジマグロ)
・真蛸
・真鯛:昆布〆
・〆鯖
●鯵の南蛮漬け:
・中サイズの鯵を焼いてから揚げて漬け込みます
●鰻:
・地焼き、蒲焼き
●きんぴらごぼう
●葉山葵甘酢漬け:大根
●牛スジの煮込み:
・鰹節、ウルメイワシのお出汁
●唐墨餅
●天ぷら:
・キス、春野菜
●デザート:
・せとか
<お酒>
●一番搾り:小瓶
●賀茂鶴:極、超辛口吟醸、東広島
●白鷹:生酛本醸造、生原酒、西宮
●龍勢:和みの辛口、特別純米、竹原
●宝剣:超辛口、呉
お酒は四合
流川流浪
水曜日の夜です。
実家を訪れ、今年八十五を重ねる父母に元気な顔を見せます。久しぶりに母の手料理を愉しみ、軽くお昼寝。
午後遅くに一人、亡き家内を納骨しているお寺にお伺いしました。洗礼を受けたカソリックでは有りますが、教会の納骨堂に空きも無く、後々のことを考え、実家の菩提寺に永代供養をお願いしております。
チーーーン。
おりんの響きが心に沁みます。鼻の奥が熱くなります。目尻から汗が滲み出てきました。
ふう〜っ、本川沿いを一人漂い、ひろしま美術館に辿り着きます。
美大出の家内はその収蔵品に感激し『この美術館があるなら、リタイヤ後に広島に住んでも良いよぉ〜』なんて約束しておりました。
はああっ、また目頭から汗が滲み出てくる・・・
著作権の問題がない絵画の写真を最後に付けましたので、よろしければご覧になって下さい。上野の西美や倉敷の大原に並ぶ名画が、何故か此方にあるんです。
さて、本題。
宵闇も迫り、これからお仕事の夜の蝶々を横目に見ながら、今夜の一人のみの小料理屋に到着。
帰省すると外せないお店です。
先代の超絶美人女将に聞けば、昭和34年に先先代の女性がこの地で創業。今は先代に嫁がれた女将の息子さんが焼き場を担当、腕利きの板長も揃え、盤石の体制です。
いただいたものは以下の通り。
全てが口に合います。
コメントは写真に添えておりますので、そちらもお読みください。
お酒の種類もケンゾーエステイトや山崎の12年、地酒に加えて全国の銘酒が勢揃い。次回は夏のお盆前にお伺いすることを宣言し、夜の街を彷徨う小デブ。
そしてご馳走さまでした。
<つまみ>
●お通し:鰆の南蛮漬け
●空豆:ボイル
●刺身盛り合わせ:
全て地物です。熟成では有りません。締めて八時間を目処に計算された仕込み。従い白身は慣れ親しんだコリコリ感が残ります。山葵は県境の吉和産。
・水イカ:撮影漏れ
・鰆:撮影漏れ
・鮃:撮影漏れ
・赤貝:紐付き
・真鯛:昆布〆
・ムラサキウニ
・赤貝の卵巣:照り焼き
●渡蟹の酢の物
●きんぴらごぼう
●干しこのこ
●真鯛の腹身焼き
●牛スジ煮込み
●黒豆のアイス最中
●せとか
<お酒>
・マスターズドリーム
・龍勢:和みの辛口、竹原
・宝剣:限定超辛口、呉
・亀齢:特別純米原酒、西条
・五橋:純米吟醸、二月四日搾り、岩国
・賀茂泉:純米吟醸、二月四日搾り、西条
・白鷹:令和奉祝
・白鷹:極上
お酒は計四合くらい
流川耽溺
祝日の夜です。
広島の流川です。
寒い。今夜は寒い。しかも降りしきる冷たい雨。
五泊六日の旅にそんな重装備は持ち歩いておりません。サマーセーターでなんとか凌ぎます。
でもそんな天気の中、新装された原爆資料館には半袖ポロシャツの欧米系のYOU達が、傘をさしながら一時間待ちの列におとなしく並んでいます。
いくら基礎体温が高めとはいえ、半袖、しかもそれ一枚。やはり狩猟民族の体力は計り知れません。
記念公園から本通りのアーケード街を抜け、こちらに到着したのが六時前。
暖簾をくぐると先客がお一人。
ラッコは奥の板場の職人さんの前に座ります。
その左手では、二代目の親方が焼き場、揚げ場、蒸し場、煮方を差配し、カウンター全体を見回します。
『以前はいつでしたかねぇ?』と板場の職人さん。
『昨年の七月、あの豪雨被害の直後でした』とラッコ。
『今日も地物を揃えておりますので、ごゆっくりして下さい』と微笑む隣の二代目。
後ろを入れていない、ということだな。
嬉しい気配りに感謝しつつ、自分で三時間コースの組み立てを考えます。
こちらは、頼めばコース仕立ても用意されるのでしょうが、基本は割烹小料理屋さんなので、当日の単品メニューを見ながら、食べたいものを好きに選ぶ自由が有ります。
まさにラッコの流儀にかなう店。
地産地消が基本なのも嬉しいところ。
地酒に絞り、のんびり、マッタリ、流川の夜を過ごします。
いただいたものは以下の通りです。
コメントは写真とともにお読みください。
<お料理>
●お通し:蕨、筍、才巻、鯛の子
●衣被
●玉蜀黍
●空豆
●新牛蒡のキンピラ
●刺身:四点盛り
・〆鯖:牡蠣筏付きの鯖
・赤ウニ:山口
・蒸し鮑
・真子鰈
●太刀魚:塩焼き
●虎ハゼ(虎ギス)の天ぷら
●もずく酢
●カチョカバロの磯辺焼き
●紋甲烏賊と赤ウニ
●干しこの子
●オニギリ:紫蘇昆布
●お味噌汁:浅利
<お酒>
●マスターズドリーム
●白鷹:極上播州特A
●宝剣:特別純米生酒
●富久長:扁平精米純米
●亀齢宝亀:特別純米無濾過原酒
●八幡川:超辛口純米
●雨後の月:吟風咏月純米大吟醸大和屋別注
●賀茂鶴ゴールド
合計およそ五合
流川逍遥
金曜日の夜です。
広島は流川です。
中国地方随一の夜の街ですが、やはり豪雨災害の影響なのか、心なしか歩く人は少な目。
一年ぶりにお伺いしたこちらのお店も、関東からのお客様のキャンセルが、いくつか生じたようです。
六時前ですが、行燈が灯っていることを確認し、引き戸を開けます。
最初の客でした。板前さんの正面に座ります。
昨年は両隣を賑やかな方に囲まれ、一人静かに盃を傾けることは出来ませんでしたが、今夜はその願いも叶いそう。
レモングラスの香るキリッと冷えたオシボリで両手の汗を拭い、エビスの中瓶で取り敢えず、喉を潤します。
クゥー! アウーッ!
喉がゴキュゴキュ、歓声を上げている。
美味しいものを好きなだけ食せる健康体に乾杯。
いただいたものは以下の通りです。
全てオーソドックスな割烹料理の数々。トリュフやキャビアなどの外来ものは使わず、虚飾を排した仕上がりが、小デブの胃袋をつかみます。
今夜の食事で再確認しましたが、私はやはり保守的なのかも。
和の食材。それも地場産で織りなすその街の味が大好き。それが故郷の、子供の頃から舌が記憶している味ならこの上なし。
地産地消、万歳。
たいへん美味しくいただきました。
そしてご馳走さまでした。
<お料理>
●アコウの煮凍り:
瀬戸内産。関東ではキジハタかな。今が旬。チャンクした身も煮汁も美味い。柚子の香りがアクセント
●枝豆:
湯がきたて。割烹なので、当たり前ですが両端を綺麗に切りそろえています。瀬戸内の細かい塩を振りかけ目の前に。青い香りが鼻腔を突き抜けます。アッチッチー。つまむ指が悲鳴
●お造りの四点盛り:
白いか:
いわゆる剣先イカ。ソーメン仕立て。チョー、ネットリ。これは後から赤ウニと合わせよう
伊佐木:
肉厚、尻尾側の身なので、繊維が太く、グミュッっとした食感。鯛と似た旨味
真鯛:
切り口にキラリと光る脂。鯛は魚の王様です
鳥貝:
これも瀬戸内産。名残かな
●天然鰻の白焼き:
宇品の汽水域で網にかかりました。炭火なので皮目も身の表面もカリッカリで中身はシットリ。ゴーヤの煮物添え。肉厚で皮裏が甘い、さすが天然
●天然鰻の肝焼き:
太い。鮮度が違う。真ん中の白い部分は卵。これからマリアナ海溝への長い旅路。大事に卵を抱えて太田川から降って海に出たのに、敢え無く漁師さんの網にかかってしまいました。
卵はフワフワのスフレのような食感。舌の上で溶けました。まるで淡雪
●ウニホーレン:
ほうれん草を軽く湯通しし、雪印バターでソテー。仕上げに日本海側の山口の赤ウニを加え、軽くフライパンを一振り。
バターの塩味と黒胡椒の刺激で食べさせる一皿。何故か小学生の頃の家庭科の授業を思い出しました。もちろん、生ウニは入っていませんでしたが
●生穴子の炭焼き:
こちらも白焼きで。酢橘の香りとヤマモモの酸味が繊細な穴子臭とマリアージュ
●天然じゅん菜酢:
西条産。小粒だけどゼラチン質の面積が大きい。青柚子の香りも合う。酢まで全て飲み干しました。口直しに最適
●吉田牧場のカチョカバロ磯辺焼き:
炙ったカチョカバロはバターの香り。海苔は勿論、三國屋。伊勢丹や高島屋でも販売している西日本随一の海苔商店
●きんぴら牛蒡:
お野菜も摂らないと
●白イカと赤ウニ:
手巻きにします。メニューに無いのに所望してしまいました。だって絶対、合うもん。美味しいんだもん。
最後はこざらの中で混ぜ混ぜして味変
●フィレ肉の炭焼き:
100g単位で肉屋さんに真空パックをお願いしているそう。フィレとロースを見せていただき、脂の少ないフィレをチョイス。
牛は神石か三次で飼育されている、いわゆる広島牛。
●沢煮椀:
小デブの大好物。豚の背脂のコクが胃袋を刺激します。野菜は分かる限りですが、アスパラガス、シメジ、人参、牛蒡、大根、オクラ、椎茸、蓮根、モロッコインゲン、隠元、クワイ、アボカド、エノキ、水前寺海苔、じゅん菜、他にもまだ入っていそう
●トウモロコシご飯:
トウモロコシがある事を知り、ご飯に混ぜていただきました
●お漬物:
青ウリ、ナス、カブ、生食可能なカボチャ
<お酒>
●エビスビール:中ビン
●白鷹:純米大吟醸、灘
●賀茂鶴:大吟醸、西条
●宝剣:純米吟醸八反錦、呉
●八幡川:夏限定超辛口純米酒、広島
各一合なので計四合
流川漂流
木曜日の夜です。
生まれ育った広島です。
実家の両親に元気な顔を見せ、一人、平和記念公園、本通り、流川をブラブラ散策します。
八十を超えた二人のことを考えると、敢えてホテルに泊まります。
いざ実家に泊まると、部屋を掃除したり、布団を干し直したり、色々と面倒が生じますよね。私が帰った後に、ドォーッと疲れが襲ってきて、寝込まれてしまっても困るので。
それにしても広島は暑い。
ホテルで一休みし、再び、流川に向かいます。
まだ明るいので、中四国随一の繁華街に隠微な空気は有りません。
小デブが子供の頃は、仁義なき戦いシリーズの舞台。共政会と山口組。足を踏み入れる勇気は有りませんでした。
ちょっと古い路地のドン突きに、白鷹のロゴを発見。西宮の酒蔵と同じロゴマークです。
書体は分からないけれど、デザイン化された漢字は美しい。完璧なスタイル。意味は理解しないけど、漢字の墨を入れるYOU達の気持ちが良くわかります。
引き戸を開けると、着物姿も艶やかなお姉様が一人カウンターに・・・
おおっー、同伴。恐らく社長待ち。
さすが流川。
カウンターの中には、割烹着のおば様、若い板さんがお二人いらっしゃいます。
帳場を仕切る女将が奥から出てきました。
美人。典型的な瓜実顔。思わず背筋が伸びる小デブ。
牛田新町小学校の初恋相手のゆかりちゃんに似ている。鼓動が早まる。血圧も上がる。
いかん!
旅先での客死など、シャレにもならん。サイン・コサイン・タンジェントと算数を呟き、興奮するハートにブレーキを掛けます。
程なく、品位は薄口だけどマネーで補える社長様が現れ、同伴完成。
他に『センセー、先生』と、代議士だか医学部の教授だかを声だかに接待する社用族三名。
ご常連のご高齢夫婦(前夜は銀座のアリスで愉しまれたそうです)、お一人様の出張者、で満席となりました。
前評判から、しっぽりと一人で白鷹を愛でる雰囲気を期待して居たのですが、なかなかの賑やかさ。
理想と現実は一致しません。
でも一つ一つの料理は美味しかった。
割烹の醍醐味を味わえました。
いただいたものは以下の通り。
変わらず、食べ過ぎ飲み過ぎの贅沢な時間。健康に乾杯。
そしてご馳走様でした。
追伸:
親方が少しだけ顔を出されました。
脳溢血か何かで倒れられた後のリハビリ中とのこと。件のゆかりちゃんは奥様?まさかの娘さん?
<料理>
オシボリ:
レモングラスの香りが漂います。いきなりのジャブに早くもダウン寸前。
●お通し:
豆乳豆腐。スプーンもアイスペールで冷却済み。さすが、流川。
●衣被:
里芋の一種。手で摘んでツルッと押し出します。まるでゴリラの乳首。きな粉塩を振りかけます。
●枝豆:
作り置きでは有りません。注文を受けてから、その都度湯がきます。
●アコウ:
ハタの一種。高級魚。勿論瀬戸内産。アムッアムッと抜群の弾力。
●真子鰈:
尻尾部分を短冊で。瀬戸内産
●タイラギ:
平貝の別名。瀬戸内産。愛知より旨味が強いのは地元贔屓の錯覚か。
●戻りカツオ:
薬味は、揚げニンニクチップ、小玉ねぎのスライス、カイワレ大根、大葉と茗荷。紅葉おろしを乗っけて自家製ポン酢で。
●小鰯:
七回洗って鯛の味、と祖母が言うとりました。確かにその通り。今が生の旬。東京では冷凍しかないので、婆ちゃんの顔を思い出しながら、ウルッ、とする小デブ。別にゆかりちゃんの気を引いている訳では有りません。
お昼の寿司屋と比べ、鮮度も違えば手当も違う。
●赤ウニ:
聞かなかったけど、日本海側の山口あたりか、愛媛、もしくは徳島?
六種類のお造りをいただきましたが、薬味の本山葵がなんと、広島は中国山地の西のはずれに近い吉和町産。
調べたら、島根県益田市の匹見山葵が日本三大山葵の一つとのこと。距離も20km程度と近いので、その流れでしょうか。
●鯛の酒盗:
鮎の焼ける間、お酒のアテに出していただきました。
鯛の内臓です。全く臭みは有りません。強目の塩味が白鷹を引き立てます。
●鯵の南蛮漬け:
瀬戸内の豆アジと思いきや、かなりの大型。鰹出汁の効いた酢が小デブの舌をくすぐります。勿論全て飲み干します。
『あーら、綺麗なお皿だこと・・・』ゆかりちゃんの気を引けました。
●天然鮎の塩焼き:
地元の太田川産。小デブが子供の頃、泳いでいた川。
頭から丸齧り。皮はパリッと、身はシットリと。直火の遠火で時間をかけただけの逸品。
蓼酢も美味い。飲み干します。
●吉田牧場のチーズ:
カチョカヴァロの磯辺巻き。
まるでバター。自宅のフライパンで焼いて、アボカドに乗せると美味そう
●浅蜊の酒蒸し:
宮島の対岸の大野産。そういえばガキンチョの頃、潮干狩りをしておりました。
●天然鰻の白焼き:
広島湾であえなく漁師さんに捕まる。残念。マリアナ海溝まで帰省して、沢山産卵して欲しかった。
●沢煮椀:
25種類の野菜入りとのこと。判明したのは、ベビーコーン、人参、椎茸、大根、ジュンサイ、レンコン、エノキ、しめじ、ごぼう、クワイ、インゲン、アボガド、アスパラガス、ナタ豆、キュウリ、アロエ、水前寺のり、カブ、の18種類。
野菜ソムリエが隣にいれば良かった。
<お酒>
●山崎12年:ハイボール
●白鷹:特選 二合、灘
●宝剣:純米吟醸 二合、呉
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raccostar
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raccostarさんの他のお店の口コミ
店名 |
割烹 白鷹(はくたか)
|
---|---|
ジャンル | 日本料理、海鮮、郷土料理 |
予約・ お問い合わせ |
082-241-0927 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
広電本線胡町駅 徒歩3分 胡町駅から228m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
12席 ((個室4~6席)) |
---|---|
個室 |
有 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
ホームページ | |
備考 | |
お店のPR |
【ミシュラン2018掲載店】美酒、美肴を愉しむ。裏路地に佇む創業60年の歴史を紡ぐ名割烹
広島随一の繁華街、流川の裏路地に暖簾を掲げ約60年。市内でも最も古い割烹のひとつがここ【白鷹】です。その名は、前身である大正年間創業の万屋にあり、当時灘の酒『白鷹』を扱っていたことに由来しています。初代が創業時に灘の酒蔵までお願いに出向き、屋号を授かったといいます。その『白鷹』は、現在も広島の地酒とともに店の顔に。そんな酒と合わせるのが手仕事の光る料理です。美酒、美肴、空間が楽しめるお店です。 |
初投稿者 |
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金曜日の夜です。
流川です。
広島に帰省したら外せないこちら、【割烹 白鷹】さんにお伺いしました。凡そ二ヶ月ぶりのお伺い。
海のものも山のものも様変わりしているだろうな、なんて期待に胸を膨らませながら、中四国ナンバーワンの繁華街をゆらりと歩くラッコ。
六時前に暖簾をくぐり、凡そ三時間半の加餐を楽しみます。
さてさてそれでは本題。
いただいた内容は以下の通り。ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。
そしてご馳走さまでした。
<まとめ>
名残りの赤海鼠。このわたをトッピングして親子でいただきました。これはお酒を呼びます。
青梗菜の菜の花(菜花では無く)や土筆のきんぴら、花山葵に筍の木の芽和えなどに春を感じながら、地酒と白鷹で加餐に名を借りて養生。
広島牛のサーロインのシャブシャブで動物性タンパク質を補い、旬のど真ん中の周防大島産のムラサキウニのトロける甘さに朦朧。
やま幸さんから引いた勝浦の本鮪。血合いが美味いと花板が勧めるので、塩焼きでモグモグモグモグ。
ホンマや、ホンマに美味すぎる。
まったく嫌な臭みが無い。手当が素晴らしいのでしょう、やはりやま幸、さすがやま幸。
<つまみ>
⚫︎お通し:お浸し
・ウルイ
・菜の花
・蕨
・桜海老
⚫︎空豆
⚫︎酢の物:
・赤海鼠:瀬戸内
・このわた
⚫︎温かいお浸し:
・青梗菜の菜の花
・お揚げ
・黄柚子、胡麻
⚫︎きんぴら:
・土筆
⚫︎お造り:
・鮪:勝浦、やま幸
・真鯛
・赤貝
・ムラサキウニ:周防大島
・カツオ
・泥障烏賊
・赤貝:肝煮
⚫︎血合い:炙り
・勝浦、やま幸
⚫︎揚げ物:
・白甘鯛:松笠揚げ
⚫︎シャブシャブ:
・サーロイン:広島牛
・花山葵
⚫︎蕨:漬け
⚫︎筍:木の芽和え
⚫︎せとか
<お酒>
・一番搾り:小瓶
・龍勢:和みの辛口、純米、竹原
・宝剣:純米、超辛口、呉
・神雷:純米、神石郡
・白鷹:純米大吟醸、生原酒、西宮
・冨久長:純米吟醸、東広島
・白鷹:純米大吟醸、西宮
・鍋島:特別純米、鹿島
日本酒は四合くらい
3.55